【薬屋のひとりごと】猫猫が里帰り!でも身元引受人は壬氏じゃない理由

園遊会で貰った簪があれば後宮の外に出られると聞いた猫猫は、3日間の一時帰宅をすることに決めます。

当然身元引受人は壬氏かと思いきや、出世頭の武官である李白に身元引受人をお願いするのでした。

なぜ、壬氏ではなく李白へ依頼したのでしょうか?その理由と里帰りの様子をまとめていきたいと思います。

猫猫が里帰りで壬氏に身元引受人を依頼しなかったのは何故?

猫猫が壬氏に身元引受人を依頼しなかった理由は下記のようです。

①猫猫の実家が高級妓楼緑青館であるため

まず考えられるのは見目麗しい壬氏に緑青館の妓女たちが本気になってしまったら店が潰れ、店主のやり手婆に懲らしめられると恐れたためです。

里帰りしてしてすぐに鳩尾にパンチをされお金をむしり取られたり、妓女として働かされそうになったりと猫猫もやり手婆には手を焼いてる様子が窺えます。

②見返りを与えられないから

次に見返りを与えられないことも考えられます。

宦官である壬氏を妓楼に誘うのは失礼であり、何の利益にもならないと考えたのでしょう。

身元引受人を壬氏にお願いした場合、与えられるものがないと考えた猫猫の推理はここでは完全に外れています。

猫猫に思いを寄せる彼であればきっとただそばにいられるだけで良かったことでしょうに…なんとも切なくじれったいものですね。

それでは身元引受人である李白に猫猫は一体何の見返りを与えたのでしょうか?

李白の美女好きを里帰りに利用

猫猫と李白の出会いは園遊会に遡ります。女好きな彼は簪を配り歩いており、義理で猫猫は簪を貰ったのでした。

李白が若いながらも出世頭であることを見抜いた猫猫は里帰りの身元引受人を李白にお願いしますが、そう簡単には引き受けてくれません。

下女でしかない猫猫が武官の出世株である李白を里帰りに利用するなど、とんでもない話です。

しかし、実家が緑青館であることを利用して猫猫は人気妓女の面会を李白に提案するのでした。

怪しい提案に迷ったものの、事実と知った李白は嬉々として猫猫の里帰りの手伝いをすることなったのでした。

高官でさえ手が出せないと評判の三姫との面会に、ご満悦な李白。これから上客として搾り取られるんだろと同情するようなしないような複雑な気持ちになるのは猫猫だけではありません。

緑青館の三姫と医師の養父

猫猫の実家は後宮の反対側に位置する花街で、一晩で銀が尽く高級妓楼と評判の緑青館、その中でも白鈴 女華 梅梅は三姫と言われ、市民からも憧憬されていて、茶を交わすだけでも銀がいり、目の前で愛ることすら名誉と言うのだから驚きです。

李白の相手をした白鈴は舞踊が得意で、鍛えられた腕を持つ男性が好みの様。

一体李白がどんな夢を見て白鈴はどんな舞を披露したのか気になるところではありますが、希少価値を上げるために客をあまりとらない三姫の見せる天上の甘露にすっかり酔いしれている李白の様子に彼女たちの実力を感じます。

花街で医師をしている養父は里帰りした猫猫との再会を喜びますが、人攫いに会い後宮勤めをしていたと聞かされ複雑な表情を見せ、医師として有能な養父は1つの事から2も3も知ることができるほどで、里帰り中に起こった事件も猫猫が真意に迫れたのは彼のおかげでした。

真意に迫るも解決してきれいに終わらないあたりが薬屋のひとりごとらしいストーリー展開でまた引き込まれる話です。

かつては医官として後宮勤めをしていた猫猫の養父ですが、阿多姫の出産時の処置と赤子の死に責任をとらされ片膝の骨を抜かれ後宮を追放されてしまったのでした。

猫猫の寝顔を見ながら「後宮とは因果だねぇ」と、呟いたのも無理はありません。

哀れな壬氏

何といっても1番可哀想なのは壬氏です。

猫猫に会いたい一心で仕事を終わらせて翡翠宮に行ったら、知らぬ男と里帰りをしているのですから。

猫猫の事情など知らぬ彼が、どれだけ嫉妬に狂ったか想像に難くありません。

まとめ

猫猫が壬氏を身元引受人にしなかったのは、実家が高級妓楼の緑青館であることから以下の理由が考えられます。

  1. 麗しい壬氏に妓女が惚れこみ緑青館を潰さないようにするため
  2. 宦官である壬氏は上客として店主のやり手婆に紹介できないため
  3. 身元引受人の見返りを壬氏に与えることができないと考えたため

結果として李白は人気スターとの面会が叶い、猫猫も無事に里帰りができました、めでたしめでたし。(…とはいえ、壬氏の気持ちを思うと複雑ですが)

医師の養父と店主のやり手婆、緑青館のスターを小姐と呼ぶ、不思議な育ちの猫猫ですが家族のかたちはいろいろあるものです。母はいないと語る猫猫ですが彼女の血を分けた家族のことも気になりますね。

李白と猫猫の中を疑う壬氏の誤解は解けるのでしょうか?これからの展開も見逃せません。

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