羅漢は猫猫の父親!?物語のキーマンを徹底考察!【薬屋のひとりごと】

日向夏先生の小説「薬屋のひとりごと」をコミカライズしたサンデーGX掲載「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」はめまぐるしく動くストーリーと物語の中で生き生きと活躍するキャラクターたちが魅力の漫画。

薬屋のひとりごとの登場人物「羅漢」は最近存在感を強めている人物ですね。

今回は2020年2月19日発売の「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」の7巻まででわかった羅漢の素顔を考察します。

薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~のあらすじ

引用元:https://comics.shogakukan.co.jp/book?isbn=9784091575807

人攫いにさらわれ、後宮で下女として働くことになった猫猫は、持ち前の好奇心と薬の知識で宮中で起こる様々な事件の謎を解き明かしていく。個性豊かなキャラクターたちが関わり合い、悩み、成長していく、中華×ミステリー×ラブコメディーのストーリーです。

羅漢(ラカン)とは何者?

猫猫を助ける羅漢

引用元:https://comics.shogakukan.co.jp/book?isbn=9784091575807

羅漢は軍部の変態高官として登場し、回を追うごとに存在感を強めてきた人物。

壬氏が猫猫を身請けしたことでしつこく壬氏に絡んできていた胡散臭いキャラクターでしたが、話が進むごとに羅漢という人物の人間性や過去が明らかになり、共感できる人物へと印象が変わりました。

羅漢と猫猫の関係

羅漢から隠れる猫猫

引用元:https://twitter.com/herobunko/status/1198832434755751936

羅漢と猫猫は父親と娘、という関係で、猫猫の養父羅門(ルオメン)は羅漢の叔父にあたります。

猫猫は妓女に産み落とされてからは緑青館の人々に面倒を見られていましたが、羅門が途中から引き取って育て親として育てられたため、猫猫がおやじといって慕うのはいまだ羅門なのでしょう。

羅漢には昔心を寄せていた鳳仙(フォンシュン)という妓女があり、二人はお互いに思いあっていましたが、猫猫を授かったタイミングで運悪く羅漢は都から離れることになってしまいました。 3年後、娘ができていたことを知った羅漢が都へ戻った時には、もう鳳仙にも猫猫にも会わせてもらうことができず、それから10年以上も娘を引き取ろうと緑青館に頼み続け、はねのけられ続けてきたというのが猫猫と羅漢が親子でありながら距離がある理由。

羅漢は以前壬氏に、妓女の価値を下げ手に入れるために妓女を孕ませた、と言っていましたがそれは嘘なのです。実際は妓女が羅漢を手に入れるためにわざと子を産み落としたというのが正解で、羅漢が都から離れたことでその妓女の思惑がはずれて羅漢は妓女とも娘とも会えなくなってしまったのですから、羅漢には思わず同情してしまいますね。

大ヒットラノベ、待望のコミカライズ化!誘拐された挙句、とある大国の後宮に売り飛ばされた薬屋の少女・猫猫(マオマオ)。年季が明けるまで大人しくしようと決めていた猫猫だったが、あるとき皇帝の子どもたちが次々と不審死することを知る。好奇心と少しばかりの正義心、そして薬屋の知識を使い、その謎を調べ始めてから猫猫の運命は大きく変わって…? “なろう”発の大ヒット異色ミステリー、待望のコミカライズ登場です!!

羅漢の性格と悩み

壬氏の元を訪れる羅漢

引用元:https://twitter.com/herobunko/status/1198832434755751936

羅漢はもともと、人の顔が分からないという障害のようなものを持っていました。一部の人間は将棋の駒に見立てることで区別できますが、人の顔として認識できたのは鳳仙が初めてです。娘の猫猫の顔も認識することができ、それも猫猫に執着する要因の1つ。

何度緑青館の婆に殴られても娘に会いに10年以上も通い続けてきたのに、娘にとことん嫌われてしまうというのは何とも切ないですね。

そんな障害を持ちながらお家での家督も宮中での高官の地位も手に入れた羅漢は相当有能な人物といえるでしょう。しかし、そんな羅漢に叔父の羅門はかなり認めているらしく、それを嫉妬され猫猫にさらに嫌われるという可哀そうなおまけつき。

壬氏にちょっかいをかけていたのも、祭祀で起こされた事件にもいち早く気が付いて、猫猫が解決できるように関係する事件を調べるよう仕向けるという目的もあったので、猫猫があそこまで嫌う理由が分からなくなってきます。

羅漢が娘と仲良くなれる日は来るのでしょうか。

妓女鳳仙(フォンシュン)のその後

羅漢が夢中になった妓女鳳仙は羅漢が都から離れた後、絶望し娘と自分の指を切って手紙と一緒に羅漢に送るという呪いまでするほど追い詰められ、その後彼女は客から移された梅毒で床に臥せり、緑青館にかくまわれていました。もう、彼女にはハッピーエンドは望めないかと思われましたが、ここで思いがけず羅漢との再会を果たします。

猫猫を引き取ることをあきらめて緑青館の妓女を身請けすることになった羅漢は、そこで病に侵された鳳仙を見つけすぐに鳳仙を身請けすると決断。10年以上こじれていた2人はここでようやく結ばれることができたのですね。

羅漢の今後を考察

壬氏に娘を返すように言う羅漢

引用元:https://twitter.com/herobunko/status/1198832434755751936

鳳仙と再会を果たし、彼なりの幸せをようやく手に入れることができた羅漢はもう以前ほど猫猫に執着することもなくなるでしょう。今後も猫猫の親として、猫猫を助け、見守ってくれることを望みます。猫猫の安全を気にしたり壬氏との仲を気にしたりする親ばかな部分を見てみたいですね。

しかし、今回は惚れた妓女との再会を果たすというハッピーエンドで終わりましたが、彼女の病がもう治らないところまで進んでいてもう寿命が短いことを思い出すとなんだか複雑なところも。猫猫も羅漢を恨んでいたわけではなく、ただ単純に嫌っているだけなのが分かって余計に猫猫に羅漢のもとに戻ってあげて、と思ってしまう読者の心境。いつか、親子3人和解できる日が来ることを願っています。

ヒーロー文庫の大人気タイトル『薬屋のひとりごと』が、待望のコミカライズ! 中世の宮中で下働きをする少女・猫猫(マオマオ)。花街で薬師をやっていた彼女が、帝の御子たちが皆短命であるという噂を聞いてしまったところから、物語は動き始める。持ち前の好奇心と知識欲に突き動かされ、興味本位でその原因を調べ始める猫猫の運命は――…!?

まとめ

薬屋のひとりごとの重要人物羅漢を解説しました。

登場したての頃はだいぶ胡散臭いめんどくさそうな人物であると印象が強かったですが、話が進むごとにずいぶん苦労してきた人間味あふれた人物であることが分かりましたね。

羅漢の今後の活躍にも期待です。