童磨がしのぶを吸収した理由と最後に人間の感情を取り戻した経緯

鬼滅の刃無限城での壮絶な戦いでは、沢山の柱たちが鬼に殺されてしまいますが、その中でも女性で直接鬼に殺されてしまったのが胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)です。

後に、甘露寺蜜璃(かんろじみつり)も命を落としますが、蜜璃の場合は鬼に直接殺されるというより戦いの中で受けた傷が致命傷となって伊黒小芭内(いぐろおばない)の腕の中で命を落としました。

更にしのぶは、残酷にも鬼に殺されるだけでなく亡骸すら残されず吸収されてしまうという無残さ。

今回は吸収するほどにしのぶに恋をしていた上弦の弐童磨(じょうげんのにどうま)について詳しく調べてみました。

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単行本第18巻第160話

童磨がしのぶを吸収した理由

遊郭で女性を喰う上弦の弐童磨

引用元:鬼滅の刃

これまで、童磨は万世極楽教(ばんせいごくらくきょう)の信者の女性をばりばりと食べていました。

一緒に暮らした琴葉ですら、「骨まで残さず食べた」と基本的に人間を食べて力を付けていましたが、蟲柱(むしばしら)の胡蝶しのぶだけは食べずに体に吸収していったんです。

その理由は何だったのでしょうか?

  • カナヲが来る気配を察していて急いでいた
  • 鬼舞辻無惨が奥に控えていて出来るだけ早く戻らねばならず喰う時間が無かった
  • この時点で童磨本人も気付いていない胡蝶しのぶへの恋心の為

童磨がカナヲと伊之助に倒されるまでこの謎は解けないままでした。

童磨がしのぶと戦ったのは何話?

単行本17巻第143話怒り

引用元:鬼滅の刃

童磨としのぶが戦ったのは単行本第17巻143話「怒り」です。

鬼舞辻無惨によって、無限城に連れ込まれた鬼殺隊の剣士たちですが、童磨と出会ったのが胡蝶しのぶでした。

これが、宿命ともいうべき戦いの始まりだったんです。

と言うのも胡蝶しのぶの姉、胡蝶カナエは上弦の弐である童磨によって殺されていたからでした。

童磨はなぜしのぶを食べることが出来たのか

童磨の頸に刀を突きさす胡蝶しのぶ

引用元:鬼滅の刃

しのぶが渾身の一撃を童磨に与えたことで童磨はダメージを受けたかに見えましたが、結果は全く反対でむしろしのぶは童磨に吸収される事になります。

本当はゆっくり味わって食べたかったのかもしれませんが、童磨が急いでしのぶを吸収したのには理由がありました。

しのぶがカナヲに残した指文字のメッセージ

カナヲに指文字で童磨に注意するよう伝えるしのぶ

引用元:鬼滅の刃

しのぶと童磨が戦う部屋に飛び込んできたカナヲですが、カナヲが飛び込んだ瞬間に童磨はしのぶにとどめをさします。

一瞬で背骨やあばらを折られる音が響き、童磨に吸収されるしのぶ、そのたった一瞬の間にしのぶはカナヲに指文字でメッセージを残しました。

「童磨の血鬼術を吸い込んではいけない」

童磨の血鬼術で繰り出される攻撃を呼吸で吸い込んでしまうと、たちまち肺は傷だらけになってしまうという事をしのぶはカナヲに伝えたかったんです。

しのぶの指文字のおかげでカナヲは童磨からの攻撃を交わす事が出来て最終的に童磨を倒す事が出来ました。

童磨がしのぶに恋をした理由

単行本第19巻第163話心あふれる

引用元:鬼滅の刃

童磨がしのぶに恋をしていたという噂を耳にすることがありましたが、それが分かるのが単行本19巻第163話「心あふれる」です。

伊之助、カナヲにとどめをさされた童磨が地獄に行く直前にしのぶと再会し、そこで初めての感情を抱きます。

「今はもう無い心臓が脈打つような気さえする。これが恋というやつかなぁ。可愛いね、しのぶちゃん」という童磨にしのぶが返した言葉は「とっととくたばれ糞野郎」でした。

童磨はしのぶが好きだった

しのぶを抱きしめ褒め称える童磨

引用元:鬼滅の刃

死んでからしのぶへの恋心を実感したような童磨でしたが、実はしのぶを吸収する直前にもその前兆が見られます。

単行本17巻第143話「怒り」でしのぶが童磨を攻撃した時のこと。

最初は毒が回って顔色が変わっていく童磨でしたが、あっという間に解毒してしまいケロっと笑うほどに回復してしまいました。

その時に童磨がしのぶにかけた言葉が「えらい!頑張ったね!俺は感動したよ!!こんな弱い女の子がここまでやれるなんて。姉さんより才も無いのによく鬼狩りをやってこれたよ。今まで死ななかったことが奇跡だ」と涙を流しながら叫ぶ童磨。

しのぶの健気さに感動して涙を流す童磨

引用元:鬼滅の刃

嫌味で言っているのは何となく伝わるのですが、その後に続く「君は俺が喰うに相応しい人だ。永遠を共に生きよう」という言葉が童磨がしのぶに対してこれまで戦った鬼狩り達とは一目置く感情を抱く事が分かってきます。

童磨が死んだことに安心し喜ぶ胡蝶しのぶ

引用元:鬼滅の刃

柱という実力者である事、若く美しい女性を喰うことを好む童磨にとってしのぶはこれまで喰ってきたどの女性よりも素晴らしいと判断したのでしょう。

更に、しのぶよりも才があると童磨が認めるカナエは童磨に喰われることなくしのぶたちに埋葬されています。

カナエ以上の剣士とこれまで出会っていなければ童磨にとって、一番の実力を持つ美しい女性はしのぶだったという事になりますね。

この時点では、まだ童磨がしのぶに恋をしたという実感はなかったようですが、これが尾を引いて死んだ後に再開したしのぶに恋心を抱くのも不思議ではありません。

童磨がしのぶを吸収した理由のまとめ

上弦の弐童磨は、蟲柱である胡蝶しのぶにはっきりと恋心を抱いていました。

残念ながらその恋が実ることはありませんでしたが、もし人間の時にしのぶに出会っていたら童磨の人生も大きく変わっていた事でしょう。

小さい頃から教祖として祀り上げられ、数々の人の懺悔を何も分からないままに聞かされて感覚がまともに育つことの方が難しく、

鬼になった事で今まで人と違う感情しか抱けなかった童磨はある意味救われていたのかもしれません。

それを最後に救ってくれ、人間の感情を取り戻してくれたのが胡蝶しのぶだったんですね。

これからアニメ第二期が始まりますがこの童磨としのぶの場面もぜひアニメで観てみたいです。