ヒロアカには様々なヒーローやヒーローの卵が出て来ますが、それに比べて雄英高校ヒーロー科A組に所属している青山優雅(あおやまゆうが)は弱いという認識がされているようです。
そこで今回は、青山が本当に弱いのかどうか彼の個性や今までの言動から分析して行きたいと思います。
何故弱いと言われているのかも考えてみましょう。
ヒロアカの青山優雅が弱いと言われる理由は個性のせい?
超常社会のヒロアカにおいて、個性の強さはキャラクターの強さに直結します。
まずは個性に焦点を当てて青山が弱い理由を見て行きましょう。
青山優雅は個性を使うとにお腹すぐに痛くなる
青山の個性『ネビルレーザー』はおへそからキラキラと光るレーザーを射出することが出来るというもので、雄英の入学試験の際にはロボットを一撃で倒すなど、なかなか威力のあるレーザーのようで攻撃力の面では申し分無いと言えるでしょう。
しかしその反面、1秒以上射出するとお腹を壊してしまうという致命的な欠点があるため非常に扱い辛い個性となっており、作中では度々個性の使用限界時間を超過してしまった青山が腹痛に苦しむ様子が描かれています。
ネビルレーザーは応用が利かない
ネビルレーザーは基本的には攻撃向きの個性ですが、本人なりにに他の使い方を模索しているようです。
雄英入学直後の個性把握テストでは進行方向に背中を向けてジャンプし、レーザーを推進力として数メートル空中を移動するという技を披露し、また、ヒーロー仮免試験ではレーザーを空に向けて射出し、その光で注目を浴びるという活用方法も見出しています。
ただ、どちらの活用方法を見ても実戦で使えるレベルの物ではないのが辛いところで、レーザーで移動しようとしても1秒以上は連続して使えないためインターバルを挟まなければなりませんし、レーザーで注目を浴びるのはリスクの方が大きいと考えられるからです。
レーザーはおへそからしか出ない
青山の個性の扱い辛さとして腹痛以外の欠点でもあるのが、おへそからしかレーザーを射出することが出来ないという点です。おへそは体の正面・中心にあるため、射出したい方向にわざわざ体を向けなければならずどうしても小回りが利き辛くなってしまいます。
しかし青山はそんな自分の扱い辛い個性と向き合い、コスチュームの性能を借りながらもおへそと両肩から断続的にレーザーを射出する『ネビルビュッフェ☆レーザー』や、文字を書けるほど細かい動きの出来る細いレーザーを射出するなど、複数の新たな技を手に入れていました。
このように、強個性とは言えないネビルレーザーを最大限活用できるように青山も日々努力しているようです。
個性以外に青山が弱いと言われる訳
強いヒーローになるためには強い個性があれば良いという訳ではなく、どのような言動をとるかも重要になって来ます。
ということで、青山の今までの言動を振り返ってみましょう。
青山は性格が臆病
ヴィラン連合に襲撃された林間合宿では、青山はヴィランに見つからないように物陰に隠れていました。
青山には気を失っている葉隠と耳郎を教師の居る施設まで送り届けるという役目がありましたし、無理にヴィランと交戦するよりは逃げる方が賢い選択ですが、ヴィランと戦っている生徒も居るということを考えると、青山は臆病な人間に見えてしまうでしょう。
ヒーローとしては当然勇敢な方が良い訳ですから、身を隠す青山はヒーローとして弱いと言われるのも納得です。
ただ青山もヒーローとしての意識はあるようで、ビー玉のようなものに閉じ込められてしまった仲間がヴィランに連れ去られようとしていた時に、ネビルレーザーで奇襲を仕掛けます。
不意打ちとは言え、このような行動が出来るくらいには青山もヒーローであろうとしているようですね。
青山はヒーローとしては弱いが精神力は強い
青山の個性であるネビルレーザーは、実はサポートアイテムのベルトを装着していないと意図せずに漏れてしまうことがあるようです。
それは先天的なもので青山にはどうしようも無いものなのですが、「僕はずっと対等になりたかったのさ」という台詞からも読み取れるように、青山はこのことをずっと気にしていました。
常にサポートアイテムを身に着けていなければならない、というハンデを背負いながらも青山は雄英入学を果たし、ヒーローを目指している。
この点を考えると、実は青山はとても強い精神力の持ち主であると考えることも出来るのではないでしょうか?
まとめ
今回は、弱いと言われているキャラクターである青山について、彼が本当に弱いのかどうか分析して来ました。
- 個性は扱い辛いが、攻撃力はあるし活用方法も見出しつつある
- 基本的に戦闘時は臆病だが、やる時はやる
- ハンデを背負ってもヒーローを目指す気概はある
個性に恵まれている訳ではないので現状青山は弱いキャラクターであることは間違いないのですが、彼のこれからの努力次第ではヒーロー科A組の中でも上位に食い込める可能性は秘めているのではないでしょうか?
一部では内通者疑惑が浮上している今後の青山の成長についても大注目です。