その着せ替え人形は恋をするの主人公とヒロインである五条新菜と喜多川海夢は、本編の107話にて正式に交際することになりました。
そこで、
- 五条新菜と喜多川海夢の出会い
- 五条新菜と喜多川海夢が恋心を自覚したきっかけ
- 五条新菜と喜多川海夢の気持ちのすれ違い
- 五条新菜と喜多川海夢付き合ったきっかけとその後
以上、新菜と夢海の関係の変化について順を追って紹介していきたいと思います。
五条と喜多川は付き合うまでの経緯
付き合うことになった五条と喜多川、では、付き合うことになるまでの経緯はどのようなものがあったのでしょうか?
五条新菜と喜多川海夢の出会いに関するエピソード
新菜と夢海の出会いは原作の第1話で新菜が雛人形の衣装を制作するために使っていた自宅のミシンが壊れてしまったため、学校の被服実習室のミシンを使用していたところ、コスプレ衣装を作るために同じくミシンを使いに来た海夢と鉢合わせたところから二人の関係が結ばれました。
この出会いをきっかけに、雛人形の頭師を目指す新菜に「海夢がコスプレ衣装を依頼する」という本作の基本となるストーリーが始まっていきます。
過去に男の自分が雛人形が好きということを「気持ち悪い」と言われトラウマになっていた新菜は、初めのうちは周りの人間に壁を作っていましたが、海夢の持ち前の明るさと他人の好きな気持ちを否定しない姿勢に心を開いていきました。
五条と喜多川が恋心を自覚したきっかけ
海夢の側が新菜への恋心を自覚したきっかけは原作2巻でのコスプレイベントの帰りの電車内で、衣装製作に疲れていた新菜が眠りかけながらつぶやいた「喜多川さん…とても奇麗でした…」という一言でした。
この言葉はあくまでイベントでのコスプレ姿に向けられたものだったのですが、「奇麗」という単語が新菜が雛人形の頭師を目指すきっかけになった感情で、特別な意味を持ち滅多に口にしないことを以前新菜から聞いていた海夢は、新菜に対しはっきりとした恋心を抱くようになります。
一方で新菜はコスプレ衣装製作を通して海夢と様々な経験をし親愛を深めていきますが、それは自分の夢を笑わずに肯定してくれ、行動力がありいつも自分のことを引っ張ってくれる海夢への、尊敬に近い気持ちが強くなかなか自身の恋心を自覚できずにいるのです。
また、海夢からの気持ちについても過去のトラウマによる自己肯定感の低さと海夢の普段から積極的な性格の為、気づくことができないまま日々は過ぎていきました。
五条と喜多川の気持ちのすれ違い
そんな二人の関係に大きな変化が訪れたのは作中最大のイベントとなるコミックマーケットへの参加です。
このイベントへの参加に向け衣装を作ることとなった新菜は非常に難しいキャラクターである「堕天使ハニエル」の衣装づくりにかつてなく苦戦しつつもどんどんのめり込んでいき、作業に没頭していきました。
しかし、海夢の側は衣装づくりに真剣になるあまりクリスマスにもそっけない態度になっていく新菜に、自分は友達以上には思はれていないのではないかという不安が募っていきます。
そんな中迎えたコミックマーケットで新菜の作った衣装を着た海夢のハニエルのコスプレは、大勢のファンに囲まれる大成功を遂げましたが、そこで新菜はファンに笑いかける海夢に初めて嫉妬心覚えてしまい、そんな自分の感情にショックを受け非常に厳しい表情になり、その顔を海夢に見られてしまうのです。
自分の中の海夢への恋心に気づいた新菜は同時に感じた嫉妬心を醜いと感じてしまったため、気持ちを伝えることができなくなってしまい、そんな衣装づくり時間を取られ夢である頭師への練習ができていないことが運悪く海夢に伝わってしまったことで、海夢は「自分の存在が新菜に迷惑をかけているのではないか」と考えるようになり二人の気持ちはすれ違ってしまいました。
五条と喜多川が付き合ったきっかけとその後
気まずい日々が続く中自分のトラウマにの原因になった幼馴染に再開した新菜は、当時のことを謝られ和解すると同時に自分の気持ちに向き合う決心をし海夢に会いに行きました。
その場でコミックマーケットでの怒った顔のことを咎められた新菜は、嫌われることも覚悟のうえで自分が海夢を好きだという気持ちと抱いた嫉妬心について正直に海夢に告白します。
そのまま去っていこうとする新菜を引き留めた海夢は、自分も大好きだと伝えながら両想いなことを喜び今までの二人の不安をすべて吹き飛ばすような笑顔で抱き着いて新菜を押し倒してキスをしました。
こうして一時は関係が終わってしまうのではないかと不安になるほどすれ違った二人は正式に付き合うことになり、最終話では結婚式の写真や家族そろって夕飯を食べる幸せな姿も描写されました。
【着せ恋】で五条と喜多川が付き合うまでの経緯のまとめ
こうして付き合うことになり最終回では夫婦になった二人ですが、エピローグやショートストーリの掲載が最終ページのアオリ文にて予告されていました。
また掲載紙であるヤングガンガンでは作品のアニメ放送に合わせすでに終了した作品の短期復活連載をするケースが過去に多く見られているので、放送を控えているアニメの2期がさらに続いていけばさらに二人の新しい姿が見られるかもしれません。