些細なことで死んでしまう吸血鬼ドラルクとバンパイアハンターロナルドの織りなすギャグ漫画、吸血鬼すぐ死ぬのアニメ化が決まりました。
面白い特殊能力を持った吸血鬼たちとクセの強いバンパイアハンターたちのドタバタ劇を見るのも楽しいですが、こちらの予想しないような形であっという間に死んでいるドラクルもこの作品の魅力の一つ。
そんなアニメ吸血鬼すぐ死ぬがいつから放送されるのか、メインメンバーの声優が誰になるのかなどを予想したいと思います。
吸血鬼すぐ死ぬのあらすじ
バンパイアハンターのロナルドは、さらわれた子供を助けてほしいという近隣住人の依頼を受けて、真祖にして無敵と恐れられる吸血鬼ドラルクの城に乗り込みます。
しかし、そこに住んでいたのはドアに挟まれた衝撃で死んでしまうほど虚弱な吸血鬼でした。
しかも、さらわれてたと思っていた子はドラクルの城に遊びに来ただけのいたずらっ子で、そんな少年や城のトラップにロナルドが振り回されているうちにドラルクの城が大爆発。
行き場を失ったドラルクはロナルドの探偵事務所に勝手に上がり込み、さらに取材にきた記者からはロナルドが吸血鬼とコンビを組んだものと勘違いされてしまいます。
こうして始まったドラルクとの奇妙な共同生活、事務所に日々持ち込まれる吸血鬼達の引き起こす珍事件、迫りくる原稿の締め切りなど、色々な意味でロナルドの戦いが幕を開けることになったのでした。
吸血鬼すぐ死ぬのアニメはいつから始まる?本編のどこまで進む?
吸血鬼すぐ死ぬのアニメがいつ開始されるかはまだ発表されていません。
漫画原作のアニメが放送される時期はアニメ化企画が発表されてから1年後が多いため、吸血鬼すぐ死ぬは2022の冬アニメになるのではないかと予想しています。
また、本編の内容がどこまで進むのかについてですが、吸血鬼すぐ死ぬはテンポのよいギャグ漫画なので30分で漫画2~3話分が一気に進む回があることも考えられるでしょう。
ですので、1クールアニメだった場合ロナルドの兄へ憧れと過去を匂わせる話が収録された第4巻まで進むのではないかと考えています。
2クールならばロナルドの事務所が壊れるかもしれない大騒ぎが起こる第7巻まで進みそうですが、その辺りも含めてアニメの次なる情報解禁が待ち遠しいですね。
気になる方は公式ツイッターなどで最新情報が更新されていないかチェックしてみましょう。
アニメ吸血鬼すぐ死ぬの主な登場人物と声優予想
アニメ吸血鬼すぐ死ぬの声優は主人公のロナルドとドラルクのみが現時点で発表されています。
そこでロナルドとドラルク、そして彼らとよく絡むことになるヒナイチ・半田桃・フクマの3名に焦点を当てて簡単な紹介と3名の声優予想してみました。
ロナルド
- CV:古川慎
ロナルドは苦労人なバンパイアハンターです。
優秀なバンパイアハンターであった兄をとても尊敬しており、彼自身も確かな射撃の腕前や運動神経を持っていてルックスもいいのですが、なぜかモテなくて、それを周りにからかわれることもあります。
ドラルクが事務所に居座ることに不満をもらしつつ、なんだかんだ事件を協力して解決したり、くだらないことでケンカになったりする毎日が満更でもない様子。
ロナルドウォー戦記という自分の戦いを元にした自叙伝を出しており、これを読んで彼のファンになった人もいますが、その原稿の締め切りと共に現れる後述のフクマや、大嫌いなセロリを目にした途端この世の終わりかのように狼狽える姿にはハンターとしての威厳も何もありません。
時々ロナルドが自慢するお兄さんや離れて暮らす妹が事務所を訪ねてくる時もありますが、その時のいい感じの盛り上がりとギャグの落差も笑えるでしょう。
ドラルクや吸血鬼達に振り回されてドタバタの日常を過ごすことになるロナルドの姿は必見です。
ドラルク
- CV:福山潤
近隣の住民から真祖にして無敵と恐れられていた吸血鬼ですが、実際のドラルクはとても弱くて戦闘能力はほとんどありません。
軽くチョップされたり、タンスの角に指をぶつけたりする程度の物理的ダメージでも死ぬし、悪口を言われたり、あまりにショッキングなものを見たりするなどの精神的ダメージでもすぐ死ぬ虚弱体質で、もちろん吸血鬼らしく太陽光も弱点です。
死んで砂になっても何度も復活できるのが強みですが、状況が悪いと死ぬのと復活するのをループで繰り返してしまうことも。
コウモリに変身することも出来ますが、城に引きこもってあまり変身をしていなかったせいで最近うまく変身できないのが悩みのようです。
使い魔として連れているアルマジロのジョンと押しかけ同然でロナルドの探偵事務所に居座って、ゲームをしたり、ロナルドをからかったり、事務所の家事全般をやったりしながら、とても現世を満喫しているドラクル。
そんなドラルクの予想もつかせない死に方がこの漫画1番の笑いどころと言えるでしょう。
ヒナイチ
ヒナイチは吸血鬼対策課に所属する少女です。
非情に真面目で仕事熱心なのですが、変な方向に物事を勘違いすることがあり、そのせいで一時期ドラルクを危険な吸血鬼だと思い込んで追いかけまわしていました。
その誤解が解けた後は彼女の熱意が間違って上司に汲み取られてしまい、ドラルクの監視任務につけられることになってしまったため、彼女はロナルドの事務所の地下に自分の生活用スペースを作りましたが、そのことを特に隠しもせず普通に床から飛び出して二人を驚かせることもあります。
当たり前のように床板を開けて吸血鬼退治の連絡を伝えてきたり、ドラルクの出してくれたお菓子に釣られて床から顔をのぞかせたりする彼女の可愛くもコミカルな姿に思わず笑ってしまうでしょう。
そんな彼女ですが、予想外の出来事にあってしまうと赤面してしまって何も言えなくなる可愛い側面もあり、実際に彼女がドラルクの事を強敵と勘違いしたのは初対面のドラルクに(血を吸うために仲良くなろうという下心満載で)口説かれたからというもの。
一生懸命だけれど不器用で、初心な一面も持ち合わせるヒナイチの声優は「水瀬いのりさん」や「佐倉綾音さん」が似合うのではないかと予想しています。
半田 桃(ハンダ トウ)
半田桃はヒナイチと同じ吸血鬼対策課に所属するダンピール(吸血鬼と人間のハーフ)の青年で、ロナルドの高校時代の同級生です。
学生時代からハンターを目指すロナルドに対抗心を燃やして吸血鬼対策課に入った半田でしたが、吸血鬼である彼の母がロナルドウォー戦記にハマってロナルドのファンになったことで、さらに敵対心を燃やすことになってしまいました。
戦闘能力も高く、仕事もできる人物のはずですが、潜入捜査の名目でロナルドの事務所に上がり込んだり、自室でロナルドグッズを使った対ロナルド用の特訓をしたりする彼の姿に、吸血鬼対策課のメンバーも少し呆れているようです。
実力はあるものの、ロナルドにこだわりすぎて他のことが見えなくなりがちな半田桃の声優は「平田広明さん」もしくは「稲田徹さん」が合うのではないでしょうか。
フクマ
フクマはオータム文庫で働く敏腕編集者です。
ロナルドウォー戦記の担当も彼がしているのですが、ロナルドの原稿が間に合わないと見るやバトルアックスやアイアンメイデンを携えて事務所にやってくるので、ロナルドからは大変恐れられている様子。
時折、他の編集局の職員がオータム文庫にカチコミを仕掛けてきた時もバトルアックスの一撃であっさり打ち倒すなど、一般人とは思えないほどの戦闘能力を見せる彼ですが、無類のネコ好きであるという可愛らしい側面もあるのです。
吸血ネコが現れた時は逆に相手を懐柔してしまうなどの手腕を見ているなど、ひょっとしてフクマも吸血鬼退治が出来るのではないかと思えてしまいますね。
基本的に冷静沈着で、編集者であるはずなのに強者のオーラを放つフクマの声優には「石田彰さん」や「濱野大輝さん」の落ち着いた声のイメージが似合いそうだと考えています。
彼ら以外にもドラルクの親族の吸血鬼や、様々なハンターや吸血鬼が登場する本作品。
1回の話でやられる吸血鬼の中にも非常に個性的なキャラが存在するので、アニメ放送までにメインキャラからチョイ役までどの声優さんが担当してくれるのかを考えるのも楽しいと思いますよ
まとめ
吸血鬼すぐ死ぬは軽快なテンポで繰り広げられるドラルクの予想外の死に方や、個性的なキャラ達のやりとりが面白いギャグ漫画です。
現時点ではアニメ化に関して、ロナルドとドラルクの声優情報のみが明らかになっているため、いつから放送開始か、どんな声優さんがどのキャラを担当されるかなど今後の発表にも注目ですね。
今のうちに原作を読みながら、好きなキャラをどの声優さんにやってほしいかイメージするのも楽しいのではないでしょうか。