オーバーロードに登場するイビルアイは背丈や声は幼い少女でですが、彼女の実力はアインズや神人などの例外を除いて世界最強クラスであるものの、その素性は謎も多いです。
そこで今回は、
- イビルアイが死亡する可能性
- イビルアイがアインズの仲間になるストーリーについて
- イビルアイのチート級のタレント
以上、世界最強クラスのイビルアイが死亡する可能性と彼女がアインズの仲間になるストーリー、そして彼女のチート級のタレントについて紹介します。
イビルアイが死亡する可能性
- 本名:キーノ・ファスリス・インベルン
- 種族:異形種
- 性別:女
- 性格:幼い容姿からは想像できない程、大人びた言動
- 年齢:250歳以上
- 役職:アダマンタイト級冒険者チーム 蒼の薔薇所属
- 好きな人:モモン
全冒険者の頂点に位置付けられるアダマンタイト級冒険者のメンバーで構成された蒼の薔薇の一員であるイビルアイは、蒼の薔薇の中でも別格の力を持ち、その強さはなんとプレアデスのメイドと1v1であればイビルアイが勝利し得る程です。
現に原作6巻で偶然蒼の薔薇のメンバーがナザリックの戦闘メイドであるエントマと交戦した際、イビルアイが駆けつける前はエントマが優勢であったものの、イビルアイが駆けつけると状況は一変しエントマを圧倒しました。
エントマにとどめを刺す寸前でヤルダバオト(デミウルゴス)が駆けつけた際に、イビルアイはヤルダバオトを化け物の中の化け物と呼んでいるため、彼女の強さは守護者クラスまで届かないのは確かでしょう。
ヤルダバオトとの交戦の最中にモモンが駆けつけヤルダバオトを撃退しますが、その姿にイビルアイがモモンに恋をするなど可愛い一面も見せました。
この一件からイビルアイは急死に一生を得ますが、彼女にやられたエントマは彼女を殺す機会があったらぜひ私にと復讐に燃えます。
こういった経緯からイビルアイには死亡フラグが立っており、いつかナザリックの手で殺されるだろうと予想されてきましたが、彼女は本当に死亡するのでしょうか?
デミウルゴスはオーバーロードの主人公アインズに忠誠を捧げる、悪魔です。 ナザリック随一の智者である彼は様々な計画を考案し、そのどれもがナザリックに恩恵を与えてきましたがデミウルゴスがアインズを裏切りを働いたのではないかと一時期話題にな[…]
イビルアイ死亡フラグ回収の有無
結論から言うとイビルアイは死亡しません。
原作14巻にて魔導国が王国を攻め大虐殺をする最中、蒼の薔薇のリーダーであるラキュースは魔導国に応戦する姿勢でしたが彼女の選択はあまりにも勝ち目のない選択でした。
そこでイビルアイと他のメンバーはラキュースに騙し討ちを仕掛け、彼女が抵抗できない状態にした後に彼女を連れ国外の遠い地へと逃亡します。
そしてこれ以降イビルアイが作品内で登場することはないとされているので、彼女が死ぬ可能性は現時点で皆無でしょう。
イビルアイはそもそも生きているとは言い難い
イビルアイはアンデットであるが故に、心臓は動いていません。
普通の人間ではないので、動く死体と言っても過言ではなく我々からすると彼女の状態を生きているとは言い難い状態ですね。
イビルアイがアインズの仲間になるストーリーについて
死亡フラグを回避したイビルアイですが、なんと彼女がアインズの仲間になるストーリーがあります。
彼女とアインズが仲間になるストーリーとは一体どのような内容なのでしょうか?
イビルアイとアインズが良き友人同士となる
アインズとイビルアイは互いに協力し合い良き友人同士になるものの、それは本編ではなく外伝のifストーリーでの内容であり、アニメ第3期のDVD-BOX初回購入特典として封入された短編小説、亡国の吸血姫(ヴァンパイアプリンセス)で描かれていました。
舞台はパラレルワールドの世界となって、ユグドラシルサービス終了日にモモンガ(鈴木悟)が別世界へと転移しますが、この外伝ではナザリック地下大墳墓ごと転移した訳でははなく彼のみが転移したので、この時点では守護者や他のNPCはいません(ナザリックはモモンガが転移してから約200年後に遅れて転移してきます)。
ナザリックという縛りがないモモンガは鈴木悟として、イビルアイと名乗る前のキーノと出会い彼女と共に世界中を冒険することになり、最初はギスギスしていたものの徐々に互いを信頼し合える関係になりました。
オーバーロードの主人公であり、ナザリック地下大墳墓の絶対的支配者でもあるアインズは現在の世界に転移してからは世界のバランスを無視したチート級の強さで着々と世界征服を進めています。 ではオーバーロードの世界においてアインズの力は一体どれ[…]
イビルアイのチート級のタレント
アインズの転移した世界ではタレントという、極一部の者が生まれついてから持ち合わせる能力が存在します。
イビルアイもタレントを持つ者の1人であり、その能力は作品内でも10指に入るほど強力な力で彼女1人の力で国を滅ぼすのも可能なほどであるものの、肝心の彼女が持つタレントの内容は不明でしたがこちらも亡国の吸血姫にて明らかになりました。
イビルアイのタレントの内容は一体どのような内容なのでしょうか?
イビルアイのタレント
イビルアイのタレントは受けたり、見たりした魔法を1つストックして自身の魔法として発動できるというものであり、この魔法は超位魔法や始原の魔法(ワイルドマジック)といった最強級の魔法すらも使用可能であることから、彼女のタレントがいかに強力なものかわかるかと思います。
例えば原作9巻でアインズがカッツェ平原の大虐殺にて使用した超位魔法、黒き豊穣への貢(イア・シュブニグラス)もイビルアイのタレントであれば発動可能になるものの、魔法の効果や威力などは彼女の能力に応じるものになるのでアインズほどの威力ではないでしょう。
ですがデメリットを含めても彼女のタレントは非常に強力なものでありますが、実は彼女は2度とタレントが使用できない状況にあります。
イビルアイがタレントを使用しない理由
イビルアイがタレント使用しない理由は、使用すると知性のないゾンビへと変わり果てるからです。
イビルアイは元々人間であり、インベリアという国のの王女(当時はイビルアイではなくキーノ)でしたがある時、キュアイーリムという竜王の1体が使用した始原の魔法により彼女以外のインベリアの国民たちはゾンビへと変えられましたが、この時にキーノのタレントによって彼女はキュアイーリムが発動した始原の魔法をコピーし、発動しました。
その結果、意識を失った彼女はゾンビに変わるのは免れたものの、目が覚めた時には心臓の鼓動は止まっており、自身がアンデットに変化していることに理解します。
これはキーノががキュアイーリムからコピーした始原の魔法の影響ですが、もし彼女が新なる魔法をコピーするために自身が発動した始原の魔法を解除してしまうと他の人同様、知性の無いゾンビへと変わり果ててしまうため、彼女は始原の魔法を解除することができず、彼女のタレントは実質2度と使用することができなくなくなりました。
イビルアイの死亡や仲間になる可能性のまとめ
イビルアイは原作14巻にてメンバーと共に国外逃亡しますが、作者雑談から今後作品内で登場することは無いそうです。
また彼女がヤルダバオトと戦った際にもしタレントが使えていたら、ヤルダバオトに対し倒すことは不可能でも深手を与えることは可能だったのかもしれませんね。