鬼滅の刃と言えば鬼殺の剣士が日輪刀という刀を使って鬼の頸に刃をふるいますが、その刀は使う剣士によって色が変わる「色変わりの刀」と言われています。
炭治郎も最終選別のあとに始めて自分の剣士が使う日輪刀を手にし、刀鍛冶の鋼鐵塚蛍に渡された刀は炭治郎が鞘から抜くとみるみる黒く変わっていき「黒刀」に変わっていったんです。
こんな風に持つものによって色が変わる日輪刀を炭治郎は鬼舞辻無惨を倒すまでにいったい何本使ったのか。
新しくした理由はなんだったのか?それについて詳しく調べたのでぜひご覧ください。
目次
【鬼滅の刃】 炭治郎の新しい刀の色は?
炭治郎は最終的に5本の日輪刀を鋼鐵塚さんから受け取ります。
鬼舞辻無惨を倒すまでにそれだけ刀を変えた理由は、折れたり刃こぼれしたから。
ではどの場面でどのように折れたり刃こぼれしたのでしょうか?
炭治郎が1本目の日輪刀を貰った経緯
引用元:鬼滅の刃
まず、最終選別の前に刀がないと最終選別を受けることが出来ないので、この段階では育手から刀を受け取り、その刀で見事最終選別に勝ち残ることが出来るんです。
始めて日輪刀で鬼の頸が斬れたことを実感していますね。
それまでは鍛錬していても鬼には遭遇していなかったので初めての経験。
でも、この刀はあくまで鱗滝さんからの借りものなので、この最終選別で勝ち残ってから鋼を選んで自分の日輪刀を作ってもらうんです。
炭治郎が1本目の日輪刀を無くした理由
最終選別のあと、自分の「鋼(はがね)」を選び日輪刀を作ってもらうことになりました。
そのため、もともと借りていた鱗滝の日輪刀は返却したということになります。
炭治郎が2本目の日輪刀を貰った経緯
引用元:鬼滅の刃
最終選別後、自分の「鋼」を選んだ炭治郎は、いったん鱗滝の家に戻って体力の回復と鍛錬をして刀の完成心待ちにしていると、鋼鐵塚の日輪刀が到着し、鞘から抜くとみるみる刀身は黒くなっていきました。
この時、鋼鐵塚は炭治郎の髪と目が赤いことから刀身が赤くなるのを期待していたのですが、でも実際は黒い刀で赤い刀だったら炎柱の煉獄杏寿郎と同じですね。
引用元:鬼滅の刃
色変わりの刀を始めてみる炭治郎はそのことに感動して目を輝かせますが、この後黒刀ががっかりされる理由を鱗滝に聞くんです。
引用元:鬼滅の刃
それについては、無限列車の中で煉獄杏寿郎も「黒刀の剣士が柱になったのを見たことがない。さらにはどの系統を極めればいいのかもわからないと聞く!」と言っていました。
炭治郎が2本目の日輪刀を無くした理由
鬼殺隊の剣士として戦う炭治郎は、那谷蜘蛛山の任務の時に下弦の伍「累(るい)」によって刀を折られてしまいます。
折れた刀で、禰豆子の血鬼術「爆血(ばっけつ)」と合わせてヒノカミ神楽使うことが出来たのは凄いことですね。
炭治郎が3本目の日輪刀を貰った経緯
引用元:鬼滅の刃
炭治郎は下弦の伍「累」との戦いで刀を折ってしまい、その後新しく鋼鐵塚から3本目の刀を受け取ります。
しばらく蝶屋敷で機能回復訓練をしたあと、無限列車の戦いに向かうのですが、この戦いの時に煉獄から炭治郎は「君の刀の色は何色だ?」と聞かれ「黒です」と答えていることから、3本目の刀もやはり黒だったようです。
炭治郎が3本目の日輪刀を無くした理由
引用元:鬼滅の刃
この無限列車の戦いで炭治郎は3本目の刀を失ってしまいます。
朝日から逃げる猗窩座に「逃げるな卑怯者!!」と自分の刀を投げてしまった刀は、そのまま猗窩座に持ち去られてしまいました。
引用元:鬼滅の刃
持ち去られた日輪刀は、無惨に呼び出され罵倒される猗窩座によってバキバキに折られてしまいます。
無惨に叱られてよほど悔しかったんでしょうね。
炭治郎が4本目の日輪刀を貰った経緯
引用元:鬼滅の刃
無限列車の戦いの後は蝶屋敷を拠点にして炭治郎は鬼を倒す任務をこなしていて、その際に鋼鐵塚から4本目の日輪刀を受け取っています。
猗窩座を追いかけるために投げた刀だったのですが、鋼鐵塚から見れば「刀を無くした」という事実のみ。
怒り心頭なのが十分に伝わる登場シーンですね。
引用元:鬼滅の刃
炭治郎も悪意があって刀を無くしたわけではないのですが、鋼鐵塚の刀への熱情が熱すぎてこういうことになってしまったんですね。
でも最終的にはちゃんと刀を受け取っています。
引用元:鬼滅の刃
無限列車の戦いの後、蝶屋敷を拠点として鬼狩りの任務に就き、単独任務から帰ってきた炭治郎の腰にはきちんと刀がありますね。
炭治郎が4本目の日輪刀を無くした理由
引用元:鬼滅の刃
この後遊郭での戦いでまた刃こぼれさせてしまい鋼鐵塚の怒りに触れ、それがきっかけで最後の日輪刀と出会うので最後の日輪刀と出会うのは運命だったのかもしれません。
そして、この4本目の刀は鋼鐵塚により修復されて炭治郎の元に戻ってきますが、その後刀鍛冶の里で新たな刀と出会います。
その刀の完成までは現在の4本目の刀を使っていましたが、半天狗との戦いの時に里で無くしてしまい、半天狗のとどめを刺す時に時透無一郎によってまだ未完成の刀を渡されるという場面がありました。
炭治郎が最後の5本目の日輪刀を貰った経緯
引用元:鬼滅の刃
そして炭治郎にとって最後の日輪刀になるのが、刀鍛冶の鋼鐵塚が命を懸けて研いだ、縁壱零式の中から出てきた刀で、これに、煉獄杏寿郎の形見の鍔をつけて完成したものが最後の日輪刀です。
引用元:鬼滅の刃
これが、訓練用のからくり人形縁壱零式で、この縁壱零式の中から古い刀が出てきます。
それを縁壱零式の持ち主の小鉄くんに譲り受け、鋼鐵塚さんが研いで完成したのが炭治郎の5本目の日輪刀になるんです。
引用元:鬼滅の刃
死に物狂いで刀を研いでくれた鋼鐵塚さん。
引用元:鬼滅の刃
煉獄の刀の鍔をつけてもらってますね。
この鍔は刀鍛冶の戦いの時に刀鍛冶の子どもの小鉄くんを守ってくれた鍔なんです。
引用元:鬼滅の刃
今まで手にしたどの日輪刀よりも美しい刀身に炭治郎も感動するほどの出来栄え。
引用元:鬼滅の刃
日輪刀の刀身にはただ一文字「滅」という文字が刻まれていました。
引用元:鬼滅の刃
この刀のあとから、階級制度が始まり柱のみが「悪鬼滅殺」の文字を刻むことが出来るようになったと鋼鐵塚が語っています。
それだけ「鬼を滅する」気迫のこもった刀だったんですね。
引用元:鬼滅の刃
巡り巡って炭治郎の元にやってきたこの刀の威力は凄まじいもので、最後の最後まで炭治郎とともに無惨と戦ったんです。
引用元:鬼滅の刃
これが無惨にとどめを刺すシーン。
最後の最後に無惨に攻撃をしていたのは炭治郎と炭治郎の日輪刀だったんですね。
炭治郎の5本目の日輪刀は現代に継承されていた
引用元:鬼滅の刃
この戦いで炭治郎の刀はまた折れてしまいますが、無惨の死とともに全ての鬼は消滅したので日輪刀は不要になります。
でも、おそらくこのあと刀鍛冶の鋼鐵塚によって再度研ぎなおされて元通りにしてもらったのでしょう。
これが、鬼滅の刃に登場する炭治郎の日輪刀最後のシーンとなり、日輪刀と花札の髪飾りは現代まで語り継がれ大切に受け継がれていたんですね。
まとめ
今回作品をくまなく調べて炭治郎の日輪刀は全部で5本だったということが判明しました。
実際に鋼を選んでから作った刀は4本ですが、最初に鱗滝に借りた刀も入れると合計5本になります。
- 最終選別に行くときに鱗滝さんに貰った刀
- 最終選別のあとに鋼鐵塚さんに貰った刀
- 累との戦いで折れた刀の後に貰った刀
- 無限列車の戦いの時に猗窩座に突き刺して持ちさられた刀の代わりに鋼鐵塚さんに貰った刀
- 縁壱零式の中から出てきた刀に煉獄杏寿郎の鍔を付けてもらい完成した刀
どの刀も思いが込められた刀だったということです。
そして、最終決戦で無惨を倒したあとも鋼鐵塚さんはきちんと修復してくれて現代に受け継がれていることも分かりました。
鬼のない世界へも受け継がれていく炭治郎たちの思いや亡くなっていった人たちの思いが全て詰まった日輪刀だったのでしょう。
その思いが刀という形で受け継がれていることが何より嬉しいことですね。


