【鬼滅の刃】日の呼吸とヒノカミ神楽は違いと名称を変えた理由

炭治郎が使う呼吸はもともとは水の呼吸でしたが、育手の鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)が水の呼吸の使い手だったこともあって、炭治郎も最初水の呼吸を使っていました。

その後、那田蜘蛛山の戦いで「ヒノカミ神楽」を使ったのを、最初にヒノカミ神楽を使うことも増えた炭治郎。

このヒノカミ神楽と、原作の折々に現れる日の呼吸は一緒なのでしょうか?また、違いとは何なのでしょうか?

ヒノカミ神楽と日の呼吸は同じもの

日の呼吸の型を見せる縁壱

引用元:鬼滅の刃21巻

まず、最初にヒノカミ神楽と日の呼吸、これは同じものです。

炭治郎の先祖が受けついたヒノカミ神楽を代々継承していって、現在の炭治郎まで神楽が引き継がれているのですが、そもそもこのヒノカミ神楽は日の呼吸の型を表した舞だったんです。

では、どうして日の呼吸と言わずにヒノカミ神楽とあえて言っているのか、そこを詳しく見ていきましょう。

日の呼吸の使い手:継国縁壱(つぎくによりいち)

日の呼吸の型を見せる縁壱

引用元:鬼滅の刃21巻

そもそもこの日の呼吸は「始まりの呼吸」と言われる縁壱から始まります。

もともと、縁壱よりずっと前から鬼殺隊は存在していたのですが、当時呼吸を使えるものがいなかったため、縁壱が鬼殺隊に入隊した時にそれぞれの剣士に呼吸の使い方を教えていったんです。

呼吸が使えるようになった剣士はめきめきと腕を上げていき、最終的には縁壱と同じように痣を発現してかなり強力な鬼殺隊になっていきました。

継国巌勝(つぎくにみちかつ)の裏切り

鬼になれと勧める無惨と、巌勝

引用元:鬼滅の刃20巻

縁壱の双子の兄である巌勝が縁壱への嫉妬、憎しみから鬼となったことは知っていますか?

巌勝が、鬼殺隊を脱退し「黒死牟(こくしぼう)」となる際、当時のお館様の頸を持って鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の元へ行きました。

縁壱が炭吉を訪ねる

引用元:鬼滅の刃21巻

その時、縁壱はその直前に鬼舞辻無惨と遭遇し、あと一歩のところまで追いつめることが出来ていたのですが、

  • 無惨の細胞分裂により逃げられたこと
  • 一緒にいた鬼の珠世(たまよ)を逃がしたこと
  • 兄である巌勝が鬼になったこと

鬼殺隊からさんざん責められます

そして、失意の中、炭治郎の先祖「炭吉」のもとを訪ねるのです。

炭治郎が受け継いだヒノカミ神楽

炭吉に縁壱が耳飾りと神楽を継承する

鬼滅の刃22巻

炭吉のもとを訪ね一切を炭吉に語った縁壱は炭吉の妻「すやこ」に頼まれ剣技を見せてくれるのですが、それがのちに神楽となって竈門家に代々引き継がれていったということになります。

この炭吉の記憶がなければ鬼舞辻無惨を倒すことは不可能だったので、巡り合わせというのは本当に不思議なものですね。

巌勝が鬼殺隊を裏切ったことはかなりの裏切りではありますが、結果的に巌勝では日の呼吸を使うこともできなかったし、このあと触れていきますが日の呼吸を使えるものは全ていなくなってしまうので、この時に炭吉の家を訪ねたことがどれほど重要なことだったか、そう考えると巌勝の裏切りは結果的に鬼舞辻無惨を倒すためには重要な出来事だったんです。

巌勝は裏切りながらも、やはり無惨を倒すための一役を買っていたとも考えられますね。

日の呼吸がヒノカミ神楽と呼ばれるようになった理由

胡蝶しのぶが炎の呼吸について説明している

引用元:鬼滅の刃7巻

日の呼吸と元々言われていたものがヒノカミ神楽に名前を変えて、炭治郎の時代まで引き継がれているのはなぜでしょうか?

  • たまたま竈門家に伝わったときに名前が変わった
  • 剣士ではないものが引き継いだから
  • 呼吸が使えない炭吉が見て継承したから

様々な説が考えられそうですが、一番の理由は「日の呼吸」を滅亡させないためで、ちなみに、煉獄杏寿郎の使う「炎(ほのお)の呼吸」は「火の呼吸」呼んではいけません。

わざわざ日の呼吸をヒノカミ神楽と呼び方を変えたので、炎の呼吸を火の呼吸」呼んではいけない、とされていたんですね。

間違えて根絶やしにされては大変ですから。

巌勝が無惨の元へ鬼になり仲間入りをした際、無惨と巌勝は黒死牟として次々と日の呼吸の使い手を殺していき、根絶やしにしていきました。

霞柱時透無一郎

引用元:鬼滅の刃6巻

実際子孫の時透無一郎は巌勝の子孫でしたが「継国の名は絶えたか」と黒死牟が言っていた通り、日の呼吸の使い手としては現存しておわず、実際に無一郎は霞柱として霞の呼吸を使っていました。

禰豆子を鬼にする無惨

引用元:鬼滅の刃22巻

日の呼吸を絶やさずに済んだのは竈門家へ伝わったヒノカミ神楽のおかげ。

それに無惨が気づいたか気づいていないか、そこは原作では詳しく触れられていませんが、作品の最初に無惨が竈門家を襲い禰豆子を鬼にしたことにも理由があると考えられます。

禰豆子を鬼にして日光を克服させようと考えたようですが、禰豆子が倒れたことで諦めてその場を去っていったんでしょう。

無惨もなかなかしぶといものです。

まとめ

ヒノカミ神楽と日の呼吸は同じものでした。

鬼舞辻無惨から呼吸を守るために、竈門家に神楽として継承され、その過程で呼び方が変わっていたんですね。

そのおかげで炭治郎にヒノカミ神楽が継承され、最終の無惨戦で13の型が完成し無惨を倒すことが出来たと歴史が長く守り繋いでこられた呼吸だということが分かりました。

だからこそ、炭治郎はヒノカミ神楽を使いながら雷の呼吸で生かされる足の筋肉を強化して技を出したり、伊之助の獣の呼吸からくる張り巡らされた感性によって「透き通る世界」を覚醒することが出来たんですね。