日向夏先生の小説薬屋のひとりごとをコミカライズした月刊ビッグガンガン掲載「薬屋のひとりごと」。
2020年3月25日に6巻が発売ましたが、続きの気になる展開が続いていて、ねこクラゲ先生の絵も人気の漫画ですよね。
薬屋のひとりごとの登場キャラクターの中でも人気ツートップの猫猫と壬氏は、話が進むごとに関係が変化し目の離せないペア。
今回はビッグガンガン掲載「薬屋のひとりごと」6巻までを読んで、猫猫と壬氏の今後の関係の変化について考察します!
猫猫と壬氏の関係の変化
身分の差がありながらも、どこか距離感の近い2人の関係は見えいて安心できる空気感があります。
まだまだ壬氏の片思い感は否めませんが、話が進むごとにお互いの理解が深まっていく様子はうれしいものがありますね。
きっかけ
壬氏が猫猫を知ったのは帝の御子の病の原因を猫猫が突き止めた時でした。猫猫が持っている薬の知識を知り、使える駒が見つかったと思った壬氏は玉葉妃の毒見薬に猫猫を推薦しますが、壬氏を毛虫を見るかのような目で見る猫猫の態度が気に入り、用事があるたびに猫猫に絡むようになった、というのが交流の始まりです。
翡翠宮にて
壬氏は猫猫が翡翠宮に来てから、事件が起こると猫猫に相談を持ち掛けるようになり、だんだんと崩れた態度をとるようになります。
猫猫に対して行きすぎたいたずらをして玉葉妃に怒られたり、知らないうちに里帰りしていた猫猫に怒ったり、酒に酔って猫猫を抱き枕にして屋外で眠りこけたり、立場的に大丈夫なのか?と思ってしまうような行動を結構していましたね。
猫猫を解雇してしまった時も、解雇したことを悔やんでかなり落ち込んでいました。猫猫が翡翠宮にいた期間は毎回表情が豊かになっていく壬氏を見ることができて見ごたえがありますよ。
猫猫の方も、キラキラした粘着質な壬氏を毛虫を見るような目で見ながらも、壬氏の人間性を感じ取りだんだんと態度が柔らかくなっています。
外廷にて
猫猫を解雇してしまったことを悔やんだ壬氏が猫猫を身請けすることにしたので、猫猫は壬氏の侍女として外廷で働くことになりました。ここでは壬氏も飾った態度をとることがなく、より自然体な感じ。生活の様子を見ることが多いため、猫猫の壬氏に関する理解も日に日に深まっていきます。
いまだ猫猫は壬氏に対して身分を理由にかなりはっきり線引きをしていますが、6巻では『』という水蓮の言葉もあり、今後高順や水蓮によって2人の仲が深まることにも期待できるでしょう。
今後の関係
これまでは、かなり壬氏の一方通行という感じがしたので、もっと2人が仲良くなるに猫猫の心の変化が必要。身分の違いを気にする気持ちをどう乗り越えるか、壬氏の本来の身分にどう向き合うか、そのあたりが楽しみですね。
今まで、壬氏がどんなにかっこよくても、砕けた態度をとっていても、目の前で泣いても、猫猫は無反応だったので、猫猫の心が動くのは壬氏の過去に向き合った後になるでしょう。
壬氏の一方通行がいつまで続くのか心配なところはありますが、猫猫が早く心を開いてくれることに期待です。
まとめ
薬屋のひとりごとの猫猫と壬氏の関係を考察しました。
全く違う性格をしているようで似たような雰囲気を漂わせている猫猫と壬氏。
2人の関係に今後も目が離せませんね!
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「薬屋のひとりごと」は日向夏先生原作のライトノベルで、2024年にはシリーズ発行部数3100万部を突破した話題沸騰中の人気作です。 そして、2023年10月22日からTOHO animation STUDIO、OLMによりアニメ放送が[…]