スパイファミリーの第27話で登場したスパイ東雲、彼は一体どのようなスパイなのでしょうか?
登場回数はまだ1回しかありませんが、その1回でもかなりインパクトを残し印象に残ったので東雲についてまとめようと思います。
今回は、、、
- スパイ東雲とは?
- 東雲の任務
- 東雲の任務とその後
- 東雲の所属する企業とは?
など、スパイ東雲について紹介します。
スパイ東雲とは
東雲はとある企業お抱えの自称エリートスパイです。
東雲という名前の由来は西国(ウェスタリス)の黄昏に対抗してつけた名前のようですが、西国(ウェスタリス)No.1スパイの黄昏と対抗するというくらいなのですから、東雲の実力も高いのでしょうか?
肝心の東雲のスパイとしての実力は非常に残念です。
登場時には帽子をかぶっていおり性格はかなりの目立ちたがり屋というスパイにとっては致命的な弱点を持っており、スパイとしての能力もあまり高くはなく任務も事前に情報収集をしていないなどお世辞にもエリートスパイには見えませんし、おそらく一般のスパイと比べても劣るでしょう。
身体能力は高い
スパイとしての実力はかなり残念ですが東雲の身体能力は黄昏がびっくりする程高いようです。
詳細は後程紹介しますが、任務で警備員に見つかりそうになった際に画像のように恐るべき腕力と体幹で看板になりすましまし、これには黄昏も東雲の身体能力に驚きを隠せない様子でした。
東雲の任務
東雲は任務でアーニャの通学するイーデン校に潜入します。
東雲の任務の内容はデズモンド兄弟のテストの点数を改ざんすることでした。
そのことから東雲の所属する企業はデズモンドグループに敵対する組織、もしくは個人的な恨み持った者の依頼だと考えられます。
移動の時点で怪しすぎる
東雲がイーデン校に潜入した際に、偶然にも黄昏もアーニャのテストの点数を改ざんするべく学校の教員に変装をしてイーデン校に潜入していました。
変装の名人である黄昏は完璧に学校の職員になりすまし周囲に溶け込みますが、東雲は変装もせずに目立つ動き方をしていたのですぐに黄昏に見つけられてしまいます。
スパイにとって目立つことはご法度ですがこの動きはスパイでなくても怪しいですね。
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任務の下準備ができていない
目立つ動きで東雲は目的地に近づいていきますが途中、巡回している警備員に見つかりかけてしまいます。
もちろん黄昏や他のスパイは警備員の巡回ルートや時間など事前に調べているものですが、東雲は全く調べてこなかったようでピンチに陥りますが看板になりすますという奇想天外な発想で警備員をやり過ごしました。
この東雲の行動には黄昏も彼が本当は凄いスパイなのではないかと疑います。
侵入の方法がスパイじゃない
目立つ動き方でも奇跡的に警備員に見つからなかった東雲は次は建物内に侵入しようとします。
我々の想像するスパイなら建物に侵入する際にはキーピックやスペアキーなど極力痕跡を残さず侵入するものだと思いますが、自称エリートスパイの東雲はなんと扉の窓を割ってそこから手を伸ばし、裏から鍵を開けるというスパイというより空き巣のような手口で侵入しました。
そして割った窓ガラスをそのままにし、東雲は建物内に侵入していきますがガラスを割った痕跡を片付けずに行ってしまったので、他の人がこの状況をみると泥棒が入ったと騒ぎになるのが一目瞭然だったため、黄昏が割れた窓ガラスのそばにサッカーボールをおいて運動の際に起きてしまった事故のように現場をカモフラージュします。
手のひらにカンペを書いている
侵入後も建物内を堂々と進んでいく東雲は目的であるデズモンド兄弟のテストがある保管庫に向かいますが、途中守衛がいる扉を通らなければいけないことを事前に情報収集をしていない東雲はもちろん知りません。
目的の保管庫へ行く方法が無い東雲は動揺したのか傍にあった銅像を倒してしまい、守衛に見つかるというお約束のようなミスをしてまいます。
守衛に問い詰められた東雲は咄嗟に自分が情報学の教師だと言い中に入ろうとしますが、もちろん重要な書類であるテストがある保管庫行くには教師だというだけで入室できるわけはありません。
入室に必要なイーデン校教師だと証明するIDの提示を求められるものの、そんなもの用意していない東雲は怪しまれ警察を呼ばれそうになります。
警察を呼ばれ騒ぎが大きくなることは黄昏にとっても任務の支障になるので持っていた予備のIDで一時的に助けますが、黄昏が「この落ちていたIDはあなのですか?」という見事なフォローに対し東雲は「え?そんなの知らない」と答えてしまいました。
なんとか度重なる黄昏のフォローのおかげでIDを受け取ろうとするも、その際見えた東雲の手のひらには任務のカンペが書いてあり、あまりの衝撃に黄昏も罠ではないかと疑ったほどです。
目的の保管庫のパスワードが分からない
黄昏のおかげでようやく目的のデズモンド兄弟のテストが保管されている第7保管庫のドアまでたどり着いた東雲は、流石に保管庫のパスワードはメモをしていたらしくパスワードを入力します。
ですがここで読者の期待を裏切らない東雲はメモをしていたパスワード間違っていたらしく保管庫に入れず、すぐ後ろで見ていた変装した黄昏と何とも言えない気まずい空気が流れました。
そこで東雲はトイレに行ってくるからお先にどうぞと言って黄昏に保管庫を開けさせようとしますが、そもそも保管庫のある建物内にトイレはないため黄昏に心のなかで突っ込まれます。
黄昏に攻撃し任務を遂行するも最後まで仕事ぶりが残念
目的の保管庫にたどり着いた東雲はメモしていたパスワードも間違えており結局保管庫を開けたのは黄昏でした。
黄昏がドアを明けた瞬間、東雲は黄昏を背後から襲いますが当身が雑で黄昏にはあまり効いていおらず、様子を見るため気絶したふりをします。
目的のテストが入ったケースにも鍵がかかっておりそれに手こずりながらもケースを開けデズモンド兄弟の点数を改ざんした東雲は自身の才能が完璧で黄昏を超えてしまっていると黄昏の前で言ってしまいます。
今回の任務の功績もスパイである東雲がやったと世間はわからないのですが東雲の目立ちたがり屋な性格が災いし、デズモンド兄弟のテストに自らのサインを残そうとしました。
このスパイが自ら率先して痕跡を残す前代未聞の行為に黄昏は思わず突っ込んでしまい気絶していないことがバレてしまいますが、逆に東雲からは自分のことを口外しろと言われ結局変装した黄昏をスパイと見抜けず、東雲は先ほど紹介した目だつ移動でその場を後にしました。
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東雲の任務とその後
奇跡的にデズモンド兄弟のテストの点数を改ざんすることに成功した東雲ですが、黄昏に全てを見られていました。
もしデズモンド兄弟が成績不振による退学になってしまったらオペレーション<梟>(ストリクス)にも影響があるので、黄昏は東雲が細工したテストを元の状態に戻します。
自分の改ざんしたテストが元の状態に戻ったことを知らない東雲は、もちろん任務失敗となり所属している企業からもクビになりました。
東雲の所属する企業とは
東雲の登場した回ではどこの企業に所属しているかは不明でしたが、東雲回の次である第28話で東雲の所属している企業が判明しました。
東雲が所属していた企業
東雲の所属する企業とはグルーマン製薬という東国(オスタニア)にある企業であり、グルーマン製薬の社長の息子であるジョージ・グルーマンはアーニャの通うイーデン校の生徒であり同じ一年生でもあります。
今回、東雲に任務を依頼したのは社長ではなく息子のジョージ・グルーマンでした。
ジョージはなぜ今回の任務を依頼した?
ジョージは何故、東雲にデズモンド兄弟のテストの点数を改ざんする依頼をしたのでしょうか?
答えはデズモンド兄弟の成績を下げて退学に追い込み、デズモンドグループを混乱させるという理由がありました。
ジョージはある日父であるグルーマン製薬の社長の話を盗み聞きしてしまいます。
その内容とは、グルーマン製薬が経営不振によりデズモンドグループによって倒産させられてしまうというものでした。
この事を知ったジョージはスパイを雇いデズモンド兄弟の成績を下げて退学に追い込めば、デズモンドグループは混乱しグルーマン製薬の倒産もうやむやにできるのではないかと考え、3か月分のお小遣いを使って世話役であるじいやにスパイを雇ってもらいますが、ここでじいやが雇ったのが東雲でした。
結果雇うスパイを間違えたためジョージの計画は見事なほど失敗してしまいますし、元々グルーマン製薬がデズモンドグループに倒産させられるというのはジョージの勘違いであり正確には、経営不振のグルーマン製薬をデズモンドグループがグルーマン製薬に対しかなりの好条件で買収しグルーマン製薬を救ってくれたというものであり、今回の東雲の依頼はデズモンドグループの敵対組織によるものではなくジョージ・グルーマンという小さな男の子の勘違いから起こったものだと明らかになりました。
スパイ東雲のまとめ
とても1話の話とは思えないほど、ボリュームのあった東雲の登場回でした。
任務を失敗してクビになった東雲はこの話以降登場していませんが、このさき再登場をしてくる可能性はあるのでしょうか?
個人的にはスパイではなく別の仕事をしながらどこかで再登場してくるのではないかと思います。
アニメ化をされた際、東雲の活躍がどう描かれるのか楽しみですね。