BLEACHの物語開始時点で故人となっていた志波海燕、才能に溢れていたとされる彼は卍解を修得できたのでしょうか?
そこで今回は、
- 志波海燕の卍解は登場したのか
- 志波海燕の基本情報
- 志波海燕の死因
など、志波海燕にまつわることについて紹介していきたいと思います。
目次
志波海燕の名前の読み方と卍解は登場したのか?
名前の読み方は「志波 海燕(しば かいえん)」です。
残念ながら作中で志波海燕の卍解は登場していないのですが、真中霊術院の入試に一回目で合格、二年で卒業するなどして天才と呼ばれている彼ならば、卍解を修得していても不思議ではありません。
志波海燕と同じように天才と呼ばれた、
- 日番谷冬獅郎
- 市丸ギン
上記の二人が卍解を修得しているので、志波海燕も卍解を修得していた可能性は高いと思いますが、詳細は不明となっています。
志波海燕の斬魄刀「捩花(ねじばな)」
引用元:BLEACH
志波海燕の斬魄刀は「捩花(ねじばな)」という名前です。
捩花を志波海燕本人が使用したシーンはないものの十刃であるアーロニーロ・アルルエルが志波海燕の始解を使用し、その姿を披露していました。
捩花は解号と同時に斬魄刀がトライデントのような形状となって水を扱う能力を有した斬魄刀です。
また、朽木ルキアは志波海燕にアーロニーロとの戦いで、
このようにアーロニーロの扱う捩花を分析していて、その全てが志波海燕の技であることに動揺を隠せていなかったためため、志波海燕もアーロニーロのように捩花を使用していたのでしょう。
捩花の解号は「水天逆巻け(すいてんさかまけ ねじばな)」となっています。
志波海燕のプロフィールと死神との関係性
ここでは志波海燕の基本情報を紹介していきます。
志波海燕のプロフィール
引用元:BLEACH
志波海燕とは、BLEACHに登場したキャラですが、BLEACH開始時点で故人となっていました。
黒崎一護にソックリな風貌をした志波海燕は、才能に恵まれながらもそれを鼻にかけることのない好青年として描かれています。
そんな彼は、貴族の子として腫れ物扱いされていた朽木ルキアにも慕われており、十三番隊士の全員が志波海燕を慕っていました。
また、十三番隊の副隊長が未だに空席であるのも志波海燕を弔うためでした。
それだけ彼が多くの人に影響を与えていることになります。
副隊長を務めていた志波海燕ですが、単行本36巻で描かれた百十年前を描いた過去篇では、副隊長就任を依頼を断っていました。
志波海燕と黒崎一心は親戚関係になりますので、主人公である黒崎一護とも親戚関係となっています。
志波海燕の声優
志波海燕の声を担当したのは81プロデュース所属の関俊彦さんです。
- 名前:関俊彦
- 性別:男性
- 所属:81プロデュース
- 職業:声優
- 誕生日:6月11日
- 出身地:栃木県
関俊彦さんは志波海燕の声の他にも、
- うみのイルカ(NARUTO)
- 鬼舞辻無惨(鬼滅の刃)
- 土井先生(忍たま乱太郎)
などのキャラの声を担当している声優さんとなっています。
志波海燕と朽木ルキアの関係
引用元:BLEACH
志波海燕は、貴族の養子であることが原因で腫れ物扱いされていた朽木ルキアに対して気さくな様子で交流しており、朽木ルキアの心の拠り所となっていました。
そのため、方法がなかったにしても志波海燕を自らの手で殺してしまった出来事が朽木ルキアの心に大きな傷を残しています。
- 恋愛感情について志波海燕は朽木ルキアの稽古に付き合ったりしていたので、二人は良い上司と部下だったのでしょう。
志波海燕と黒崎一心の関係
志波海燕は物語開始時点で故人となっていたので、黒崎一心と会話をしているシーンや一緒にいるシーンは描かれていません。
さらに、朽木ルキアの回想シーンでも黒崎一心の名前は出てきませんでしたが、黒崎一心の旧姓は志波なので志波海燕と黒崎一心は親戚関係ということになります。
そのため、黒崎一心の息子である黒崎一護と志波一心の見た目が似ているのでしょう。
志波海燕の名言
ここでは志波海燕の名言を紹介していきます
心は仲間にあずけて行くんだ
引用元:BLEACH
このセリフは単行本30巻「BLEACH268.死にたもうこと勿れ」で、走馬灯のように過去のことを思い出した朽木ルキアの回想シーンに登場した志波海燕が言った言葉です。
肉体が消失しても他者が自分を忘れない限り、自分の存在は他者の心の中で生き続けることができるという意味の言葉なのではないでしょうか。
お陰で心は此処に置いて行ける…
このセリフは単行本16巻「BLEACH136.memories in the rain2 op.4“night of wijnruit”」で朽木ルキアに感謝しながら言った言葉となっています。
この言葉を思い出すことで自分を奮い立たせた朽木ルキアはアーロニーロを倒すことに成功していました。
志波海燕の死因はメタスタシアとの融合
引用元:BLEACH
メタスタシアとは志波海燕の妻を食い殺した虚の名であり、第三席の死神であった志波海燕の妻を倒す程の実力を持った虚です。
そんなメタスタシアと誇りのために一人で戦った志波海燕は、その戦いの中でメタスタシアの攻撃で霊体ごと融合されてしまい、朽木ルキアに斬魄刀で刺殺されました。
志波海燕の霊体と融合したメタスタシアと対峙した浮竹十四郎は、志波海燕と融合したメタスタシアだけを排除する方法を探しながら戦闘するも霊体同士が融合してしまっているため、メタスタシアだけを排除する方法がありませんでした。
つまり、朽木ルキアに胸を貫かれて絶命した志波海燕は、メタスタシアと霊体ごと融合してしまった時点で、死亡する未来は決まっていた事になります。
志波海燕の卍解と死因のまとめ
- 作中で卍解は登場していないが、修得している可能性はある
- 才能に溢れ、気さくな性格で多くの人から慕われていた
- 朽木ルキアの手で胸を斬魄刀で貫かれたが、それ以前に虚と融合してしまっており、助ける手段がなかった
朽木ルキアの回想シーンでのみ登場していた志波海燕の始解は回想シーンで描かれていませんでしたが、志波海燕の魂と融合したメタスタシアを喰らったアーロニーロ・アルルエルの手によって始解の姿が披露されています。
しかし、志波海燕の卍解は作中では登場しませんでした。
卍解が登場しなかったものの、才能に恵まれ、天才と呼ばれた彼ならば卍解を修得していてもおかしくはありません。
志波海燕の斬魄刀は水を操る能力となっているので、もし卍解を修得しているならば、ティア・ハリベルのような能力を持った卍解になる可能性はあったでしょう。
