【進撃の巨人】座標とは何?エレンが持ってはいけない理由は?

ライナーらの裏切りが発覚して以降、ライナーらが壁を壊す目的は「座標」と呼ばれる力を奪うことだと判明しました。

物語中盤に登場した座標という概念ですが、具体的に何を指すのかはエレンらがグリシャの手記を手にするまで明かされません。

座標とは何か、エレンが持ってはいけない理由は何かについて順番に見て行きましょう。

座標とは何?エレンが持ってはいけない理由は?

座標とは、全ての巨人を操る能力、すなわち始祖の巨人の力のことです。

座標の力を使いこなすことができれば、パラディ島の壁に潜む超大型巨人の大群に命令し、「地ならし」を起こして世界を滅ぼすことも可能となります。

ライナーがエレンは座標を持ってはいけないと言った理由は、平和思想とはかけ離れた考え方を持つエレンが始祖の力を掌握すれば、世界を滅ぼしかねないと考えたためです。

座標とは全ての巨人を操る力のことで現在の保有者はエレン

座標と呼ばれるのは始祖の巨人が全てのエルディア人を繋ぐ「道」の中心となっているためです。

座標の力はレイス王家が代々保有していましたが、ウォール・マリア陥落の夜、グリシャがレイス家の長女フリーダから始祖を奪い、そのすぐ後に、巨人化したエレンがグリシャを食ったことでエレンに引き継がれました。

座標の真の力を発揮できるのは王家の血筋のみ

巨人を操るといういわば無敵の能力ですが、座標の保有者であれば誰でも使える訳ではなく、王家の血を引く者でなければその真価を発揮することはできません

そのため、レイス王家と血縁がないグリシャやエレンには、座標を使いこなすことはできないはずです。

では、グリシャはなぜ、始祖の力をレイス家から奪ったのでしょうか。

王家の血を引く者が座標の力を手にしても「不戦の契り」に縛られる

その理由は、パラディ島の初代王カール・フリッツの平和思想にあります。

エルディア帝国による殺戮の歴史を嘆いたカール・フリッツは、王家の子孫が巨人の力を二度と戦争に使わぬよう、座標を手にした王家の子孫から戦う意志を失わせる「不戦の契り」という誓約を生み出しました。

フリーダを初めとした王家の始祖継承者は、この不戦の契りに縛られていたため、始祖の力を外敵に向けて行使しなかったのです。

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進撃の巨人の表紙

つまりグリシャは、初代王の思想からエルディア人を守るために始祖の力を奪ったのでした。

座標の発動条件は

エレンが不戦の契りに縛られないことは分かりましたが、王家と血縁関係がないエレンに、始祖の力を扱う術はあるのでしょうか。

1つだけ手段があり、それは王家の血を引く者を巨人にして接触することです。

【完結済み】進撃の巨人
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第35回講談社漫画賞。シリーズ累計1億部突破!2013年アニメ化、2015年実写映画化。2009年「別冊少年マガジン」で連載を開始し、2021年完結

エレンが座標を使えたのはいつ何話?なぜ使えた?

エレンは、マーレ編以前に1度だけ座標の力を発動させたことがあります。

12巻第50話「叫び」にて、王家の子孫ダイナ巨人と偶然に接触したことで発動

12巻第50話「叫び」にて、エレンをマーレに連れ帰ろうとするライナーから逃げる際、巨人の大群に囲まれたエレンは、その場に偶然現れた王家の末裔ダイナ巨人と接触したことで、一時的ではありますが始祖の力を掌握しました。

始祖の力を掌握したエレンは周囲の巨人に無意識に命令を下し、ライナーとベルトルトを攻撃するよう仕向けたのです。

始祖の力を使ったエレンを見て「最悪だ」と言ったライナー

エレンが始祖の力を行使したのを目撃したライナーは、「最悪だ・・・」「この世で一番それを持っちゃいけねぇのは、エレン・・・お前だ」と激しく動揺しました。

ライナーはなぜこのような反応を見せたのでしょうか。

エレンが座標の力を持ってはいけないのはなぜ?

その理由は、エレンの生まれ持った人間性と壁外世界への強い復讐心にあります。

「他人から自由を奪われるくらいなら、その相手から自由を奪う」

エレンは幼い頃から、自分や仲間から自由を奪おうとする人たちに対して異常なまでの敵意を向けおり、最も代表的な場面は、誘拐されたミカサを助けるため暴漢を刺し殺したシーンです。

ミカサを助けるためとは言え、もう動かなくなった暴漢を血を飛び散らせながらめった刺しにする姿からは、自由を奪われることに異常なまでの怒りを感じていることが読み取れます。

ウォール・マリア陥落以降、壁外世界に対する復讐心を募らせていく

このようなエレンの怒りをより強固にしたのは、ウォール・マリア陥落以降エレンに降り積もっていった強い復讐心です。

エレンは、母カルラが目の前で巨人に食われただけでなく、同期の多くがトロスト区襲撃で命を落とし、調査兵団入団以降も、リヴァイ班やハンネスを初めとしてかけがえのない仲間をほとんど失ってしまいました。

さらに、家族や仲間を殺したのが、兄のように慕っていたライナーや友達だと思っていたベルトルト・アニの裏切りによるものだと知ってしまい、壁外世界に対し強い復讐心を募らせていきます。

エレンを近くで見てきたライナーは座標の力を持ったエレンは壁外世界を滅ぼすと確信

このようなエレンの心情を近くで見てきたライナーは、エレンが座標の力を掌握すれば平和的に活用するなどあり得ず世界を滅ぼすという選択をしかねないと確信したのでしょう。

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実際に、マーレ編で王家の血を引くジーク巨人と接触したエレンは、ライナーが危惧したとおり壁の巨人を全て解放して地ならしを実行してしまいます。

座標とは何?エレンが持ってはいけない理由は?のまとめ

座標とは全ての巨人を操る力のことで、エレンが持ってはいけない理由は「エレンが壁外世界に誰よりも強い憎しみを抱いているからだ」ということが分かりました。

壁内人類の希望とされていたエレンですが、ライナーらの立場からすれば壁外世界を滅ぼしかねない大変危険な存在なのですね。

今後は地ならしを発動させたエレンに対して、ライナーらがどのような対処をしていくのかに注目していきたいです。

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