【呪術廻戦】特級術師乙骨憂太と元呪詛師ミゲルが再登場したのは何巻?

今回は、今冬映画化が決まった呪術廻戦の登場人物である乙骨憂太と、海外にて乙骨と行動を共にしていたミゲル。

直接的な共通点のない二人がなぜ海外で一緒に行動していたのかについて、本編で海外遠征の真実が語られているのでその話についても触れていきます。

乙骨憂太とミゲルが再登場するのは原作何巻?

乙骨憂太とミゲルが初めて登場したのは、現在週刊少年ジャンプで連載している呪術廻戦の前日譚である、呪術廻戦東京都立呪術高専専門学校0巻です。

そして乙骨が再登場したのは第137話「堅白」でした。

ミゲルの登場は乙骨の回想シーンのみですが、これから登場してくるでしょう。

では、再登場した乙骨憂太と元呪詛師のミゲルについて紹介します。

乙骨憂太の年齢・身長・誕生日

  • 東京都立呪術高等専門学校に通う2年生
  • 特級呪術師
  • 年齢:17歳
  • 身長:178センチ前後
  • 誕生日:3月7日
  • 出身地:宮城県
  • 術式:里香
  • 好きな食べ物:塩キャベツをごま油で
  • 苦手な食べ物:ステーキの脂身

呪術高等専門学校に通う2年生で、伏黒が唯一手放しで尊敬している特級呪術師です。

呪術界最強の五条悟をも上回るほどの呪力量の持ち主で、高等術式である他人を治癒することができるほどのレベルの高い反転術式も使いこなしています。

乙骨は日本最大怨霊の一人、菅原道真の子孫だと明かされており、憂太以外の家族は非術師の家庭ですが、憂太だけが隔世遺伝により術式が使えるようになりました。

乙骨の強さについて

呪術高専入学当初から特級術師ともあってやはり強いのは勿論ですが、圧倒的な呪術量により劣っている部分の呪力強化で補えてしまうというなかなかのチートキャラです。

ただ乙骨はあの五条をも上回る呪力の持ち主ですが、身体自体は非力なほうだと認めています。

本編にて虎杖の死刑執行のため戦闘している乙骨ですが、その強さは0巻の時と比べ遥かに強く磨きがかかっており、術式を使わず呪力強化のみで虎杖と闘っていました。

乙骨が使う術式

公式ファンブックにも記載がありますが、乙骨の術式は「里香」とのこと。

ただ当時折本里香の解呪は果たされているため、現在も「里香」が術式とは断定できません。

そして第141話「うしろのしょうめん」にて突如現れた「リカちゃん」ですが、このリカちゃんは怨霊か、式神かは明らかにはなっていないものの、乙骨の術式であることは間違いないでしょう。

ただ、0巻にて解呪した怨霊は「里香ちゃん」で、今回描かれたのは「リカちゃん」のため0巻時の折本里香ではないと捉えることができます。

では、この「リカちゃん」の正体は一体何なのでしょうか。

0巻時、乙骨は狗巻棘の術式「呪言」をコピーしており、公式ファンブックの乙骨の紹介欄にも技「呪言(コピー)」と記載があります。

また、0巻での夏油戦の際に、呪言を使用する乙骨と里香ちゃんに対し夏油が「変幻自在底なしの呪力の塊」と発言していることから、呪言という高等術式を扱うことができたのは底なしの呪力があってこそであり、変幻自在ということは他の術式もコピーすることができると考えることができるのです。

そうすると「リカちゃん」は乙骨が「里香ちゃん」をコピーして作り上げた式神だと仮定することもできます。

今回一瞬の登場だったため、詳細については不明ですが死滅回遊に乙骨が参加するとなると「リカちゃん」の正体も描かれてくるでしょう。

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本編での乙骨の活躍

渋谷事変後、呪術総監部は虎杖悠仁の死刑執行を決定し、その執行人として乙骨が任命されましたが、呪術総監部も五条の教え子である乙骨を信用していなかったため、乙骨自ら「虎杖悠仁を殺す」という縛りを結びます。

乙骨は東京都内にて呪術狩りをしている虎杖の元に向かい、戦いの最中虎杖の心臓を刀で刺したそぶりを見せましたが、乙骨が虎杖を刺したのはあくまでもフェイクで、虎杖の心臓を刺した瞬間、一気に反転術式で正のエネルギーを流し込み心臓の傷を治したのでした。

実は、渋谷事変より少し前に五条悟から五条の身に何かあったときのために、虎杖のことを頼まれていため、呪術総監部から死刑執行人に任命されるために、縛りを結び一度殺す必要があったということ。

乙骨と虎杖は秘匿死刑になっていたり、自分の意志に反したくさんの人を傷つけ自分の存在を否定するなど似た部分が多いため、五条は乙骨に虎杖のことを頼んだのでしょう。

ミゲルって強いの?

ゲルは0巻にて夏油率いる呪詛師集団の一人として登場して、海外にいる際に夏油からスカウトを受け日本に渡ってきました。

百鬼夜行にて五条を足止めるべく奮闘しましたが、その後五条に見つかり乙骨を押し付けられてしまいます。

ミゲルが使用している「ミゲルの縄」は五条悟の術式をも乱す強力な効果を持っており、使うたびに短くなっていくとのこと。

五条に削られた際にこれ1本編むのに俺の国の術師が何十年かけてると思ってると発言しています。

かなり強い呪いが込められた縄だということがこの発言から感じられますね。

乙骨とミゲルは今まで何をしていたのか

乙骨は百鬼夜行後、ミゲルと共に海外に行っている様子が描かれていました。

背景に描かれている木は、バオバブの木と想定でき原産国は主にアフリカなどのサバンナ地帯に多く分布しており、ミゲルの風貌や話し方、使用する呪具からもミゲルの祖国はアフリカと考えられます。

それは、特別な効果をもつ呪具を探すため、海外に行っていたことが明かされました。

五条が封印されている獄門彊を開門するためには術式効果を失くす呪具が必要になります。

  • 天逆鉾

あらゆる術式を強制解除する呪具で、学生時代の五条悟との戦闘で禅院甚爾が使用していました。

  • 黒縄

あらゆる術式効果を乱し相殺する呪具で、乙骨とミゲルがアフリカにて探していた呪具がこの黒縄(一部)とのことです。

この呪具はどちらとも五条悟が封印、破壊してしまい存在しないと天元様が発言して、なぜ五条は黒縄の残りを乙骨とミゲルに探させていたのかというと、他に使い道があって五条は自らが消し去った「黒縄」を探し出そうとしていたのではと考えることができます。

乙骨憂太と元呪詛師ミゲルが再登場したのは何巻?のまとめ

145話を終えてなぜアフリカに行っていたのかが分かりましたが、益々疑問が残る回となりました。

呪術廻戦ファンの待ちに待った乙骨の登場でしたが、まだ明かされていないことが多く今後も乙骨から目が離せません。

ミゲルにも早く登場してもらいたいものですね。

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