終末のワルキューレ登場予定のシモ・ヘイヘについての色々を大胆予想

自分の中の小5がテンション上がりすぎて気絶すると話題の”小5気絶漫画”と公式ツイッターの紹介文に書かれているあたりが個人的にかなりドストライクな終末のワルキューレ。

そのツイッターでキャラデザインが先行公開されたシモ・ヘイヘについて個人的な予想や希望を含めて書いていきたいと思います。

フィンランドの軍人シモ・ヘイヘ

冬戦争時のシモヘイヘ
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/シモ・ヘイヘ

終末のワルキューレの話に入る前に、まずは実在したシモ・ヘイヘについて少しご紹介します。

ちなみにWEB検索する際は戦場で受けた傷が残っている画像が多く検索で該当する為、苦手な人がいるかもしれません。

シモ・ヘイヘとは?

シモ・ヘイヘとはこれ以上ないくらいに簡潔に言えば人類最強のスナイパーです。

フィンランドの軍人でソ連との間に起こった冬戦争にて、542名射殺というスナイパー史上最多の戦果を残した人物で自身の身の丈ほどの銃を取り回し、純白のギリースーツに身を包んでいた為、ソ連からは白い死神と恐れられました。

なお、その狙撃スタイルは非常に独特で、反射で位置がばれることを嫌ったことと射撃姿勢の兼ね合いからスコープを使っていなかったそうです。

さらに、極寒の中で狙撃をする際には、息が白いと見つかってしまうため口に雪を含み狙撃をしていたこともあるという逸話も。しかし残念ながら2002年にお亡くなりになられています。

ちなみに余談ですが、シモ・ヘイヘの逸話は数々ありますが、この方の上官もかなりの逸話を持っているので気になる方は是非調べてみてください。

終末のワルキューレのシモ・ヘイヘ予想

さて、まだまだ史実において書きたいことが山ほどあるシモ・ヘイヘについてですがグッとこらえて進めていきたいと思います。

シモ・ヘイヘの公開されたキャラデザイン

こちらが公式ツイッターにてキャラデザイン公開投票第一位に輝いたシモ・ヘイヘのデザインだそうです。このデザインから読み取れる点について触れていきたいと思います。

まず、終末のワルキューレの設定としてアカシックレコードという人類の歴史上から人物を呼び出すような仕組みが存在しており、そこに登録されているのは各々の全盛期の姿という設定に。(現状では佐々木小次郎のみ例外でした。)

そして画像のシモ・ヘイヘは左目の下あたりに少し傷が見えていますよね。これは冬戦争終戦間際に顎を撃ち抜かれた時の傷だと思われます。

銃剣は狙撃のみでの戦闘では用いていないはずなので戦時中ではないですし、また終戦後は猟師兼猟犬の繁殖家として余生を過ごしたそうなので猟犬がいるのも終戦後を示唆していると考えた方が妥当ですね。

元々徴兵前はケワタガモの猟で実力を培ってきた人物なので、また猟に戻ってさらに能力が高まったと予想し、併せて上記の点から考えて終戦からそう経っていない数年後とみるのが妥当でしょうか。

関連記事

漫画は読んでいて楽しい、愉快になる作品だけではありません。 中には重いテーマを題材にしているものもあり、そのような思いテーマでも救いがあれば読んでいて納得もできるのですが、作品の中身も壮絶、結末も壮絶、といった読んでいて救いが全く読み[…]

ぼくらのの表紙

シモ・ヘイヘの対戦相手は誰になる?

上記は終末のワルキューレ天界、つまり神々の出場者の一覧で、既にに登場した神を除けば残りは9名ですがこの中でシモ・ヘイヘと戦うと熱いと個人的に思うのはアポロンです。

というのもアポロンは登場する神の中で唯一の弓の名手でどんなに遠くの的も射抜けたといわれているので、この点は非常にシモ・ヘイヘとの戦いとして面白くなるでしょう。

性格の面ではシモ・ヘイヘがかなりの寡黙に対してアポロンは「節度を守って控えることを重んじている為、節度を守って控えることを控えています」というようなおふざけが過ぎる性格だったので、こういった正反対な部分のあるキャラ同士の戦いというのは盛り上がりますよね。

シモ・ヘイヘの戦いの舞台はどうなるか

闘技場のような円形フィールドで試合が繰り広げられる終末のワルキューレですが、第一試合と第二試合は通常のフィールドでしたが、しかしそれ以降の試合では舞台の様子が少々異なっていました。

第三試合は周囲を海水に囲まれたフィールドとなっており、第四試合は上の画像のようにロンドンの街を再現したロンドンストリートとなっています。

ではシモ・ヘイヘの登場する試合はどうなるのでしょうか?

まずシモ・ヘイヘには白い死神という異名があるのですが、これは前述した純白のギリースーツに身を包み狙撃を行なっていたことに由来します。

上記の公式ツイッターにも白い死神という文言が強調されているため、この異名は活かされると思いますし、シモ・ヘイヘが実績を残したのは雪の中なので、広い雪原のようなフィールドになることが予想できますね。

長距離の狙撃となると今までのフィールドでは小さい気もしますが、ロンドンストリートを再現できるわけですし、神の力をもってすれば恐らく広いフィールドを作るのも容易な事なのでしょう。

関連記事

伏線とは、 あとのことがうまくゆくように、前もってそれとなく用意しておくこと。 引用元:https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E4%BC%8F%E7%B7%9A/ 面白いと呼ばれるアニメほどこの伏線を張[…]

謎、名探偵、虫眼鏡

シモ・ヘイヘ戦はどんな戦いになるか予想

シモ・ヘイヘといえば狙撃で、アポロンといえば弓の名手なわけですから、やはり撃ち合って欲しいというのは間違いないでしょう。

個人的にはシモ・ヘイヘとアポロンの性格を対比して、アポロンはある程度撃ちまくり、シモ・ヘイヘは狙いすました一撃を当てるなんてのも非常にかっこいいかなと思います。

実際シモ・ヘイヘは当たると思った時にしか引き金を引かなかったそうです。

ですが、気になるのは画像に書いてある猟犬と特に銃剣の部分。猟犬は始めから一人と一匹での作戦があれば出てくるかもしれませんが、呂布の赤兎と同様に考えれば試合に始めからは出てこないと考えた方が自然ですね。

そして銃剣ですが、これは確実に近接戦を示唆している!ということで試合は近接戦パートと狙撃パートが存在し展開するのではないかと予想します。

まとめ

某TPSゲームでスナイパーライフルからスコープを外しボルトアクション式ばかり使ってしまうほどシモ・ヘイヘに憧れがある私ですが、終末のワルキューレに登場すると知った時は当然ながら期待が高まりました。

そしてキャラデザインもまさかの先行公開がされその期待は一層高まっているので、まだまだ情報は0に近いですが、個人的には一撃で神を射抜くシモ・ヘイヘが見てみたいものです。

しかし、どうすれば神と戦えるほどの射撃の腕が身につくのか、シモ・ヘイヘ自身は聞かれたら「習熟だ」と答えることでしょう。シモ・ヘイヘの登場はいつになるのか非常に楽しみです。

【最新刊】終末のワルキューレ
created by Rinker
「このマンガがすごい! 2019」オトコ編5位他、多数の漫画賞を受賞。2021年アニメ化。人類滅亡を決めた神々と、それを覆そうとする戦乙女によって選出された人類の英傑メンバーによるバトル作品。2021年アニメ化。