吸血鬼すぐ死ぬの人気投票の4位が注目された理由と特殊すぎるルールと結果

吸血鬼すぐ死ぬのアニメ化決定を記念して行われた、第1回キャラクター人気投票は、その特殊な投票ルールはや公約が大きく話題となり、ファンの間で様々な心理戦が行われることになりました。

ここでは吸血鬼すぐ死ぬの人気投票の一連の流れや、なぜこの投票で4位に注目が集まったのかなどを語りたいと思います。

吸血鬼すぐ死ぬの特殊すぎる人気投票のルールとは

吸血鬼すぐ死ぬの人気投票は、アニメ化記念として2020年5月7日~5月27日の間に行われました。

投票方法は週刊少年チャンピオン2020年23号についている応募券を利用して投票すると言う一般的なもの。

しかし、「投票者が好きなキャラに好きな数だけ票を入れてもいい」こと、そして「誰に投票してもいい」ことの2点が、他の人気投票とは大きく異なっていたのです。

投票者が好きなキャラに好きな数だけ投票できる

こちらの漫画からも分かるように、投票者は応募券をはがきに貼って「ロナルドに5000票」と記入すれば、ロナルドに5000票が投票されると言う、投票数を自己申告できることがルールその①です。

ギャグ漫画だからギャグなのかと思えるところですが、本当のルールだったので読者もとても驚かされることになりました。

このルールにのっとれば、もちろん「ドラルクに10万票」や「ジョンに1億票」でハガキを送っても問題はなく、集計の人をギリギリブッ壊さない範囲であればどんな大きな数を投票しても大丈夫と公式からアナウンスされたため、ファンとしては大きな数字をいれて自分の好きなキャラを上位に入れようと盛り上がります。

普通の投票であれば上位に入りにくい脇役キャラも、この投票方法1回の応募にかける数次第では1位になれる可能性も夢ではありません。

週刊少年チャンピオン1冊を買ってゲットした応募券で、好きなキャラが1位になれるかもしれないというのは、読者からしても大変面白い企画だと言えるでしょう。

誰にでも投票していい

誰にでも投票していい、そんな一見普通に見えるルールですが、吸血鬼すぐ死ぬの人気投票における「誰にでも」は本当に誰に投票してもいいという凄まじいルールでした。

吸血鬼すぐ死ぬの漫画だけでなく、他の週刊少年誌の漫画キャラであろうが漫画に関係ない生き物であろうが、本当に誰にでも投票していいのです。

もはや、吸血鬼すぐ死ぬの人気投票に収まりきっていない雰囲気もありますが、そこはやはりギャグ漫画らしくアニメ化も決定したことで投票自体をお祭り騒ぎとして楽しんでもらいたい側面もあったのでしょう。

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吸血鬼すぐ死ぬの表紙

吸血鬼すぐ死ぬの人気投票で4位のキャラのメイン回が描かれるという公約

自己申告で投票数を決められるルールの中で、自分の好きなキャラを1位にしようと意気込む読者の前に現れた1つの公約。

それは、なんと「4位になったキャラのメイン回を描く」というものでした。

1位でも2位でもなく、4位のキャラにメイン回の白羽の矢が立ったことで、圧倒的な投票数で好きなキャラを1位に押し上げるか、4位で好きなキャラのメイン回を狙うかというファン達の心理戦が始まったのです。

どのキャラにどれだけの人がどれだけの票数を入れているかも全く読めないまま、読者たちがハガキに自分の熱い投票数を乗せて応募する中、この特殊な人気投票はtwitterなどを通して大きく話題になったのでした。

人気投票4位になったのは誰?

投票者自身が好きなキャラに好きな数だけ投票していいというルールで人気投票が行われた結果、その投票総数は「20澗2溝400億3187万2259無量大数1158不可思議9994那由他7923阿僧祇5925恒河沙3394極17載227正5013澗7636溝3129穣701杼8436垓3237京5482兆1365億2080万2682票」という見たことのない数値を叩き出しました。

吸血鬼すぐ死ぬ側もこれを「天文学的総投票数!!」といっているのが面白くなってしまいますね。

もちろん、各キャラに投票された数も他では考えられないほど多く、例として1位のドラルクには「11溝9195無量大数1223不可思議209那由多5000阿僧祇3恒河沙18極1溝559杼201垓5748京5175兆5550億9915万7125票」が投票されていました。

3位に吸血鬼すぐ死ぬではおなじみの「セロリ」や、11位に「鈴木入間(魔入りました!入間くん)」がランクインしたり、結果見ているだけでも面白い吸血鬼すぐ死ぬの人気投票ですが、ここで気になるのが公約でメイン回を描くと告知されていた4位の人物ですよね。

この過酷な投票ルールをくぐりぬけて4位に輝いた人物、それはなんと「盆ノ木至先生(吸血鬼すぐ死ぬの作者)」だったのでした。

人気投票の総数のみならず、作者自身が4位になるという展開はtwitterなどでも大いに盛り上がり、もちろん公約通りに作者さんメインのルポ漫画回が描かれることになりました。

この話は現在発刊されている16巻までには収録されておらず、18巻ごろに収録される予定なので、本誌で読んでおらず気になった方は単行本の発売を待ちましょう。

まとめ

投票者自身が好きなキャラに好きな数だけ投票できるルールと4位の公約で盛り上がった、吸血鬼すぐ死ぬの人気投票。 ギャグ漫画だからこそ出来た側面もあると思いますが、アニメ化前に注目を集めた点も、読者が色々な意味で楽しめた点でもよい企画だったと思います。 今後のアニメに関する情報解禁なども期待したいところですね。

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