漫画進撃の巨人では、原作1巻で主人公エレンが巨人に飲み込まれ死亡したかに見えた展開が話題を呼びました。
そして、原作30巻ではある人物によりエレンが殺されるシーンがあります。
今回は、
- エレンは誰にどのようにして殺されたのか
- エレンが死亡するまでの経緯
- 死亡したかに見えたエレンはどうなったのか
についてまとめました。
エレン死亡の犯人は誰なのか?
エレンを殺したのはガビ・ブラウンという人物です。
- 名前:ガビ・ブラウン
- 誕生日:4月14日
- 身長:138cm
- 体重:30kg
- マーレ国の戦士候補生であり、鎧の巨人を宿すライナー・ブラウンのいとこ
まだ子どもの年齢らしき外見ですが、人を殺したり銃を扱ったりする訓練を受けています。
エレンが死亡した経緯
さて、どういった事件が重なりエレンは死亡することになるのか、その経緯を見ていきましょう。
パラディ島に潜伏するガビとファルコ
同じ戦士候補生のファルコと共に捕虜として捕まっていたガビ。
2人は監視兵を騙して抜け出し、正体を隠してサシャの家族達の元へ身を寄せ、そしてレストランに外出した際、元マーレ兵で料理人のニコロに接触します。
ファルコがジークの脊髄液を飲んでしまう
サシャに恋をしていたニコロはサシャを殺した犯人がガビだと分かり激昂し、ワインボトルで殴りかかるのですが、その際ガビをかばったファルコが偶然そのワインを飲んでしまいました。
ワインに混ぜられていたのはジークの脊髄液だったんです。
ジークの脊髄液を飲んだエルディア人は、ジークが叫ぶと無垢の巨人と化す性質を持っているので、このままではジークが叫んだ瞬間、ファルコは巨人化して人間に戻れなくなることになります。
ジークの叫びによりファルコが巨人化
ファルコの兄であるコルトは、弟の命を助けたい一心で「叫ばないでくれ!!」とジークに懇願。
しかし、ジークはコルトの願いを聞き入れることはありませんでした。
ジークの叫びにより、ファルコは巨人化。
巨人化の爆発に巻き込まれコルトは死亡。ガビは涙を流して絶望の表情を浮かべます。
ガビが対巨人ライフルでエレンの首を撃つ
ガビはコルトが持っていた対巨人ライフルを手に取り、ジークと共謀していたエレンの首を撃ちぬきます。
画像を見るに確実にエレンの首は吹っ飛ばされていて、しかも巨人化の要であり弱点でもあるうなじ部分も明確に損傷した状態です。
原作1巻で腕だけ噛みちぎられて巨人に丸飲みされた時とは異なり、この時点でエレンは死亡したと読者は思ったことでしょう。
死亡したかに見えたエレンは道の座標にいた
ガビの銃撃により確実に死んだアズのエレンは気が付いた時には道の座標にいました。
全てのエルディア人は道で繋がっていて、その道の大本となるのがこの座標です。
ここでは始祖ユミルが巨人を創りだし、道を通じて送り出しています。
ジークもエレンを待ち構えており、「お前の首はガビに吹っ飛ばされたが…お前が完全に事切れる前に俺と接触を果たした」と語ります。
どうやらエレンはほぼ死亡していたけれど、完全に死ぬ直前にジークと接触することで座標にたどり着けたようです。
座標では時間の流れがほとんど止まっています。
そしてジークがエレンに見せたのは、2人の父親であるグリシャの記憶でした。
グリシャがいかに子供の人格を無視し自分の目的のために利用する非道な人物かエレンに知らしめるため、父の記憶を見せていくジーク。
グリシャを操っていたのはエレンだった
ところがそこで判明した事実は、グリシャがエレンを洗脳したのではなく、エレンがグリシャを操り戦いを強要したというもので、自分が全ての意図を操っていた張本人だと主張するエレンに対し、当然ジークは衝撃を受けます。
進撃の巨人に特有の「【未来の継承者の記憶】を覗き見る」能力で、【グリシャが見た未来のエレンの記憶】を覗き見たエレン。
エレンが見た「あの景色」とは何だったのかは、後に考察します。
エレンは始祖ユミルを開放する
始祖ユミルは生前奴隷だったため、王家の血を引く者の命令を何でも叶えてきました。
王家の血を引くジークに「すべてのユミルの民から生殖能力を奪え」と言われた始祖ユミルは、その命令を実行しようと動き出しますが、エレンは始祖ユミルを引きとめて「オレがこの世を終わらせてやる」と宣言。
- お前は奴隷じゃない、神でもない、ただの人だ
- 誰にも従わなくていい
- お前が決めていい
エレンは続けて始祖ユミルに語りかけます。
二千年もの昔から誰かにそう言ってもらえるのを待っていたのでしょうか?
始祖ユミルの目には光が宿り、涙を流しています。
その表情は、生きている間そして死んだ後も奴隷として命じられるまま自分を殺してきた悔しさに溢れていました。
次の瞬間、舞台は現実のエレンが首を吹っ飛ばされたシーンへと切り替わり光るムカデのような物体(=おそらく始祖の巨人の力の正体)がエレンの背骨から飛び出し、首に繋がります。
エレンはかつて生前の始祖ユミルもこの物体に触れたことで巨人の力を身に宿し、始祖ユミルが王家の奴隷の役を捨てエレンに力を貸すことを自ら決めた=エレンは始祖の巨人の力を手に入れたことになります。
始祖の巨人の力を手に入れたエレン
エレンは壁の中にいた超大型巨人群を操り地鳴らしを発動。
その数は膨大で、エレンがこのまま壁の外の世界を踏み潰す気であるということが分かります。
エレン(進撃の巨人)の形態は変化して鳥籠のよう
先ほどエレンが言っていた「あの景色」とは、この「エレン(進撃の巨人)と超大型巨人群が世界を踏み潰していく光景」だったと推察されます。
「その日人類は思い出した…奴らに支配されていた恐怖を…鳥籠の中に囚われていた屈辱を…」という進撃の巨人で有名なフレーズがありますが、物語の当初では、
- 人類=壁の中つまりパラディ島の人々
- 奴ら=壁の外からやってくる巨人たち
という意味でしたが、このシーンでは逆に
- 人類=壁の外の世界の人々
- 奴ら=巨人化したエルディア人たち
になっています。
今まで壁の中に囚われ、蹂躙されてきた屈辱をエレンが晴らしに来たという皮肉なシーンですね。
漫画の主人公が因縁の敵とついに決着をつけるという熱い展開のはずなのに読者が感じるのは大きな絶望なのが恐ろしく、更に皮肉と思えるのは、エレン(進撃の巨人)の形態も変化し骨がむき出しになっており、その姿はまるで鳥籠のようで、エレン自身も憎しみの檻に囚われているという意味を示すように描写されています。
進み続ける進撃の巨人に対しミカサ・アルミン達はどうする?
世界中を虐殺するつもりのエレンを止めようと、ミカサ・アルミン達は追いかけますが、アルミンの説得もミカサの言葉もエレンには響いていません。
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まとめ
原作30巻でエレンが死亡した件について、
- エレンはガビに首をライフルで撃たれて殺された
- ファルコが巨人化して死亡したコルトのライフルを取り、裏切り者ジークの仲間と見られるエレンをガビが撃った
- 死亡したかに見えたエレンは、完全に死ぬ前に道にたどり着き始祖の巨人を手に入れ、世界を滅ぼそうとしている
ということでした。
このままエレンは世界を滅ぼしてしまうのか。はたまたミカサ・アルミンがエレンを殺してしまうのか。先の読めない進撃の巨人の最終回までしっかり追いかけていきましょう!