幻海といえば幽助の師匠で「幻海ばあさん」の愛称で知られる霊光波動拳の遣い手です。
小柄でおばあちゃんなのにとても強くて憧れる存在としてもファンの間では有名で、初登場時からおばあちゃんだった幻海はその分、謎に包まれている人物でもあります。
- 幻海の死亡説・生き返った説について
- 幻海の若い時は可愛い
- 幻海のプロフィールと声優
- 幻海が行う修業は過酷って本当なの?
- 幻海の強さと技・一覧
- 幻海が行う試練とはどんなものなのか
- 幻海の名言
今回はそんな幻海について知っていきましょう。
幻海が生き返った経緯
幻海が生き返ったのは戸愚呂に殺された時だけで、その事は単行本13巻に描かれています。
幻海が死んだ後、戸愚呂はコエンマに遺体を渡し、すぐに生き返れるように冷凍保存をしていました。
暗黒武術会で優勝した者にはどんな望みを叶えるからこそ、価値があるのだと告げて去るものの「万が一という事もある」と言いながらも、戸愚呂は自分が負ける結果を望んでいたのではないでしょうか。
結局は戸愚呂の口添えで幻海の身体を保存していたから生き返らせる事ができた、という事になります。
幻海の若かりし頃が可愛い
幻海は本作ではおばあちゃんですが、暗黒武術会では若い頃の姿に戻っている場面がありました。
霊波動を最高にまで高めると、細胞が活性化して肉体が一時若返るとの事で、幻海の場合だと二十歳前後の最も身体が充実していた頃の姿になるそうです。
そしてその素顔は女が見ても可愛いと思うくらいに容姿が整っていました。
若い頃の幻海に惚れた男たち
暗黒武術会二回戦でドクターイチガキチームと戦った時に覆面が破け、素顔を皆の前に曝しました。
アニメでは桑原が「マブイ」と言い、実況の小兎は「目映いばかりの美少女」と称し、ぼたんは「綺麗だねぇ」と漏らしてしまうほどの可愛らしい素顔をしています。
- 死々若丸
単行本10巻で幻海と対戦し、若く姿を変えた幻海を間見て見て「その姿、今のお前なら…ほれてたかもな」と言い残し気絶しました。
- 戸愚呂・兄
単行本12巻で「若い頃の幻海は、そりゃあいい女だったぜェ。なん度、襲ってやろうと思ったかわからねェ」と言いました。
幻海をいやらしい目で見ている場違いなクズ発言をしている事から戸愚呂・兄が幻海に惚れていた事が分かります。
- 戸愚呂・弟
幻海を好きだ、という発言こそしていないものの、互いに想い合っている事は全体の雰囲気から察する事ができます。
単行本13巻の別れのシーンでは優しい表情をする戸愚呂と幻海の表情からも切ない気持ちにさせられました。
まず、戸愚呂兄弟とは何者なのか、という疑問になりますが初登場時では幽助が今まで出会った妖怪の中では間違いなく最強でした。 そして暗黒武術会編に突入して、立ちはだかる壁として君臨した存在でもあります。 そんな戸愚呂兄弟について知っ[…]
幻海のプロフィールと声優二名
幻海は謎の多いキャラですが、分かっている事を上げていきたいと思います。
幻海のプロフィール
- 名前:幻海(げんかい)
- 性別:女
- 誕生日:不明
- 年齢:不明(70歳前後とされています)
- 身長:不明(飛影よりも小柄)
- 視力:6.0
- 愛称:師範・ばーさん(幽助・桑原から)
- 声の出演:京田 尚子(若い頃は林原 めぐみが担当)
- 名前の由来:「音からきた」と作者の談
- 初登場したのは:単行本3巻
幻海の正体
幻海とはどういう人物なのか知っていきましょう。
- 有名な霊能力者
幻海は人間界でも五本の指に入る霊能力者で、体に宿る霊力を活用する武術・霊光波動拳の遣い手です。
妖怪の間でも一目置かれた存在であり、「霊光波動拳の幻海」と呼ばれて恐れられていました。
単行本3巻では「喝!!」の声と気合いだけで巨体の男二人を振れずに吹っ飛ばしてしまったのです。
- 流行り物に敏感
幻海は流行り物に敏感で、TVゲームが得意です。
幻海の屋敷にはゲームセンター並み置いてあって、弟子を決める選考会では霊力測定器として使用されました。
また、単行本17巻でも幽助相手にゲームをしていますが幻海が圧勝するほどにやり込んでいる感があります。
- 生涯独身
幻海は結婚しておらず生涯独身であるとされています。
若い頃の幻海は美少女であるのに何故か、と思われますが、ファンの間では戸愚呂・弟に操立てしているのではないかと見解が為されました。
- 人気投票では
幻海はその強さと若い頃の容姿が出た事で男女問わず人気のあるキャラです。
単行本12巻に掲載されている人気投票では第七位という快挙を得ており、おばあちゃんであっても可愛らしく強く厳しい一面に好かれる要因があるものと考察できました。
また、連載終了後の誌上企画では第19位にランク入りしています。
幻海の声を担当している声優二名
幻海は通常状態のおばあちゃんと若返った時のお姉ちゃんとで声が変わっています。
それぞれに声を担当している声優を見ていきましょう。
- おばあちゃん幻海
おばあちゃん幻海の声を担当しているのは京田 尚子さんです。
若い頃から脇役や老け役志向が多く老婆役を数多く演出しており、レギュラーである『それいけ!アンパンマン』シリーズでは、珍しく、男性役であるおむすびまんを演じました。
幻海の声を担当している京田 尚子さんが担当している他アニメキャラ
- それいけ!アンパンマン(1988年~2022年 おむすびまん)
- 美少女戦士セーラームーンSuperS(1995年 ジルコニア)
- 妖怪ウォッチ(2014年 ナレーター)
なお、演じるキャラクターの若い頃(またはそれに準ずる関係)は林原 めぐみさんが充てられることが多いです。
- 少女幻海
若い頃の幻海を担当しているのは林原 めぐみさんです。
『アニメージュ』で開催されているアニメグランプリ声優部門にて、通算12回に渡りグランプリを受賞しており、声優としてのキャリアは豊富である。
少女幻海の声を担当している林原 めぐみさんが担当している他アニメキャラ
- らんま1/2(1989年~1992年 早乙女らんま)
- 新世紀エヴァンゲリオン(1995年 綾波レイ)
- 名探偵コナン(1999年~ 灰原哀・宮野志保・シェリー・小泉紅子・宮野エレーナ)
など、主役級のキャラクターを数多く演じる事が多く活発的な役を演じる事が多いです。
キャラ名を聞くと声も一緒に脳裏に浮かぶくらいに有名な声優ですよね。
幻海が二度死んだ理由
幻海は通算で二回死亡しています。
最初の死亡説は単行本10巻に詳しく描かれていますが、結論を先に言ってしまうと、幻海は戸愚呂・弟の手によって殴り殺されました。
二回目の死亡説は単行本19巻でこちらは恐らく老衰という形で遺書を遺して死亡(アニメでは生きています)
有名かつファンが注目しているのは一回目の戸愚呂・弟によってもたらされた死亡説だとされますので、まずはそちらを詳しく見ていきましょう。
幻海の一度目の死
戸愚呂は、幽助に霊光波動拳の継承が済んでいるのなら「幻海に用はない」と言い、殺すのだと宣言します。
「老いたお前をこれ以上見ていたくない」というのが本音だと漏らし、80%の変化を見せ躊躇なく拳を叩き込んで殺してしまいました。
勝負が付いた後に幽助が駆け付けますが間に合わず、遺言のような言葉を遺し幽助の腕の中で幻海は息を引き取ります。
幻海が暗黒武術会に参加するに至った経緯
幻海は五十年前にも暗黒武術会に参加していました。
そこで優勝して、戸愚呂兄弟は妖怪に転生する事を望み、幻海は二度と大会に参加しない事を望んだのですが、幽助がゲストとして呼ばれたと聞き、そこで戸愚呂と再会し殺されるであろう事を感じながらも、参加を決意したのです。
- 暗黒武術会、闘技場を挟んでの邂逅
幻海と戸愚呂が暗黒武術会で邂逅したのは単行本9巻で、闘技場と観客席を挟んで、遠目に顔を合わせる形で再会を果たしました。
このすぐ後、幻海(覆面)は幽助だけを連れ出し、今現在の力の足りなさを知らしめます。
今の幽助では全く歯が立たないと分かったからです。
- 埋められない力の差
「今のままじゃお前は100%負ける。戸愚呂はおろか、あたしにさえな」
そのセリフの後、連れ出した先の岩場で幻海の撃った霊丸を見て幽助は自分の力量を思い知りました。
- 霊光波動拳の継承
幽助にはまだ早いと分かっていても、今渡さなければ戸愚呂に勝てないと分かっている幻海はこの決断に達しました。
霊光玉と呼ばれる霊気を凝縮したものを幽助に渡して、受け入れる事ができれば継承は終了だと告げます。
- 霊光波動拳を渡して
霊力がかなり落ちてしまった幻海はその状態で準決勝を戦い、戸愚呂に会いに行きました。
そこで一騎打ちをして、戸愚呂に負け命を落としてしまいます。
幻海の二度目の死
二回目は描写がまったくなく、遺書を遺して死亡している事から事故や殺人でない事は分かりました。
恐らく、老衰で苦しく事なく死亡したのだろうというのがファンの見解となっています。
- 二度目の死亡直前
魔界から幽助が戻ってきて、霊界が宗教テロに巻き込まれコエンマたちが武装教団・正聖神党に乗っ取られて、助けるために幽助たちが乗り込むのですが、そこで異次元砲の標的が皿屋敷市だと知ります。
それを阻止するために幽助は教徒に詰め寄りました。
- メインボタンの選択
メインボタンは三つあり、間違えれば即・ドカンするだろうと考えた幽助は全員を避難させてボタンの前で一人悩んでいますが、そこに霊界獣のプーが一緒に残ってくれて、つい弱音を漏らしてしまい、次の瞬間、プーの身体を借りて幻海が渇を入れます。
そのお陰で幽助は無事、異次元砲を阻止する事に成功しました。
- それから
幻海が死んだ時の事は詳しく描かれてはいません。
ただ、「あのあとすぐだもんな。バーサン、逝っちまったの」というセリフから死亡する前に幽助を助けに来てくれたのだと考察する事ができました。
幻海が行う修行は過酷
幻海が直々に修業を見た者は知られている中では少ないとされます。
明らかになっているのは霊光波動拳の弟子である幽助と、蔵馬が連れてきた鈴駒・酎・陣・凍矢・死々若丸・鈴木のみです。
幽助が受けた修行
幽助が幻海の修業を受けた感想を言っているのは単行本4巻で語られました。
曰く「思い出すだけで地獄がよみがえるぜ」との事です。
では、どのような修業だったのでしょうか。
- 霊波動を一点に集中する
床から生えた針の上に指一本で逆立ちし、その状態を十二時間維持する修業です。
- 相手の霊波動を受け止める訓練
幽助は両手を突き出して構えて、そこに向かって幻海が霊波動をぶつける訓練です。
曰く、気を抜くと死ぬ修業との事でした。
- 火の上での座禅・針の山の上での就寝
言葉だけの説明でしたが文字通りの修業なのだと考察できます。
- 修の行 呪霊錠
最後の試練を与える前に幽助の手足に装着させた霊力向上ギプスです。
これを装着したまま大の字になって眠れるようになれば、フルパワーを二分の一の力で出せるようになります。
鈴駒・酎・陣・凍矢・死々若丸・鈴木が受けた修行
彼らがどのような修業をしていたのか細かくは描かれていません。
単行本18巻で描かれているのは組み手の場面だけでした。
組み手は陣と酎、鈴駒と凍矢、鈴木と死々若丸で組んでいる事は分かり、アニメでは綱渡りをする酎と、岩を魔妖妖(デビルヨーヨー)で砕くシーンが追加されています。
- 蔵馬の説明に苦情あり
幽助よりも教えがいがあるとされた六人は半年で妖力値を100,000Pを超えるほどに成長しました。
その種明かしを「うまい食事と適度な運動」と返して、皆から一斉に反論されるなど、こちらの修業も過酷であった事が知れます。
幻海の強さと技・一覧
幻海は霊光波動拳を使えるから強いと思われがちですが、普通に肉弾戦も強いです。
単行本10巻で鈴木と対戦した時に「霊光波動拳を受け継ぐためには強い肉体が必要だった。想像を絶するほどの激痛に耐えるために」と言ったように拳だけの戦闘でも鈴木を圧倒したほどでした。
拳だけで圧倒
暗黒武術会準決勝で鈴木を相手にした時、霊気を使わず本当に拳だけで勝ち抜きました。
顔の形が変形するほどに殴りまくって、一発も攻撃を受けていない事からも幻海の強さが分かるというものです。
幻海のこの強さは霊光波動拳を継承するために強い肉体が必要だったため、身に付いたものでした。
霊丸(れいがん)
指先(利き手)に自分の霊気を集めて心の中で引き金を引く事で霊気の弾を放つ事ができる技です。
幽助も使える霊丸ですが、幻海が使うとその威力はケタ違いで、それが分かるのは単行本9巻で幽助は小さな岩を砕くのですが幻海はそれを「マメ鉄砲」と言います。
そして見本に幻海が狙った対象は幽助が撃った岩の十倍以上の大きさで、岩だけでなくその奥に生えていた木々すらも吹き飛ばして「ケタ違いだ」と幽助に言わせるほどの威力となりました。
霊光弾(れいこうだん)
船の上で行われた予選会で見せた技になります。
一発で敵の大将クラスを全員吹っ飛ばしてしまいました。
霊光波動拳
幻海の代名詞ともいえる奥義で、その力を最大まで高めると細胞が活性化し、肉体が最も充実していた頃(20歳前後)に若返ることが出来ます。
- 霊光波動拳 修の拳・奥義 光浄裁(れいこうはどうけん しゅうのけん・おうぎ こうじょうさい)
霊光波動拳の技のひとつで、心が汚れていれば肉体は滅び、心が澄んでいれば肉体の悪い部分が浄化される特殊な技です。
暗黒武術会二回戦のドクターイチガキチームとの対戦で、操られていた三人を救うためにこの技を使いました。
- 霊光玉(れいこうぎょく)
霊気を極限まで凝縮したエネルギー球の事を指します。
小恒星のようなエネルギーを受け入れるだけの器がなければ、その継承者の肉体は空気を入れすぎた風船のように木っ端微塵になってしまうとの事。
幽助はさんざん苦しんだ後、霊界獣・プーが自分と一緒に傷付いているのを見て、霊光玉を受け入れる事に成功しました。
- 霊光鏡反衝(れいこうきょうはんしょう)
相手の妖気を取り込み、自分の気の波長を合わせる事で利用し跳ね返す技です。
自分の力を無駄にできない戦いで利用されました。
- 霊光波動拳 修の行 呪霊錠(れいこうはどうけん しゅうのぎょう じゅれいじょう)
霊光波動拳のひとつで、力だけでは決して解く事はできません。
肉体改造のための霊力向上ギブスのようなもので、解錠の言葉を言わない限りずっと全身の霊気をフルに使い続けないといけない修業です。
- 治療術(ちゆじゅつ)
霊波動を利用した回復術になります。
霊波動を与える事で折れた骨をくっつける事ができ、こういう使い方が霊波動の本来の能力との事。
魂を戻す術(たましいをもどすじゅつ)
一度魂が肉体から離れてしまった人間に対して使用する技で再び魂を肉体に戻す事ができます。
禁句(タブー)の力で魂が離れてしまった海藤は二回もこの術で助かりました。
読唇術(どくしんじゅつ)
離れた場所に立っている人物が話している言葉でさえも唇の動きから読む事ができます。
視力が6.0ある幻海だからできる凄技。
幻海が行う試練
幻海が試練と称して与えた相手は霊光波動拳の継承者である幽助に対してだけです。
その経緯は単行本9巻で語られました。
- 試練を乗り越えるため
「強くなるためにどんな事にも耐えられるか?」という質問に幽助は応、と答えます。
そのためには幻海を殺さなければいけないと伝え、「殺す覚悟ができたら洞窟に来い」と言って先に洞窟に消えました。
しかし、幽助は幻海を殺す事はできない、という返事をしたので幻海は「合格」と言って最後の試練を与える覚悟をしたのです。
霊光玉の継承
霊光玉を幽助に与えます。
幽助が霊光玉を受け入れるのはいくら素質があったとしても十年早いと思いました。
それでも、今、継承しなければ先はないと判断して、この暗黒武術会準決勝直前でこの試練を行う事にしたのです。
幻海の弟子
幻海の弟子、という意味では幽助だけだと考察できます。
酎・鈴駒・陣・凍矢・死々若丸・鈴木は弟子と言うよりは教え子のように思われました。
幻海は霊光波動拳の継承者として幽助を弟子にしていますが、弟子と教え子は意味が違います。
弟子は師匠との結び付きが強く、教え子は学校の先生と生徒の関係でも教え子になりますし少し軽い感じを受けてしまいますね。
あの時は蔵馬に頼まれて教えただけだと思われますので酎・鈴駒・陣・凍矢・死々若丸・鈴木は弟子ではなく教え子という形でいいのではないでしょうか。
幻海の名言
幻海は人間として長く生きている分、言葉にも重みがあります。
厳しかったり優しかったりする心に残る幻海の名言を振り返ってみましょう。
たまたま嫌いな奴に悪党が多いだけの話さ【単行本10巻】
暗黒武術会準決勝で死々若丸と対戦した時のセリフです。
「正義は嫌い」「暴力は悪にのみ許された純粋な破壊行為」と言う死々若丸の意見に同感だと返した後のセリフで、「あんたはあたしを正義といったが、そんなつもりは全くないよ」と合わせて恰好いいシーンとなりました。
あんたも年をとれば、あたしも年をとる。それでいいじゃないか【単行本10巻】
幻海の回想場面でのセリフになります。
人間としてのピークは短いと感じ、絶望している戸愚呂に対しての深い一言ですが、幻海の愛を感じさせてくれるセリフと感じました。
あまったれんじゃないよ、自分のケツくらい自分でふきな【単行本17巻】
幽助が魔族になって、どうしようか相談に来た時に返したセリフです。
一見、突き放しているようにも見えますが幻海なりの激励で、信じているからこそ出るセリフだと感じました。
幻海が生き返った経緯のまとめ
おばちゃんなキャラなのに強くて恰好いい幻海を好きというファンは多いです。
主人公の幽助を叱責でき、年長者として導く事ができるのは他にはいないのではないでしょうか。
若い頃は文句なしの美女ですし、それを考えればおばあちゃんな幻海も十分に可愛らしい人なのだと納得できます。
強くて可愛くて、それでいて謎の多い幻海というキャラに人気が集まる理由がよく分かりました。