神と人類からそれぞれ13人ずつが選ばれ、1対1のタイマンにて人類の存亡を懸け闘うという超設定が話題な終末のワルキューレ。
今回はその物語を彩る登場人物の中で、恐らく全編を通して登場するであろうキャラクター達をご紹介します。
終末のワルキューレ人類側の登場人物達
魅力あふれる終末のワルキューレを彩る魅力たっぷりなキャラクター達を紹介していきます。まずは人類側からいきましょう。
ブリュンヒルデ
戦乙女(ワルキューレ)13姉妹の長姉にあたります。
なんと終末のワルキューレの中心の出来事である人類vs神の闘い「ラグナロク」の仕掛け人でもあるんです。つまりこの人がいなければ否応なしに神の決定のみで人類は滅ぼされるところだったというわけですね。
ブリュンヒルデはどんな人物かと言われると、このお姉さまを一言で説明するのは非常に難しいというのが正直なところ。
ブリュンヒルデはクールな人物かと思えば、興奮に目をキラキラさせたり、ものすごく悪い顔をしてたり、何より神に唐突に喧嘩をふっかけラグナロクをしかけたり・・・正直この人格の振れ幅の広さは読んで頂くしか伝えられません。
ゲル
ゲルはブリュンヒルデと同じく戦乙女13姉妹の一人で未妹にあたり、〇〇っス口調が特徴的なショートカットのかわいらしいキャラクターになっています。
物語中では基本的にブリュンヒルデの隣にいる為ほとんど一緒に登場しますが、ゲルは長姉とは打って変わってあまりブレのない性格です。
ということで姉に対するツッコミ役みたいな要素もあり、個人的にはこの二人がかなりの良コンビなのでここも見どころの一つですね。
ワルキューレ13姉妹
ここまででご紹介したブリュンヒルデ、ゲルもここに入って13姉妹がワルキューレ全員となっています。
彼女たちがいなければそもそも人間は神とは戦えないので、ワルキューレ13姉妹がいかに重要な役回りなのかが伝わりますよね。
試合に臨む戦士と一蓮托生で武器となるのが彼女達ワルキューレの役目となっていて、各々が持つ名の意味と戦い方がリンクしていくのも見どころです。
終末のワルキューレ神側の登場人物達
つづいて神側をご紹介。
基本的に人間側視点で進んでいくのでブリュンヒルデたちの出番が多めではありますが、こちらにもストーリー上外せない人物がいます。
ゼウス
多くの方がご存じであろう全知全能の神ゼウスですね。
ゼウスは見た目こそヨボヨボですが、蓋を開ければ「この爺さん絶対にやばい奴だ・・・」と思わせてくれ、特にゼウスが初めて登場する第一話なんか強烈です。
自らも試合に登場しますが、他の神が歯向かえなかったり、冒頭で神々の中心にいたりと概ねゼウスが神側のボスと言いますか、トップにいるとみて間違いないでしょう。
ヘイムダル
終末の番人である北欧の神ヘイムダル。
ヘイムダルが角笛を吹く時にラグナロクが始まると言われている為、物語には欠かせない神のように感じますが、しかし私はそこよりもヘイムダルが試合の実況者であることの方が紹介するべき点だと思っています。
格闘技の試合を見る方には馴染みがあるかもしれませんが、選手の呼び込みや試合中の実況や解説といった部分をヘイムダル一人でこなして、しかも試合の開始決着もヘイムダルのコールによるので、実質レフェリーまでこなしています。恐るべしヘイムダル、頼むぞヘイムダル。
ヘイムダルの口上によって各キャラクターの入場は非常に熱いものになっているので、ヘイムダルの口上に注目すると終末のワルキューレの面白さが何倍にも膨れ上がること間違いなし。
まとめ
以上が現在発売されている5巻までの中でストーリーの進行上で勝手な予想ですが、ほぼ全編にわたり登場するであろうキャラクターの一部です。
一時的に登場するキャラクターで言えば、各試合の出場者だったり、その人と縁がある客席の人物だったりと非常に多岐に渡るので、そのあたりの紹介はいつか機会があれば、あるいは実際に読んでみて頂くのがいいかと思います。
私はこの記事を書くにあたって確認程度に1巻を読み直してましたが、たまらず5巻まで読み切ってしまいました。
ちなみに私個人的にプロレスが好きなもので、実況解説レフェリー等を担うヘイムダルの存在をつい推してしまいましたが、戦いも濃いがそれ以上に濃く面白いキャラで溢れている終末のワルキューレをあなた自身の目でチェックしてみてください。