呪術廻戦で黒幕として正体が明かされた羂索ですが、徐々に詳しい情報が開示されてきました。
そこで今回は、
- 羂索の息子は誰なのか
- 羂索の年齢や術式などプロフィール
- 羂索の正体
- 羂索の目的
について考察していきたいと思います。
羂索の息子は誰なのか
羂索は過去に多くの人間の体を渡り歩いてきたとされており、その時々で子どもを作っていたことが考えられます。
現在息子としてほぼ確定しているのは、
- 虎杖悠仁
- 脹相
- 壊相
- 血塗
この4人です。
呪胎九相図である脹相たちは、羂索が加茂憲倫の体を乗っ取っていた時に作られたものなので、残りの6人も同様に息子だと考えられます。
虎杖は虎杖の母・香織の体を乗っ取っていた時にできた子どもです。
どちらも遺伝子的な親というよりは、自らが生み出した存在という意味での"息子"ではないかと思われます。
羂索の年齢や術式などプロフィール
謎に満ちた存在、羂索のプロフィールを見ていきましょう。
羂索のプロフィール
羂索に関してはまだまだ情報が少ないというのが現状で、出自や過去についても明かされていませんが、術式に関してはファンブックで肉体を渡る術式と明言されています。
肉体を渡った時に元の肉体の術式は使えなくなるはずなのですが、何かしらの手段で自分の術式と乗り移った体が元々持つ術式の両方が使えるようにしているようです。
羂索の声優
羂索は肉体を渡り歩いているので、夏油の声優である櫻井孝宏さんが偽夏油の時の羂索の声優も担当していました。
有名作品に多数出演されている大人気の声優さんで、ナレーションやラジオのお仕事もされています。
羂索の正体
当初は「偽夏油の中身=加茂憲倫」ということで加茂憲倫が黒幕とされていましたが、加茂憲倫すらも体を乗っ取られていたということが発覚しました。
加茂憲倫は明治時代の初めの頃に生きていた人物なので、羂索はそれ以前から存在していたことになり、宿灘とも関わりがあることを考えると、少なくとも1,000年は術師をやっていることになります。
現時点で羂索についてはあくまでも術師であって呪霊の類ではないということしか分かっていませんし、体を乗っ取っていた人物も、加茂憲倫、虎杖香織、夏油傑の3人だけではないと考えられるため、過去に起きた呪術界の事件の数々にもまた別の体で関わっているということも十分あり得るでしょう。
羂索の目的
夏油の体を乗っ取ってからの羂索の目的は
- 五条悟の封印
- 死滅回遊によって日本中の人間を彼岸へ渡す
- 人類と天元を同化する
この3段構成でした。
五条悟の封印
まずは現在の六眼の持ち主である五条の封印です。
羂索は過去に2度、六眼の術師に敗れており、目的の達成のためには六眼の能力者が邪魔でしたが、六眼は殺してしまうとすぐに次の六眼が生まれてしまうので、封印するという選択を取りました。
そのために利用したのが獄門彊であり夏油の体で、見事に五条の封印を成功させたわけです。
死滅回遊によって日本中の人間を彼岸へ渡す
現在行われている死滅回遊は、人類と天元を同化させるための前段階とも言えます。
天元はこれを同化前の慣らしと呼んでおり、星漿体ではない人間と天元の同化を成功させるための儀式だと推測していました。
人間を彼岸に渡すことで生き物からより高次な存在に押し上げるという意図があるのかもしれません。
人類と天元を同化する
羂索の最終的な目的は人類と天元の同化で、それによって日本全土の人類を強制的に進化させようとしています。
夏油の術式・呪霊操術は呪霊を取り込み操ることができる術式で、現在の天元はこの呪霊操術の術式対象であるため、一旦取り込まれてしまうと天元側からは同化を拒否することができません。
羂索この術式を手に入れるために夏油の体を手に入れました。
羂索の息子は誰?のまとめ
- 羂索の息子は虎杖、脹相、壊相、血塗
- 羂索の術式は肉体を渡る術式
- 羂索の正体は1,000年以上前の術師
- 羂索の目的は人類と天元の同化
肉体を渡るというその術式から非常に複雑な存在の羂索ですが、何百年にも渡って計略を張り巡らせているあたりがまさに黒幕と言えます。
最終的な敵が明らかになったことで物語も随分分かりやすくなりました。
羂索の元の体がどんな姿だったのかも気になりますが、まずは呪術界と羂索との直接対決の時が待ち遠しいところです。