人類の存亡をかけた神vs人類のタイマンが話題な終末のワルキューレ。
本日はその第一試合呂布vsトールで登場した人類先鋒の呂布奉先が強すぎる、ということで終末のワルキューレ原作1巻~2巻を元に検証してみます。
終末のワルキューレ中華最強の英雄呂布奉先
- 登場話:1巻第1話「神vs人類最終闘争」~2巻第6話「歓喜」
- ワルキューレ:ランドグリーズ(意味:盾を壊す者)
- 対戦相手:トール
終末のワルキューレにおける呂布奉先
呂布、恐らく様々なゲームなどの作品でその名前は聞いたことがあるかと思いますが、聞いたことがある方々の共通認識としてはとにかく強いの一言に尽きます。神と戦う時点でお察しですが終末のワルキューレにおいてもとにかく強い。
登場は第1試合となり、初戦から人類の威信を見せつける強さを容赦なく発揮、なお、対戦相手のトールはアースガルズを襲った巨人66体を独力で撃破したという最強エピソードを持っているほど。
強さが光る神vs人類第一試合
ついに終末の番人ヘイムダルにより終末の角笛ギャラルホルンが吹かれ、神vs人類が開戦。
呂布のここが強い!という点を挙げていきます。
全くぶれない最強の戦い方
あなたは試合が始まったら、始めはどう動くと思いますか。
例えばプロレスであれば互いに組み合ったり、ボクシングであれば打ち合ったりと競技種類によって様々ではありますが共通するのは構えるということ。
しかし開幕早々呂布はまさかの行動に出て武器を下ろし、相手は神ですが動じることなく己のスタイルを貫いていきます。
これは決して対戦相手の神を舐めているわけではなく最強であるが故の行動なんです。
人を優に超えた強靭さ
トールが自身の名前を冠する技であるトールハンマーという技を呂布へ放った時、神々は勝ったと確信します。これはトールが巨人66体を撃破した際に用いた一撃必殺の技と言われていました。
それを受けた呂布は平然とトールの胸へと反撃の一太刀を放ちます。
しかも無傷で、そのうえ神に向かって「お前、なかなかいいぞ」と喧嘩を売っているような衝撃の一言を放ったことで神々側にあった余裕な空気感は一変。
後程、覚醒したトールから両足の骨が折れて立てなくなる一撃を食らった時には主の危機を察し登場した赤兎馬に騎乗し、戦い続けるという人間離れした強さを発揮するのです。
最強を追い求めた男
試合の途中で語られる呂布奉先の過去編では、物心ついた頃より最強を求める旅をしていたと語られており、ひたすらに強者を倒し続けた結果呂布奉先の名は中華全土に轟いたとされているのですが、ちなみに熊を倒す描写があったので強者には恐らく人間以外も含まれています。
そして、その結果として「もはやこの天下で我に敵する者無し!!」と呂布奉先は気が付くのです。
三国志正史において、最期は敗北により曹操の虜囚となり処刑される時に命乞いをしたとされていますが、終末のワルキューレにおいては「退屈」で死を選んでおり、この退屈は己の最強を知ってしまった故の絶望とされています。
武の高みを求め続けた末の技
前述したように己が最強であることに気が付いた呂布奉先ですが、その後も武の高みを求めます。
得物の方天戟を折れる程までに振り続け、その残骸が数えきれないほど積み上がったある日、ついに呂布奉先は空をも両断しました。
人間離れした握力や筋力によって生まれた技だったわけですが、強すぎる為に誰にも使われなかった技となっており、この技は天喰(そらぐい)と名付けられています。
この一撃でトール最強の一撃と激突。両腕を吹き飛ばされ、最後は対等に渡り合えた相手に全てを出し切ったと歓喜を感じながら自らトールへ向かっていきとどめを刺されます。
敗北したが呂布奉先はまだ終わっていない?
結果は惜しくも敗北となってしまった呂布ですが、公式ツイッターでこのような告知がありました。
呂布奉先にスポットを当てた公式スピンオフは4月に発売と発表されていました。第一試合で人類に希望を見せてくれた呂布がまだ見られるとなればこれは熱すぎますね。
第6巻も同時発売ということで個人的には楽しみすぎてすでに待ちきれなくなっています。
まとめ
今回は呂布奉先の強さをピックアップしてみました。呂布は己の武のみで最強となった男はやはり段違いの強さを持っています。
スピンオフに関してはキャラクター性の強さになってしまう気もしますが、そこは個人的見解ということでご容赦ください。
ちなみに触れていませんでしたが観客としてその場にいた陳宮をはじめとする呂布の配下たちが、決着後にトールへと向かっていき全員やられてしまうわけですが、その際にトールが呂布をわが友と呼んでいる場面があります。
つまり最強の武神に認められた呂布はやはり人類最強なのでしょう。