【BLEACH】日番谷冬獅郎と蒼都の戦いの決着は?能力や最後を徹底解説

見えざる帝国が瀞霊廷に侵攻した際、日番谷冬獅郎は聖十字騎士団の蒼都と相対し戦闘となりましたが果たしてその結末はどうなったのか、また蒼都はどういった最後を迎えたのか、

  • 日番谷冬獅郎vs蒼都の戦闘から決着の流れ
  • 蒼都の最後
  • 蒼都のプロフィールや能力の解説

以上を踏まえて紹介したいと思います。

日番谷冬獅郎と蒼都の戦闘から決着の流れ

  • 原作56巻495話

見えざる帝国の一度目の侵攻を受けた尸魂界は、瀞霊廷にて突如現れた聖十字騎士団と各個対峙しており、日番谷冬獅郎も副隊長の乱菊を伴い蒼都と相まみえるのです。

日番谷冬獅郎vs蒼都の戦闘①

日番谷冬獅郎の卍解を奪うためにメダリオンを翳す蒼都

引用元:BLEACH

  • 原作56巻497話

先刻、一番隊副隊長雀部長次郎の命を賭した報告により滅却師は卍解を封印する手段を持っていると前知識があったため、冬獅郎も万が一卍解を封印される最悪の事態に備え乱菊を側に置き共に対処しようと次善策を練っていました。

また、卍解無しで勝てる相手ではないと蒼都の実力を見極め、封印されるより早く倒せれば御の字ということを抱きながら卍解するのですが、大紅蓮氷輪丸を展開した直後、蒼都が翳した道具「メダリオン」から発せられた黒い稲光に卍解が吸い込まれるのです。

大紅蓮氷輪丸を強制解除された冬獅郎は狼狽えた様子で己の斬魄刀に語り掛けますが、既にそこに氷輪丸存在しておらず、意志さえ感じられない事に漸く卍解を奪われたのだと理解し、滅却師は卍解を封印するのではなく奪い取るのだと天挺空羅で伝えるよう乱菊へ指示を促します。

卍解がなくとも冬獅郎は乱菊と二人掛かりで蒼都に応戦

  • 原作57巻505話

得てして卍解を奪われてしまった冬獅郎は乱菊同様蒼都によって随分と痛めつけられていましたが、瀞霊廷のどこかで元柳斎が聖十字騎士団の一人を討ち取った痕跡を知覚した途端、総隊長が戦ってる中隊長副隊長がやられる訳にはいかないと士気を上げます。

対して、被弾した形跡のない蒼都は寡黙を貫いたまま徐に手甲鉤を装着した左手を構えるのでした。

氷輪丸を扱う蒼都
  • 原作57巻507話~58巻513話

戦闘描写が省略されたのか、いつの間にか蒼都は冬獅郎から奪った卍解を自分のモノの如く使用しており、その背中には大紅蓮氷輪丸の特有の氷の翼が広がっています。

しかし、ちょうどその頃違う戦場で元柳斎が卍解を展開したことで尸魂界中の水分が静かに少しづつ消えていくといった影響を受け、蒼都の展開した翼が徐々に解除されていくのです。

冬獅郎の氷輪丸は大気中の水分を利用した斬魄刀なので、当然蒼都も水分が無ければ氷輪丸を使う事は不可能であり、そこに勝機を見出す冬獅郎ですが、元柳斎がユーハバッハに討たれた事で事態は再び悪化を辿り瀞霊廷は見えざる帝国の雑兵「聖兵」に蹂躙されます。

そして、そんな瀞霊廷陥落の窮地に到着した黒崎一護の出現により敵味方全員が反応を示した後、ユーハバッハを撤退させた一護の活躍で滅却師達は揃って帰投するのでした。

一護の到着が少しでも遅ければ他の護廷十三隊は勿論の事、冬獅郎も蒼都にやられていたかもしれませんね。

日番谷冬獅郎vs蒼都の戦闘②

  • 原作62巻551話

見えざる帝国の二度目の侵攻を受ける瀞霊廷にて、冬獅郎は卍解がない状態でも薄氷を操ることで乱菊の灰猫と複合技を編み出し共にバズビーと交戦しますが、埋めようのない実力差を前に壊滅的な状況まで追い詰められてしまいます。

そして、バズビーのバーナーフィンガーを一身に受けたため斬魄刀も折られ地面へと伏せるのですが、そこへ蒼都が現れ「止めは僕が刺す」と手甲鉤を翳すのです。

乱菊を殺害して冬獅郎の前に並べる蒼

  • 原作62巻552話

「奪った卍解でその隊長を殺せ」というユーハバッハの命令を盾にバズビーの獲物を横取りする事を正当化させた蒼都は、小脇に乱菊の遺骸を抱えており横たわる冬獅郎の眼前へと放り投げるのです。

蒼都は大事な部下なら共に死ぬべきだと語り、わざわざ冬獅郎の下へ乱菊を運んできました。

粗雑な扱いをされた乱菊は地面に後頭部をぶつけるものの目は開ききったまま動く様子を見せず冬獅郎の問いかけにも反応がないことからほぼ確実に死亡している雰囲気に多くの読者も驚愕したことでしょう。

冬獅郎の卍解「大紅蓮氷輪丸」を使う蒼都

  • 原作62巻552話

乱菊の有り様を見て言葉を失う冬獅郎に更に追い打ちをかけるよう蒼都は大紅蓮氷輪丸を展開させ、

この卍解も君と共に生きたものだ

この卍解だけを君から奪い去り君が死んだ後も生き永らえさせてしまう事を心から申し訳無く思うよ

引用元:BLEACH 原作62巻 552話

などと賛美し、蒼都越しに大紅蓮氷輪丸を始めて対面で目にした冬獅郎は万策尽きたようにだんだんと瞼が重くなっていきます。

侵影薬の転送が間に合い卍解を取り戻す冬獅郎
  • 原作62巻552話

浦原喜助が滅却師達による卍解奪掠の原理の弱点を解明したことでそれを用いて卍解奪掠を阻止し奪われた卍解を取り戻す「侵影薬」を開発しました。

侵影薬とは吸収した者に僅かながら虚の力を与える薬であり、それは滅却師が破面達の刀剣解放を奪わなかった理由を虚に対する抗体を全く持っていない種族だと断定したことで卍解を一瞬だけ虚化させようと考え付いたものです。

涅マユリの転送装置を使用し卍解を奪われた隊長達へ「侵影薬」を届けた後天挺空羅で服用方法を通達し、説明を受けた冬獅郎が僅かに動く指先で侵影薬に触れ吸収すると、早速虚化の影響を受けた大紅蓮氷輪丸が蒼都と拒絶反応を起こし分離されます。

日番谷冬獅郎vs蒼都の決着

  • 原作62巻553話

侵影薬の効果を知る由もない蒼都は、当然メダリオンの故障を疑うものの異常が見られない事を訝しみ卍解が戻っていく現象を問い質しますが、冬獅郎は「氷輪丸が戻りたいって言ってんじゃねえのか」と揶揄います。

既に大紅蓮氷輪丸の半分が冬獅郎へと戻っており、蒼都は残った卍解をもってして攻撃を仕掛けるものの、その攻撃は本来の使用者である冬獅郎を避けるように軌道がずれるのです。

その理由は冬獅郎曰く「自分で自分は攻撃できる訳がない」らしく、その物言いがまるで斬魄刀に意志があるように感じた蒼都は汎神論は肌に合わないと一蹴し冬獅郎を上空へ蹴り上げるのでした。

蒼都は冬獅郎から卍解を奪ってから鍛錬を積んでいたにもかかわらず刀に意志が宿っていないと思い込んでいた一方で、冬獅郎には徐々に取り返していく段階で戻ってきた氷輪丸の声が届いており、気が付くと蒼都から完全に卍解が冬獅郎へと移行していたのです。

冬獅郎によって十字に凍結させられる蒼都

引用元:BLEACH

  • 原作62巻553話

焦りを覚えた蒼都は咄嗟に両手を前方に構え蛇勁爪を繰り出しますが、卍解で尚且つ虚化状態の冬獅郎によって瞬く間に十字の氷漬けにされてしまうのでした。

この時、冬獅郎は十字の華は氷輪丸の紋章だと述べており、蒼都を氷漬けにした後に滅却師十字が五芒星に近い事から「五芒星にしてやれなくてすまなかった」と最高にオシャレな決め台詞を吐くのです。

尚、冬獅郎は蒼都撃破後に倒れたままの乱菊を助けようとしますが体力が底を尽き気を失ってしまったため助ける事ができませんでした。

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日番谷冬獅郎のアイキャッチ画像

なので、本当に乱菊が死亡していたのか、はたまた仮死状態にあったのかは本編で明らかにされていません。(後に冬獅郎と乱菊はジゼルにゾンビされて登場)

蒼都の最後はハッシュヴァルトに処刑される

ユーハバッハの御前で拘束された蒼都とBG9の処刑シーン

引用元:BLEACH

  • 原作62巻559話

二度目の侵攻から日が沈み夜になるとハッシュヴァルトに帰投命令が下り銀架城へ戻るのですが、そこではユーハバッハの御前で蒼都とBG9がそれぞれ支柱に腕を拘束された状態で跪いていました。

実は、冬獅郎によって氷漬けにされた蒼都は完聖体の力を解放する事で氷結から脱出していたことが判明するのですが、その後どうして気絶していた冬獅郎に止めを刺さずに銀架城に拘束されていたのかは描写が無いので不明です。

ユーハバッハがただ一言「これより敗北者の処断を行う」と宣告したところ、BG9が一度敗れはしたが完聖体となり復活したことでまだ陛下の御為に戦えると命乞いを始めるのですが、蒼都は黙って俯いています。

危うい所で一命を取りとめたのは幸運だったと無関心に応えるユーハバッハは、側に控えていたハッシュヴァルトへ処断を委ねるのです。

  • 原作62巻559話

幸運には感謝するべきだが戦いの天秤は公平でなくてはならないと剣を抜くハッシュヴァルトは、幸運によって救われた命は同量の不運によって取り払われると言い放ち、必死に弁解を図るBG9の言葉に耳を傾けることなく先ずは蒼都へと剣を振り下ろします。

しかし、ハッシュヴァルトの剣は蒼都の能力「鋼鉄」の肉体を斬ることができず袈裟斬りしようとした肩の部分で止まってしまうのです。

  • 原作62巻559話

「斬れるものなら斬ってみろ」とハッシュヴァルトを挑発する蒼都は陛下以外の手で殺されはしないと決意を固くしており、その忠誠心に関心するハッシュヴァルトでしたが、蒼都が斬撃を防いだことによりハッシュヴァルトの能力「世界調和」が発動条件を満たし、先ほど斬れなかった蒼都の右肩が切断されるのでした。

以降蒼都の登場描写が無いため確実にこの回で処刑されたのは間違いなく、キャラ立ちしていたにもかかわらず本編から退場となったのです。

蒼都(ツァン・トゥ)のプロフィール

所属と能力と流儀を紹介する蒼都

引用元:BLEACH

  • 名前:蒼都(ツァン・トゥ)
  • 所属:聖十字騎士団
  • 聖文字:I
  • 固有能力:「鋼鉄(ジ・アイアン)」
  • 武器:手甲鉤
  • 初登場:原作56巻

左の口許に縦傷がある東洋風な男性滅却師で、寡黙そうにうかがえる無愛想な顔に似合わないほど戦闘中はそこそこ喋りかけてきます。

武器に手甲鉤を愛用していることから戦闘スタイルは体術主体に偏っており、機能面に優れたフラットシューズから繰り出される華麗な足技、一度だけ見せた蛇勁爪という技の構えが拳法に近い事からマスク・ド・マスキュリンに次ぐ独自のスタイルを確立した滅却師と言えるでしょう。

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聖十字騎士団集合扉絵

蒼都の流儀

共に生きたものとは共に死すべし

引用元:BLEACH

  • 原作62巻552話

冬獅郎に止めを刺す前に蒼都が放ったセリフで、言葉通り共に生きてきたものが消えるのは一緒のほうがいいという蒼都の信条に近いものです。

作中では、冬獅郎の為に長年連れ添った乱菊の遺骸(真偽不明)をわざわざ運んでいたり、逆に奪掠した大紅蓮氷輪丸を冬獅郎の亡き後世まで生き永らえさせることを心底謝罪していたりと、己の流儀には盲目的な拘りを置いている様子でした。

蒼都の固有能力「鋼鉄(ジ・アイアン)」

「鋼鉄」によりハッシュヴァルトの斬撃を受け止める蒼都

引用元:BLEACH

  • 原作62巻559話

聖文字「I」の能力「鋼鉄」は、蒼都自身の肉体を硬質化させ防御力を高めるといったシンプルなものでしたが残念ながら作中ではハッシュヴァルトに処刑される寸前で一度使用しただけとなっています。

と言うのも、作中で対戦した冬獅郎は氷雪系ということもあり凍結主体の攻撃が多く、恐らく「鋼鉄」を使用しても意味は成さないでしょう。

加えて乱菊との戦闘は割愛されていますし、作中では悉く見せ場のなかった不憫な能力です。

蒼都の技「蛇勁爪(シェジンツァオ)

  • 原作62巻553話

冬獅郎との戦いで見せた蒼都唯一の飛び技であり、手甲鉤を合わせた両手を前に構える事で蛇を彷彿とさせる霊圧を放ちます。

作中では蛇勁爪を発動後に蒼都諸共氷漬けにされたので効果のほどは不明です。

蒼都の滅却師完聖体は不明

残念ながら作中で蒼都の完成体を拝む事はできません。

ただ、ユーハバッハの御前で処刑される寸前、BG9の発言に「完聖体の解放によって我々は解放されました」とあるように完聖体自体は習得しているのは確かであり、蒼都自身も完聖体になって冬獅郎の凍結から抜け出したのは確実です。

ではなぜ完聖体状態で冬獅郎に止めを刺さなかったのか、蒼都が処刑されてしまった今それを知る事はできないでしょう。

日番谷冬獅郎と蒼都のまとめ

  • 日番谷冬獅郎と蒼都の戦闘は一度目の侵攻と二度目の侵攻で二戦行われている
  • 蒼都は一度目の対戦で冬獅郎から卍解を奪い、二度目の対戦では乱菊を戦闘不能にする
  • 蒼都は、浦原の用意した侵影薬によって卍解を取り戻した冬獅郎に十字に氷漬けにされる
  • 蒼都の能力「鋼鉄」の使用はハッシュヴァルトの処刑を凌いだ一度きりだけ
  • 名前の読み方は蒼都(ツァン・トゥ)

一度目の侵攻時に卍解を奪われた冬獅郎ですが、滅却師が撤退するまで持ちこたえていた事を鑑みると実力的には拮抗していたのではないでしょうか。

二度目の侵攻では既にバズビーに虫の息にされていた冬獅郎を横取りした形になるものの、乱菊を易々よ戦闘不能にする力量、奪った大紅蓮氷輪丸で鍛錬を積んでいることからも努力を惜しまない性格を如実に表しており、滅却師特有の神聖滅矢の使用もせず体術だけで凌いできた事実も蒼都の基礎能力の高さを物語っています。

しかしながら、完聖体を使えるのに使用しなかったり、相性の問題のせいか「鋼鉄」の能力の見せ場がなかったりと、個性が際立っているというのに見せ場が割愛されるなど不憫なキャラクターと言えるでしょう。

愛用武器である手甲鉤を活かした戦闘や完聖体で冬獅郎と渡り合う描写などもっと見てみたかった惜しむべきキャラでした。

【完結済み】BLEACH
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黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?