【幽遊白書】飛影と雪菜の秘められた関係性と双子なのに母親が違うわけ

連載修了二十五年を過ぎても絶大な人気を誇る「幽☆遊☆白書」。

主人公・浦飯幽助(うらめしゆうすけ)を抑えて、人気投票でトップに躍り出る飛影(ひえい)は謎に包まれたキャラクターですね。

そしてその妹とされる雪菜も謎に包まれています。

  • 飛影と雪菜の初登場はいつ?
  • 飛影と雪菜のプロフィールは?
  • 飛影と雪菜の関係は?
  • 飛影と雪菜の両親は?

気になる飛影と雪菜の事を紐解いていきましょう。

飛影と雪菜は双子なのに母親が違うわけ

まず前提として双子なのに母親が違うという話が広がっていますが、これは明確な過ちです。

なぜこのような話が広がったかと言うと、単行本六巻『強くなりたい!!』にて、飛影が幽助に「もともと母親が違う」と言っている事が発端なのですが、その後、単行本十八巻『それぞれの一年 飛影 前編』にて氷河の国で男と女の双子が生まれた、という描写ができました。

ここが混乱する切っ掛けになっているのだと思われます。

単行本十八巻で明らかになった過去編内で、氷河の国の長たちの傍に赤ん坊の飛影がいる事から、この時生まれた双子が飛影と雪菜である事は間違いありません。

また、氷女(こおりめ)が子を産むと流すという特別な氷泪石(ひるいせき)を、飛影の母である氷菜(ひな)が二粒流したと雪菜が言いました。

この事から飛影と雪菜は双子の兄妹という事になります。

また、この一件に関しては作者(富樫義博氏)が間違いだったとミスを認めていて、完全版の重版では「雪菜と母が違う」という発言が消されました

飛影と雪菜の初登場はいつ?

飛影と雪菜の初登場はいつなのか、探ってみましょう。

飛影の初登場は敵として

飛影は単行本三巻、『三匹の妖怪』にて、幽助の敵として初登場しました。

剛鬼(ごうき)、蔵馬(くらま)と組んで、霊界三大秘宝を盗み出したところを、霊界探偵として派遣された幽助と交戦する事になったのです。

この盗賊編の出会いから四聖獣編を経て幽助の良き戦友になりました。

妖怪らしい残酷な一面を持ちつつ、一度認めた者が傷付くと激しい怒りを見せる仲間思いな一面も持ち合わせています。

小さくて黒くて生意気でありながらも憎めないキャラが飛影の魅力といえるでしょう。

飛影のプロフィール

剣を構えている飛影

引用元:幽☆遊☆白書

  • 名前:飛影(ひえい)
  • 誕生日:不明
  • 年齢:不明(六歳以上百歳以下と推察される)
  • 身長:143cm前後(とされている)
  • 容姿:逆立った黒髪と三白眼、小柄な身の丈で邪眼と呼ばれる第三の眼を持つ
  • 能力:炎の妖気を纏い、邪王炎殺拳の遣い手で剣術もできる
  • 名前の由来:感覚で選んだ音に漢字を当てはめた、との事
  • 声の出演:檜山修之

飛影の戦闘スタイルと技

ボロボロの剣を担ぎ炎に包まれている飛影

引用元:幽☆遊☆白書

飛影の戦闘スタイルの基本は剣術です。

邪眼を使って炎を召喚し、邪王炎殺拳で戦う事もありますが、負荷が大きいため相手を見極めて戦い方を決めているようです。

飛影の使う技とは

1.邪王炎殺拳

  • 邪王炎殺煉獄焦
  • 邪王炎殺剣
  • 邪王炎殺黒龍波

2.剣術

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飛影の黒龍波に雑魚妖怪が散っている

雪菜の初登場は囚われの身として

雪菜は単行本六巻、『桑原の春』にて初登場しました。

幽助の元に霊界探偵としての任務が入り、その内容が『一人の少女を救出する事』。

救出する少女が雪菜で、その正体が飛影の妹だと密かに告げられました。

垂金権造(たるかねごんぞう)という成金に監禁されていた雪菜は幽助と桑原によって救出されます。

この時、戦った相手が戸愚呂兄弟でこの後に入る章の前触れとして描かれました。

雪菜のプロフィール

囚われの身になっている雪菜

引用元:幽☆遊☆白書

  • 名前:雪菜(ゆきな)
  • 誕生日:不明
  • 年齢:不明(六歳以上百歳以下と推察される)※飛影と双子なので一緒
  • 身長:143cm前後(とされている)※飛影と双子なので一緒
  • 容姿:青緑の髪と大きな目(瞳は飛影と同じ赤)
  • 能力:治癒能力があり、冷気を発生させての攻撃(強力ではない)と治癒能力もある
  • 声の出演:白鳥由里

飛影と雪菜の関係

前述もしていますが飛影と雪菜は双子の兄妹です。

その辺りの事情について、もっと詳しく見ていきましょう。

飛影と雪菜の家族関係はどうなっているのでしょう?

飛影と雪菜の生まれ故郷と呼べる場所はどこなのでしょうか。

また、家族の現状について紐解きましょう。

飛影と雪菜の生まれ故郷について

氷河の国を遠目に見たもの

引用元:幽☆遊☆白書

雪菜は氷女(こおりめ)という妖怪で、その生まれは氷河の国というところで、氷女は外界との交流を避け厚い雲に覆われた流浪の城で漂流の生活を強いられていました。

何故かと言えば、氷女が異種族と交わると子供が全て男児(忌み子)として産まれ、しかも産まれる子の性格は残忍になるからです。

そして男児を産んだ氷女は例外なく直後に死に至るとされていいて、これは氷女の種の保存を第一に考えている長たちが氷女が滅びる事を危惧したため外界と隔絶する事を選択したのだと思われます。

飛影と雪菜の母親について

二人の母は氷菜(ひな)といい、氷河の国の掟を破り、炎の妖気を纏う男と密通し忌み子である飛影を産んだために死亡しました。

容姿は不明ですが、アニメ版では描かれています。

そのアニメ版では氷菜は飛影の出産直後に死んではおらず、飛影を氷河の国から捨てる現場に居合わせた後、自ら命を断ったという描写が追加されました。

飛影と雪菜の父親について

躯が父親ではないと告げている

引用元:幽☆遊☆白書

飛影と雪菜の父親については具体的な描写は一切ないため不明です。

どこかに父親についての会話がないか徹底的に調べましたが、あったこととすれば、氷河の国の妖怪ではない事氷菜が禁忌を犯してまで愛した男という点のみで、容姿は飛影に似ているのではないかと推測されています。

泪とは何者なのか

泪が飛影に氷泪石を渡して泣いている

引用元:幽☆遊☆白書

氷女で飛影、雪菜の母である氷菜とは懇意な仲でそのためか、産まれて間もない飛影を氷河の国から捨てる役目を担います。

泪は飛影を捨てる時、「生きて帰って、最初に私を殺して」と告げ、これが飛影の生きる目的となりました。

氷菜が死亡した後、雪菜の面倒を見たのも泪で、そして雪菜に兄がいて、「あの子は私の言葉を理解したから、いつかきっと殺しに来る」と確信しているようです。

飛影と雪菜の関係を知っているのは誰?

飛影と雪菜は双子の兄妹ですが、その関係を知っている人はいるのでしょうか?

飛影と雪菜の事を知っている人たち

雪菜が兄を探して氷河の国から人間界に来ている事を知っている人たちの反応とは?

誰が雪菜の兄が飛影だと知っているのでしょうか。

飛影と雪菜

雪菜が飛影に兄の事を話している

引用元:幽☆遊☆白書

飛影は知っており、氷河の国から捨てられた時には存在を認識していて、邪眼を手に入れてからは影から見守っていました。

雪菜は知らない、という事になっていますが、飛影に自分の氷泪石を託したり兄や氷河の国の事を話したりしているところから、何となく感じているのではないでしょうか。

霊界関係者

飛影が雪菜の兄だと幽助が思い出している

引用元:幽☆遊☆白書

幽助に雪菜救出の任務を言い渡しているので、コエンマぼたんは知っています。

同じ流れで任務を受けた幽助も知っている事になりますが、桑原はビデオの途中で動いたので知る事はありませんでした。

その他の人たち

  • アニメ版では桑原の姉・静流(しずる)がビデオを見ているので知っている事になっています。ただし単行本では明確に描かれていません。
  • 単行本九巻『覆面の下の素顔』でその描写が描かれましたため蔵馬も知っているでしょう。

アニメ版では雪菜救出の際に同席していましたが、単行本では幽助がうっかり蔵馬に漏らしてしまったらしく、飛影から「一番厄介な蔵馬(ヤツ)に」と言っている事から相当知られたくなかった相手のようです。

飛影は雪菜に兄妹だと伝えるのか?

雪菜が兄を探して氷河の国から来ているのは周知の事です。

飛影は雪菜に自分が兄だと伝えるのでしょうか?

飛影の過去

飛影が雪菜に兄と伝えるか否かと知るためには、彼の過去についても知らなければいけません。

飛影が氷河の国から捨てられた後、何があったのかを知っていきましょう。

飛影の名付け親

子供飛影が襲ってくる盗賊から逃げている

引用元:幽☆遊☆白書

単行本十八巻で明らかになった飛影の生い立ちは過酷そのもので、生まれた時から強力な炎の妖気を纏っていたため、呪符で包まれて封印されてしまい、身動きできない状態のまま氷河の国から母の形見だけを持たされて、落とされた魔界の森にいた盗賊に拾われ、そこで飛影と名を付けられました

その盗賊の元で飛影は育てられ残忍な性格を開花させ、成長した飛影は「血が噴き出す寸前の真っ赤な肉の切れ目が好き」「悲鳴を聞くと薄く笑う」子供になったのです。

形見を失う

飛影、首からさげていた氷泪石の紐を切られる

引用元:幽☆遊☆白書

形見の氷泪石を持っているだけで血に不自由しなかったため、飛影は首からずっと提げて見せびらかしていて、血に不自由しないためにしていた事なのですが、飛影が強いと分かると向かってくる敵もいなくなります。

育ての親となった盗賊たちすら飛影を避けるようになった頃、石を見詰めていると故郷を思い出す石と向かい合っていると心が和むという事に気付きました。

石と向かい合っている時間が増え改めて氷河の国を探そうと思うようになったのですが、土地を移れば敵も変わり、手強い相手に氷泪石の紐を切られ、氷泪石を谷底に落としてしまったのです。

もっとよく見える目が必要だ、と思った飛影はある人を探す事になりました。

邪眼の移植と対価

邪眼手術直後で額から血を流している飛影

引用元:幽☆遊☆白書

飛影が探したのは魔界整体師 時雨(しぐれ)という男で、邪眼を付ければ千里眼の能力で氷河の国を見付ける事は容易ですが、対価として妖力が最下級まで落ちてしまうリスクがありながらも、それでも飛影にはどうしても邪眼が必要でした。

時雨に手術をしてもらう対価は「妹を見付けても兄と名乗らない事」で元々、名乗るつもりはなかった飛影はその条件で邪眼の手術を受け、その数年後、軀の元で時雨と対戦した飛影は、勝利した際に手術代を返してくれると言われましたがその申し出を受けるつもりはない、と突っぱねたのです。

飛影の今後と雪菜の考え

飛影は自分が兄だと伝えるつもりはないようですが、雪菜の方は気付いているのでしょうか?

そこを考察していきましょう。

雪菜の気持ち

兄は死んでいると言う飛影に生きていると答える雪菜

引用元:幽☆遊☆白書

雪菜は兄を探したいと氷河の国に申し出て許可を得た事になっていますが、飛影が魔界に行く前に話しをしていた場面でそうでない事を指摘されます。

雪菜の中にある激情を垣間見た大切な場面ですが、そういう一面を見ると、あぁ飛影の妹だな、と思えました。

そんな雪菜ですが、飛影に自分の氷泪石を託していたり氷河の国の話しをしているところから飛影が兄だと気付いているのではないか、という考察ができます。

雪菜も飛影の気持ちを何となく察しているのではないでしょうか。

飛影の気持ち

時雨の言葉を拒否する飛影

引用元:幽☆遊☆白書

時雨にも言ったように、飛影は雪菜の兄だと名乗る事はないと考えられますが、名乗る事はなくても雪菜が危機に陥れば誰よりも早く駆け付ける事でしょう。

名乗らない理由としては、約束云々以前に飛影は魔界でも有名な妖怪、その妹だと知られれば人質にされたり危険な目にあったりする可能性がでてくるからで、以上の事から、どちらかが死ぬその時まで飛影が語る事はないと考察できるのではないでしょうか。

飛影と雪菜の関係や兄妹だったまとめ

今回は飛影と雪菜の関係についてまとめてみました。

双子なのに母親が違う、という情報は間違いだったのだという事が分かったのと同時に飛影の雪菜への愛情が予想以上に深い事も分かりましたね。

妹を気にしているくせに名乗る事はしないで傷付けば激昂する、どこにでもいる優しい兄の顔をしている飛影の魅力を知る事ができたでしょうか。

お互いの事を思いつつ、真実を明かせない不器用な飛影と静かに待つ雪菜の関係にキュンキュンしてしまいます。

そんな二人の関係が愛おしいと再確認させられました。