【鬼滅の刃】神崎アオイは死亡した?プロフィールと呼吸や戦わない理由

炭治郎達鬼殺隊が怪我をしたら世話になる診療所「蝶屋敷」には、鬼に家族を殺されて身寄りがない女の子達が看護に従事しています。

その中には神崎アオイもおり、アオイは作中で何度も炭治郎達の身の回りの世話をこなしてきました。

そこで今回は、

  1. 神崎アオイの死亡説について
  2. 神崎アオイのプロフィール
  3. 神崎アオイの年齢・誕生日の考察
  4. 神崎アオイの呼吸について
  5. 神崎アオイが戦わない理由と過去について
  6. 神崎アオイの日輪刀と階級の考察
  7. 神崎アオイの同期

など、神崎アオイの疑問について解決していきたいと思います。

神崎アオイの死亡説について

結論から申しますと神崎アオイは死んでいませんし、最後まで生き延びています。

単行本23巻第198話にて、アオイは最終決戦が描かれた市街地戦の最中も蝶屋敷に待機して三人娘と一丸となって手を合わせ鬼殺隊の勝利を祈っている為、物理的に死ぬ要素はありません

しかし、グーグルなどの検索サジェストに「神崎アオイ 死亡」と候補して出てくる事から「神崎アオイ死亡説」が浮上してしまったようです。

なぜ神崎アオイの死亡が検索されているのかと言えば、恐らく物語終盤で続々と登場人物が死亡していった為、アオイの死亡を知りたい人が「死亡」のサジェストで検索しただけではないでしょうか。

本当に作中で死んでいればすぐに検索結果が得られますので、結論が知りたい人には便利なキーワードですね。

神崎アオイのプロフィール

神崎アオイは、蝶屋敷で治療などを取り仕切る鬼殺隊士であり、主に隊士達の治療や回復訓練などの任が仕事となります。

初登場時からも隊服の上に割烹着を着用している他、公式ファンブックでも隊士の括りで紹介されている為、鬼殺隊の剣士なのは間違いありません。

しかし、トラウマが理由で鬼と戦う事が出来なくなったアオイは、医療面の知識を活かして蝶屋敷でサポートに就いています。

アオイの年齢や誕生日

アオイの年齢や誕生日は公式で発表されていませんが、いくつか情報が散りばめられています。

  1. 年齢はカナヲよりも上(小説「しあわせの花」)
  2. キメツ学園の設定では高校2年生の17歳
  3. 誕生日はカナエと会った日説

まず、年齢に関しては見た目からして成人しているようには見えません。

確実な事は小説によりカナヲよりも年上であると判明している事ですが、キメツ学園のプロフィール情報通りならアオイの年齢は17歳となるものの、キメツ学園ではカナヲとアオイは同じ高等部2年生です。

となると、年齢が上と言うのは単純に誕生月がアオイの方が早いという意味だったのでしょうか?

であれば、カナヲの誕生日は5月19日であり、カナヲの誕生日は出生不明だったのでカナエと出会った日を選んでつけられています。

それを知っていてカナヲよりも年上であると公言しているなら、アオイの誕生日は5月19日以前という事になりますが、アオイがカナエと出会った日は明かされていないので皆目見当もつきませんね。

アオイが蝶屋敷で暮らしている理由

本編ではアオイの背景についてあまり語られていませんが、小説「片羽の蝶」の第3話「甘露寺蜜璃の隠し事」の中で胡蝶しのぶがポロっと喋っています。

しのぶによると、蝶屋敷に住んでいるアオイや三人娘は鬼に家族を殺され他に行き場が無くて一緒に暮らしているそうで、三人娘に至っては鬼殺隊ではなく看護婦です。

アオイ自身は最終選別のトラウマ以降、実戦経験を積めない腰抜けであると自らを卑下し、しのぶの情けで蝶屋敷で負傷した隊士の世話や回復訓練を手伝わせてもらっていると語っていますが、恐らくしのぶは情けではなく家族として一緒にいるのだと考えられます。

禰豆子の箱を修理したのはアオイ

炭治郎が禰豆子を入れている霧雲杉でできた箱は、那田蜘蛛山後の柱合裁判の際に不死川実弥によって少し破損してしまいましたが、実は蝶屋敷で療養中にアオイがテキパキと修理してくれています。

作者曰くアオイは器用だそうです。

神崎アオイの結婚相手

単行本23巻の最終話で、アオイは伊之助と結婚し子孫が居る事が判明しています。

また、公式ファンブック「鬼殺隊見聞録・弐」には、二人の子孫・嘴平青葉という青年が青い彼岸花を研究している研究者と説明されており、弟も存在するそうです。

青葉は伊之助とそっくりな容姿をしていますが、弟はアオイにそっくりなのでしょうか?

アオイが笑うようになったのは伊之助のおかげ?

いつも気丈夫な姿を見せるアオイですが、選別でのトラウマと生き残った負い目からあまり笑った姿を見ない印象です。

しかし、最終決戦の後は月に一度禰豆子がカナヲやアオイに逢いに行くと必ず伊之助も同行しており、予想外なことばかりする伊之助に度々笑わされていたと公式ファンブック「鬼殺隊見聞録・弐」で語られています。

最終話のラストで描かれた記念撮影でも少し緊張しつつ優しい笑顔のアオイが見られました。

また、小説「風の道しるべ」第3話「花と獣」の劇中では、アオイと伊之助のちょっとしたやり取りも描かれていますので、こちらもアオイ×伊之助好きな方にはおススメです。

アオイが戦わない理由は過去に関係している

アオイの過去が少しだけ語られたのは単行本7巻第53話「君は」です。

那田蜘蛛山での戦いの後、蝶屋敷で回復した炭治郎は次の任務に出動する為にお世話になった蝶屋敷の人達に挨拶回りをしており、アオイにも挨拶をしています。

その際、淡々と挨拶を済ませるアオイに面倒を見てくれてありがとうと炭治郎は感謝を伝えていますが、アオイは鬼殺隊の第一線で戦う隊士達と比べると大した事はしていないと卑屈になり、最終選別で運良く生き残った後は恐ろしくて戦いに行けなくなった腰抜けであると明かしました。

最終選別で何が起きたのかは分かりませんが、鬼と戦う事を連想すると冷や汗が出て顔面蒼白になるなど、普段の気の強さは微塵も感じられなくなる変わり身です。

同期は時透無一郎

こちらは公式ファンブック「鬼殺隊見聞録・弐」でしれっと判明しています。

アオイが選別を受けた時期の同期に時透無一郎が挙げられている為、アオイがトラウマを抱えたのは割と最近かもしれません。(無一郎は刀を握って二ヵ月で柱になったため)

  1. 胡蝶カナエの死亡が4年前(しのぶが14歳の頃)
  2. 時透無一郎が鬼殺隊に保護されたのは3年前(有一郎が鬼に殺された年齢)

以上の時系列や11歳の無一郎の療養期間を考慮すれば、アオイと無一郎が選別を受けたのは遅くても炭治郎が鱗滝の下で修業をしている2年の間でしょうか?

アオイは炭治郎に救われた?

単行本第7巻第53話「君は」でアオイの過去が少し語られましたが、炭治郎は卑屈になるアオイにこのような言葉を向けました。

「そんなの関係ないよ、俺を手伝ってくれたアオイさんはもう俺の一部だから。アオイさんの想いは俺が戦いの場に持っていくし」

今まで自分は鬼殺隊のお荷物であり、選別で生き残った事に負い目を感じていたアオイでしたが、炭治郎のこの言葉でふと気持ちが楽になっています。

炭治郎の言葉は小説「しあわせの花」第4話「アオイとカナヲ」の中でも繰り返し想起されており、アオイが鬼殺隊として自分の過去と向き合い胸を張って生きていくための動力となりました。

鬼が怖くて必死に助けを求めるアオイ

単行本第8巻第70話「人攫い」では、遊郭に潜む鬼を探る為、宇随天元が蝶屋敷に来訪しアオイとなほは連れ去ろうとしていましたが、アオイは普段の様子と打って変わって必死に助けを求めていました。

顔面蒼白となり言葉も上手く出てこない様子から余程のトラウマを抱えている事が分かります。

この時はカナヲが自ら行動を起こしアオイとなほを引き止めようとした事や、炭治郎達がアオイ達の代わりに天元と共に遊郭へ調査に向かった事で出動せずに済みましたが、アオイは自分の身代わりとなって上弦の鬼が居るかもしれない遊郭へ向かった炭治郎達の身を案じて罪悪感を拭いきれませんでした。

また、遊郭編のラスト(刀鍛冶の里編の導入)では、

  1. 伊之助、善逸が重傷を負っている事
  2. 炭治郎の昏睡状態が長く続いた事

等に負い目を感じており、炭治郎が目を覚ましたという報告を受けた時には洗濯物を取り込んでいた最中だったのか洗濯物に絡まった状態で病室に駆け込んで来ては「意識が戻って良かった~~!!あたしの代わりに行ってくれたからみんな…ウオオォン!!」と手で顔を覆い号泣しています。

天元が勝手にアオイを連れて行こうとしたあたり、鬼殺隊は継子でない限り所属とか関係なく上官に連れ回されるのが日常なのでしょうか?

なほに関しては鬼殺隊ではなく看護婦なので天元様は一般人を連れていくところでしたね…。

神崎アオイの呼吸と強さ

アオイが使える呼吸は水の呼吸であると公式ファンブック「鬼殺隊見聞録・弐」で判明しています。

また、単行本17巻146話のおまけページでは注釈として水の呼吸は初心者に易しく一番多くの剣士に使われていると書かれており、鱗滝左近次の他にも水の呼吸の育手が存在しているそうです。

アオイに水の呼吸を教えた人物は明かされていませんが、花の呼吸は水の呼吸から派生しているので、胡蝶カナエが存命の時に指導していたのでしょうか?

神崎アオイの呼吸は複数の説がある

神崎アオイは水の呼吸の使い手であることは間違いないのですが、他の呼吸の使い手説があります。

ここで「氷の呼吸」「花の呼吸」この2つの説について見てみましょう。

氷の呼吸説

何故かグーグルのサジェスト候補「神崎アオイ 氷の呼吸」が上がっていますが、調べてみた所どこから氷の呼吸説が生まれたのかよく分かりませんでした。

ただ、胡蝶しのぶや栗花落カナヲが対峙した胡蝶カナエの仇である童磨が氷の血鬼術を扱う為、二次創作においてアオイが助けに入る展開として氷の呼吸を使うといったシチュエーションが妄想されていたのかもしれません。

また、アオイが付けている蝶の髪飾りから氷を連想したのでしょうか。

何れにせよ、まだ原作が完結しておらず公式ファンブック「鬼殺隊見聞録・弐」が発売される以前より考察及び予想されていたのだと思われます。

花の呼吸説

アオイの呼吸については、公式ファンブック「鬼殺隊見聞録・弐」が発売されるまで「アオイは花の呼吸を使うのでは?」と予想されていました。

その理由となるのが、キメツ学園でのキャラクター設定で胡蝶カナエが生物担当教師でありながら茶道部の顧問であり、栗花落カナヲと神崎アオイが共に茶道部に入っている事です。

胡蝶しのぶは薬学研究部であり、三人娘はも中等部で薬学研究部を作ろうとしているとのことですが、アオイを除けばそれぞれの呼吸で棲み分けされている事が分かります。

そう考えると、アオイも選別でトラウマを抱える以前はカナエに師事し花の呼吸を学んでいたのではと予測されており、アオイの呼吸は花の呼吸だと考えられた訳ですが、ファンブックによって考察が根底から覆されました。

アオイは実はそこそこ強い

単行本第6巻第49話「機能回復訓練・前編」では、蝶屋敷のメンバーによる体のほぐしから反射訓練・全身訓練が行われています。

しかし、いくら病み上がりとは言え、これらの訓練で那田蜘蛛山での死闘を経た炭治郎や伊之助がアオイ達にしばらく勝てなかったという事実がある為、アオイは隊士としてはそこそこ強いのではないでしょうか?

ただ、選別後に任務に出ていないので「癸」であるものの、全集中・常中などの高等テクニックは使えないと言うのに初期の炭治郎達に勝る身体能力を持っている事から、実力的には下級隊士よりも高い位置に居ると予想出来ます。

因みに小説「しあわせの花」第4話「アオイとカナヲ」では、一般人の男性を素手で制圧する描写があるので、やはり呼吸を使えるのと使えないのでは一般人との戦闘力は大きく離れているようです。

アオイの日輪刀と鍔

アオイの日輪刀は原作本編で登場していない為、刀身の色や鍔の形は不明です。

日輪刀は使い手により様々な色に変化するという設定から水柱である富岡義勇が青色の刃をしており、かつ市街地戦では倒れた隊士達の中から水の呼吸の使い手の日輪刀を捜している描写がある為、もしアオイが日輪刀を持っていれば水の呼吸の使い手なので刃は青くなっていたでしょう。

ただし、日輪刀を貸与されるのは最終選別後に玉鋼を選び出来上がるまで10~15日とかかる為、アオイが最終選別後すぐにトラウマを抱えて鬼と戦えなくなっていれば玉鋼を選ばずに日輪刀そのものを受け取っていない可能性もあります。

この辺りはいつか吾峠呼世晴先生から明かして欲しいところですね。

アオイの階級

アオイの階級は原作本編や公式ファンブックでも明かされていません

しかし、鬼殺隊は最終選別を経て初めて入隊できると共に最下級の「癸(みずのと)」からスタートする為、最終選別を経て鬼と戦う事が出来なくなったアオイが入隊後一度も任務に出ていないと仮定すれば現在も「癸(みずのと)」である筈です。

神崎アオイの死亡説やプロフィールと過去についてのまとめ

  1. アオイの死亡説が出たのは、最終回の展開が気になった読者が「死亡」と検索したためだと予想
  2. アオイの年齢はカナヲよりも上であり、キメツ学園の設定では17歳である
  3. アオイの誕生日は不明だが、カナヲと同い年と仮定した場合は5月19日より前になる
  4. アオイは、鬼に家族を殺された孤児
  5. アオイは鬼殺隊だが、最終選別で運良く生き残った後は恐ろしくて戦いに行けなくなった為、蝶屋敷で看護や雑務を担当している
  6. アオイは炭治郎の言葉に救われて鬼殺隊の一員として胸を張れるように頑張る事を決めた
  7. アオイの同期は時透無一郎
  8. アオイが使える呼吸は「水の呼吸」
  9. アオイの日輪刀と階級は本編や公式ファンブックで明らかにされていない
  10. アオイの結婚相手は嘴平伊之助

蝶屋敷で鬼殺隊の隊士が傷ついた時は厳しくも優しく看護する神崎アオイについて調べていきました。

アオイが戦いに行けなくなった事を理解し、蝶屋敷において隊士の世話をする役目を与えたのは恐らくカナエとしのぶでしょう。

直接指令が来ない事を考えるとお館様も黙認しているのではないでしょうか。

アオイの思いは炭治郎を始め隊士のみんなが抱いて連れて行ってくれていますが、アオイが水の呼吸を使う姿を見てみたいと思ってしまいます。

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