最終選別を突破して鬼殺隊になった時点で隊員には日輪刀と隊服、そして鎹鴉が支給されます。
その為、勿論冨岡義勇にも専属の鎹鴉がいるわけですが本編ではあまり登場していません。
そこで今回は、
- 冨岡義勇の鎹鴉・寛三郎のプロフィール
- 寛三郎がかわいいシーン
- 寛三郎の生死
など寛三郎について判明している情報を紹介したいと思います。
冨岡義勇の鎹鴉・寛三郎のプロフィール
【名前】 | 寛三郎(かんざぶろう) |
【性別】 | 雄 |
【所属】 | 鬼殺隊鎹鴉 |
【担当】 | 冨岡義勇 |
【初登場】 | 単行本17巻おまけページ |
【声優】 | 未定 |
冨岡義勇の鎹鴉の名前が判明したのは公式ファンブック「鬼殺隊見聞録・弐」の義勇の紹介ページであり、名前は「寛三郎(かんざぶろう)」です。
また、単行本17巻ではおまけページで寛三郎について紹介されており、結構な高齢の為に伝達を聞き間違えたり戦闘中にトコトコ出てきたりして義勇をハラハラさせている事が明かされました。
他の鎹鴉と違って見た目はどことなく腰が曲がった高齢者を彷彿とさせるもので、目元が穏やかに細められた仏のような表情が特徴になります。
単行本8巻66話「黎明に散る」、冨岡義勇の肩に乗り煉獄杏寿郎の訃報を伝えた鎹鴉が寛三郎なのかは不明です。
寛三郎は年寄り口調で話す
鎹鴉の口調も人間同様に個性があり、炭治郎の鎹鴉が割と若者口調、無一郎の鎹鴉が小生意気な口調であるように、寛三郎は「年寄り口調」で話します。
語尾に「~ジャ」と付けるのが特徴です。
また、ヨボヨボなので語尾の後には「…」が入ります。
寛三郎と冨岡義勇のやり取りがかわいいと話題
高齢により伝達を聞き間違えたり戦闘中にトコトコと出てきたりして義勇をハラハラさせている寛三郎ですが、猗窩座戦の裏側でもハラハラする行動を取っていたようです。
煉獄千寿郎からの手紙を届けるために猗窩座戦を見守っていた天王寺松右衛門でしたが、何と彼の視界には「指令ジャ…」と戦場にヨボヨボと歩き出す寛三郎の姿があり、天王寺松右衛門が「オイッ、危ネェゾ!」と引き留めています。(※単行本17巻おまけページ収録)
そして猗窩座討伐後、義勇と炭治郎が無惨の元を目指していると寛三郎は炭治郎の頭に止まり「義勇…大丈夫カ…」とヨボヨボしながらも義勇の無事を確かめるように額をスリスリしており、炭治郎は戸惑いながらも人違いであると指摘するのでした。(※単行本20巻おまけページ収録)
なお、天王寺松右衛門は義勇を翼で指して「コッチィィ!」と怒っており、義勇本人は無言かつ据わった目でその様子を傍観しています。
しかし、寛三郎が「オヤカタサマガ呼ンドル…」と突然羽ばたくと義勇は珍しく「そっちじゃない!」と声を荒げて慌てて足を掴んでおり、炭治郎と天王寺松右衛門は半ば呆れるようにその様子を眺めていました。
高齢でヨボヨボな寛三郎がトコトコ歩く様子や義勇(人違い)を心配してスリスリする仕草はともて愛らしく「かわいい」との感想が散見される他、あの超絶感情が表に出ない義勇が大声を上げるばかりか慌てた様子で寛三郎を捕まえている姿は面白可笑しく話題となったようです。
鬼滅の刃の主人公・竈門炭治郎を諫めて鬼殺隊への道を示した水柱・冨岡義勇は、鬼舞辻無惨との最終決戦の場・無限城の戦いにも参戦しています。 無惨は鬼殺隊総動員で討ち取る事が出来ましたが、冨岡義勇が何度も死線を迎える姿が描かれていた為、読者[…]
普段、意思を言葉にせず人付き合いが義勇は胡蝶しのぶを筆頭に他人に世話を焼かせている立場ですが、案外世話を焼く方が義勇の性に合っているのかもしれませんね。
寛三郎と冨岡義勇は相性ピッタリのように思えます。
寛三郎の死亡について
寛三郎の生死については本編や公式ファンブックでも触れられていません。
最終決戦で生き残った鎹鴉は鬼殺隊解散後は各自自由に生きているそうですが、23巻描き下ろし漫画や公式ファンブック「鬼殺隊見聞録・弐」の描き下ろし漫画でも登場しませんでした。
元々高齢でヨボヨボの鴉なので、
- 無限城をそもそも生き残れたのか
- 鳴女死亡時に無限城が崩壊した際に逃げ出す事が出来たのか
- 最終決戦を生き抜いたとしても寿命で亡くなっているのではないか
など様々な方面で心配されています。
恐らくは生きていると思いますが、詳細が語られていないので「生死不明」の状態です。
鬼滅の刃に登場した鎹鴉は、人の言葉を話して隊員達に指令を下す当主と隊員を繋ぐ存在です。 そんなほんのちょっとの出番の鎹鴉にも、名前や性別、アニメ版では豪華な声優が器用されたりと設定が盛りだくさんでした。 そこで今回は、 […]
冨岡義勇の鎹鴉・寛三郎についてのまとめ
- 冨岡義勇の鎹鴉の名前は「寛三郎(かんざぶろう)」
- 寛三郎は、高齢の鴉のためヨボヨボで伝達を聞き間違える事が多い
- 寛三郎は、戦闘中にトボトボと出てくる事があるので冨岡義勇をハラハラさせている
- 寛三郎は竈門炭治郎を冨岡義勇と間違えたり、指令が来ていないのに「オヤカタサマガ呼ンドル…」と突然何処かに羽ばたこうとするので、冨岡義勇がその都度止めている
- 寛三郎の生死は不明
鬼殺隊員達には様々な鎹鴉がついていますが、我妻善逸が鎹雀であるように、冨岡義勇には高齢の鎹鴉がついていました。
おまけページで明かされたように伝達を聞き間違える事が多いのに普段はどうやって義勇に当主の伝達や指令を正確に伝えているのでしょうか。
寛三郎と義勇のやり取りは見ていて面白いので最終決戦後も生存している事を願うばかりです。