デミウルゴスはオーバーロードの主人公アインズに忠誠を捧げる、悪魔です。
ナザリック随一の智者である彼は様々な計画を考案し、そのどれもがナザリックに恩恵を与えてきましたがデミウルゴスがアインズを裏切りを働いたのではないかと一時期話題になりました。
そこで今回は、
- デミウルゴス裏切りの真相
- デミウルゴス興味も持った、ただ一人とは?
以上、デミウルゴスの裏切りの真相と、人間を玩具程度としか見ていないデミウルゴスが興味を持ったただ一人の人間について紹介します。
デミウルゴスの裏切りの真相
- 本名:デミウルゴス
- 種族:異形種
- 性別:男
- 性格;非常に残酷
- 役職:ナザリック地下大墳墓 第七階層守護者
- 創造主:ウルベルト・アレイン・オードル
デミウルゴスはナザリック最高の頭脳の持ち主で彼はは自身が仕えるアインズが統治するナザリックの繁栄を第一とし、そのためならば彼の人間の苦痛や悲鳴に悦びを感じる残酷な性格も相まってやることも非常に残虐ですが、筆者個人の見解では現時点でナザリックに一番利益をもたらしているのも彼であり、ファンからはデミウルゴスに任せておけば大抵はのことはうまく運ぶので、デミえもんと呼ばれるほどです。
彼は知能が高すぎるが故に、アインズが何の気なしに言った言葉や行動を深読みし「そういうことでしたか!」と、とんでもない勘違いするのはオーバーロードの名物シーンでもありますね。
現に現在ナザリックが進めている世界征服も、アインズが冗談で発言したことをデミウルゴスが本気にしてしまい、ナザリックが本当に世界征服を進めてしまうという一部のファンからは誤発注と言われていました。
そんなデミウルゴスですが、なんとアインズと戦うことになり彼の裏切りが噂されてしまいます。
なぜ彼は本当にアインズを裏切ったのでしょうか?
オーバーロードの主人公であり、ナザリック地下大墳墓の絶対的支配者でもあるアインズは現在の世界に転移してからは世界のバランスを無視したチート級の強さで着々と世界征服を進めています。 ではオーバーロードの世界においてアインズの力は一体どれ[…]
デミウルゴスの裏切りの真偽
結論から述べるとデミウルゴスはアインズを裏切ってはおらず、戦闘の理由はアインズが演じるモモンという冒険者の評判上げるためのマッチポンプでした。
原作6巻、デミウルゴスが考案したゲヘナ作戦では彼が魔皇ヤルダバオトと身分を計画を進めていく最中、彼の予定にはありませんでしたがアダマンタイト級冒険者の蒼の薔薇と戦うこととなります。
蒼の薔薇は最上級の冒険者であるものの、それは人間という枠の話であってデミウルゴスには全く歯が立たず、あっという間にメンバーの2人が殺されてしまい、絶体絶命のピンチに駆けつけたのはモモン(アインズ)であり、ヤルダバオト交戦し見事撃退に成功しますが(もちろんお互い本気で戦ったわけではない)この時のモモンとヤルダバオトの遭遇は偶然でした。
その後、撃退されたヤルダバオトは王都の倉庫が多い区画を炎で囲み、その内側の物資と人間をナザリックの資源として活用するため、ナザリックへと運び入れます。
その際に対ヤルダバオト用に王国から要請を受けたモモンは再度ヤルダバオトと対峙し、炎の中の第三者が盗聴できない場所で2人はアインズとデミウルゴスとして作戦を聞くことになり、計画に変更を加え改めてヤルダバオトはモモンに撃退されることで、モモンは英雄として王国での評判を上げることに成功しました。
なので2人の戦闘も、モモンが圧倒的な力を持つヤルダバオトを倒し、王国のヒーローに仕立て上げるための茶番劇です。
デミウルゴスが興味をもった一人の人間とは
原作7巻では、デミウルゴスは意味深な発言をします。
その内容とは、
王国の現状にはまるで魅力がない。ただ一人を除いて。
引用元:オーバーロード 原作7巻
人間を玩具程度にしか思っていないデミウルゴスが興味を持つ人物とは一体誰なのでしょうか?
ただ一人の人物の正体
デミウルゴスが言ったただ一人の正体とは、リ・エスティーゼ王国の王女ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ(通称ラナー)です。
普段彼女は黄金と称されるほどの容姿と天真爛漫で慈悲深い性格から多くの国民から愛されていますが、その正体は精神の異形種ともいわれる性格破綻者であり、彼女は自身の側近の騎士であるクライムを最愛の人とし彼と結ばれるためなら己の国すら平気で売り渡すほどで、彼女の正体を知っている兄などからは化け物と恐れられてきました。
また彼女の頭脳はデミウルゴスやアルベドに匹敵するほどで人間をはるかに凌駕するする程高い知能をもっています。
ラナーはゲヘナ作戦前にデミウルゴスと接触し、その時点でクライムと永遠に結ばれるために自身の国を裏切ることを決め、ゲヘナ作戦においては国を裏切った彼女の助力もありました。
オーバーロードに登場するリ・エスティーゼ王国の王女ラナー、彼女の表の顔は比の打ちどころのない素晴らしい王女であり国民からの評価も高いものの、彼女の兄弟や一部の貴族、そして我々読者が知っている本当の彼女はその表の顔からは想像できないほど別人で[…]
デミウルゴスの裏切りとただ一人についてまとめ
デミウルゴスはその容姿と、知能の高いキャラ設定で他の守護者よりも裏切りそうと言われており、ナザリックに対しての貢献度は1、2位を争うのになんだか可哀想ですね。
デミウルゴスの登場が非常に多い原作12、13巻の聖王国は劇場版として公開予定なので非常に楽しみです。