「小説家になろう」発の少女漫画・転生・ファンタジー、『拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへ』は、原作:八色鈴先生、作画:由姫ゆきこ先生による人気漫画です。
しかし、本作には「打ち切り」という不穏なキーワードが囁かれています。
今回は『拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへ』の打ち切りについて調べててみました。
拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへの打ち切り
『拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへ』と検索をかけると時折り「打ち切り」というキーワードが浮上しますが、原作「小説家になろう」版は既に完結済みですし、コミック版も順調に連載されています。
では、いったい何が打ち切られたのかと言うと、どうやら書籍版が打ち切りになったようです。
著者 | 八色 鈴 |
イラスト | ダンミル |
レーベル | オーバーラップノベルスf |
販売価格 | 1,320円(税込) |
発刊 | 全2巻 |
第1巻が2020年6月25日発売、第2巻がおよそ半年後の2020年12月25日ですが、どうやらそれ以降の続編はなく書籍版(ノベル)は全2巻で終了しました。
拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへが打ち切りになった理由は?
書籍版(ノベル)が打ち切りになった理由は正式に発表されていないのか、検索しても確かな情報は出てきませんでした。
なお、2021年03月30日に八色鈴先生がX(旧Twitter)で株式会社オーバーラップより発刊されている書籍版(ノベル)が既刊2巻時点で打ち切りが決定した事を報告されています。
また、2023年10月30日には八色鈴先生の活動記録(小説家になろう)の完結コメントによると、作者的には残念ながら小説版は打ち切りになったと書かれていますので、作者は意欲があるものの出版社サイドの判断で打ち切りになったようですね。
コミックス版はそのまま継続して連載されているので特に人気が低迷だとかの心配はないように思えますが、打ち切り理由は良く分かりません。
拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへの書籍版はどこで終了した?
書籍版では、ヒロインのジュリエットがアッシェン伯爵令嬢エミリアの家庭教師を引き受けてアッシェン城にやってきた所で終わっています。
全体的な内容で言えば、2巻の冒頭は書籍限定のオスカーからリデルへの求婚エピソードから始まり、前巻で祖母の頼みで祖母を助けたという準騎士のパートナーとして近日開催されたパーティーに出席するためアッシェン城に赴いた所、前世の自分の娘であるエミリアと邂逅後、オスカーとばったり出会って両親を罵倒され怒って城を出た場面から本編は始まりました。
そして、オスカーの誤解とエミリアの嘆願でジュリエットへの謝罪の機会を設ける食事会への誘いの手紙を送り、それをきっかけにエミリアの家庭教師に抜擢されています。
したがって、2巻はジュリエットがオスカーと邂逅し罵倒を受けて城を出ていく所から、謝罪の食事会、エミリアの家庭教師に抜擢されアッシェン城に引っ越す辺りまで収録されており、巻末には「氷の騎士の独白」が収録されました。
原作「小説化になろう」では二章から四章あたりの内容、コミック版では単行本2巻相当の範囲になります。
拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへの続きを見る方法
書籍版は残念ながら打ち切りとなりましたが、ご安心ください、原作とコミック版は継続し連載および完結しています。
先ず、原作である「小説家になろう」および「カクヨム」では2023年10月30日時点で本編が完結しており、また改稿も終了しました。
また、八色鈴先生によりますと本編は完結しましたが少しだけ番外編も投稿できたらと考えているようなので、おまけが期待出来そうですね。
「小説家になろう」並びに「カクヨム」につきましては無料で読む事が出来るので、インターネットが使用できる媒体があればいつでも閲覧可能です。
次にコミック版ですが、こちらは2023年現在もコミックガルドで連載中であり、既刊6巻まで発売しています。
サービス名 | 販売形態 | 進捗状況 |
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無料 | 2023年10月30日完結 番外編あり |
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ポイント購入制 単話販売あり 一部無料あり |
第33話まで配信中(2023年11月時点) 既刊6巻(2023年07月25日発売) |
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ポイント購入制 単話販売あり 一部無料あり |
第30話まで配信中(2023年11月時点) |
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電子書籍販売 または 紙版販売 ※要確認 |
最新刊まで配信中 |
書籍版と原作・漫画版の違い
基本的なあらすじは変わりませんが、主に書籍版はweb版(小説家になろう、カクヨム)を基に加筆と修正を加えている他、web版になかった要素や新規エピソードなどを足したモノであるとお考え下さい。
また、コミック版はweb版・書籍版と違って演出が若干異なっている部分、またはカットされているシーンなどがありますが、そこは活字と絵の表現の違いを楽しむと良いでしょう。
web版の方は八色鈴先生が改稿を始め、2023年10月30日時点でweb版の改稿が終了しましたので修正前の違いを今は見る事は出来ませんが、昔から読んでいた方は改稿後の『拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへ』を再読するのもアリかもしれませんね。
拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへの打ち切りについてのまとめ
- 打ち切りは書籍版のみで、全2巻で終了
- 打ち切り理由は不明だが、2021年03月30日にX(旧Twitter)で書籍の打ち切りが発表された
- web版(小説家になろう、カクヨム)は2023年10月30日時点で改稿終了し完結
- コミック版は、2023年07月25日に6巻が発売され、現在も連載中
今回は『拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたち』の打ち切りについて紹介させて頂きました。
残念ながら書籍版が打ち切りになったらしく、ジュリエットがアッシェン城に引っ越した序盤の所で終了となっています。
幸い作者様がweb版で最後まで、それも改稿し完結まで書かれていますので「小説家になろう」や「カクヨム」で閲覧する事が出来る他、コミック版は連載が続いている為、活字や漫画で続きが読めますね。