【ワンパンマン】マナコの性別と現在は?宇宙放射線を浴びた後の生死は如何に

ワンパンマンに登場したマナコは村田雄介版にのみ登場する珍妙な姿の怪人です。

しかし、オリジナルキャラクターながら何とも憎めない愛嬌のある姿やサイタマとフラッシュに的確なツッコミを入れて徐々に馴染んでいく様子が評判となり、陰ながらファンが多く存在しています。

では、マナコの生死はどうなったのでしょうか。

そこで今回は、

  1. マナコについて
  2. マナコの性別
  3. マナコの現在の生死の予想

について紹介したいと思います。

マナコとは

マナコは怪人協会に属する下位の怪人で村田雄介版の単行本26巻126撃目(第165話)「未知」で初登場したオリジナルキャラクターです。

単眼・二本角・一頭身・手足の指が三本・全身ピンク色・腹巻のようなベルトを巻いた格好をしており、胴にそのまま首や四肢がついているような珍妙な姿をしています。

ヒーロー協会が人質救出作戦を決行した当日、ヒーローがアジトに攻め入った際には「S級ヒーローにぶつけられるなんて冗談じゃねーよ」と愚痴を零しながらトイレに籠り新聞を広げてやり過ごそうとしていた所、壁を突き破ってきたサイタマと閃光のフラッシュと遭遇しました。

戦闘能力が著しく低いのかサイタマやフラッシュには嫌々ながら半強制的に道案内役として連れ回されていたものの、坑道のトロッコでは線路を切り替えて谷底に落下し心中しようと考える大胆さが垣間見えた一方、即座に怖気づいて心中を断念するといった怯弱さを見せています。

しかし、回避不能の死が迫った際にはフラッシュにしがみつき「怪人協会ばんざーい!!」と協会を讃えながら心中しようとするなど決める時には決めるようです。

なお、短い同行でサイタマとフラッシュとの距離感は縮まっており、サイタマとフラッシュはマナコを庇う場面が、マナコはフラッシュを心配する素振りを見せている事から奇妙な関係を構築しています。

マナコの性別

実はマナコの性別は女の子です。

135撃目「負けない!」では地上でタツマキがサイコスと交戦し念動力で怪人協会の建物が崩壊及び隆起した際、内部にいたサイタマ・閃光のフラッシュ・マナコは大崩落に巻き込まれて地中に埋まってしまいました。

そんな中、瓦礫に埋もれたフラッシュを掘り起こす際にサイタマとフラッシュがマナコの事を「目ん玉」「目玉」と呼んだ所、マナコは自分の名前が「マナコ」であると伝えています。

そして、サイタマが「ふーんマナコか、女の子みてーだな」と感想を漏らすとマナコは「女で悪うございましたね」と驚きのカミングアウトをしたのです。

マナコの能力

二本の角の両方を押すと単眼から「サーチライト」を放ちます。

また、右側を押すと「サーモスタット」、左側を押すと「X線」を放つ事が出来るなど、暗い所ではとても便利な懐中電灯の役割を果たしました。

なお、戦闘能力は不明。

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マナコは現在生きているのか

マナコはサイタマとフラッシュに連れ回された短い期間で従来の仲間のように親しくなった為、人間と怪人の関係でありながら奇妙な友情が芽生えたキャラクターです。

覚醒ガロウ登場後に宇宙放射線にあてられて死亡する様子が描かれていますが、サイタマが時間逆行をして覚醒ガロウを倒したおかげでこの出来事は改変されています。

しかし、マナコは時間逆行前に倒れて死亡する描写を最後に時間逆行後は一切登場していないのです。

坑道ではサイタマと打ち解け合う姿、地上では白金精子に敗れたフラッシュを心配して思わず駆け寄る姿、そして津波に呑み込まれた際には気絶したフラッシュを掴んで引き離されないようにしたりと人間味に溢れた姿が描かれた為、気付けばマナコには多くの読者ファンが出来上がっており、彼女の安否を心配する声が続出しました。

2023年9月現時点ではマナコの安否は不明のままですが、果たして彼女は生きているのでしょうか?

あらゆる可能性について見ていきたいと思います。

その①マナコの死亡説

164撃目(211話)「二乗」にて、覚醒ガロウの誕生により彼から宇宙放射線が発生すると周辺にいたヒーロー達はブラストを除き全員死んでしまいました。(※サイタマは別)

その際、マナコはブラストと覚醒ガロウが対峙している最中にふらつきながらも逃走を試みていますが、突然単眼から血を吹き出して倒れるといった様子が描かれています。

しかし、この出来事は後にサイタマが時間逆行して改変し無かった事にされている為、宇宙放射線にあてられて亡くなったキャラクター達が全員生きている事からマナコも生きている筈です。

また、時間逆行前は宇宙放射線にあてられて倒れたタレオの近くで死亡していたマナコですが、時間逆行後は起き上がったタレオの周辺にマナコがいなかったので無事に逃げ出せた可能性はあります。

ただし、時間逆行後その場にいたヒーロー達は急性放射線障害が出ているので後にメタルナイトのラボで検査し除染処置を受けていますが、怪人のマナコは例え逃走が成功したとしても急性放射線障害を治療する術が無いので人知れず死亡している可能性は大いにあるでしょう。

その②生きている説

170撃目(217話)「新居」ではサイタマが黒い精子に「笹団子みたいな体型の一つ目の怪人見なかったか?」と訊ねており、183撃目(230話)「アップデート」では「カミ」について独自に調査している閃光のフラッシュもまた怪人協会の残党を狩りつつマナコの捜索を進めています。

サイタマの場合は単純に一度仲良くなったから程度でしょうが、フラッシュの場合は数少ない「神との接触者」である他、他のヒーローに見つかれば直ちに狩られて厄介な事になるという不安からでした。

しかし、サイタマはともかくフラッシュが捜索しているという事は怪人協会アジトにマナコの死体が確認出来なかったと考えられる為、マナコが何処かで生きている可能性はかなり高いのではないでしょうか。

その③ブラストに回収されている説

171撃目(218話)「秘匿情報」にてフラッシュが語っているように、サイタマとフラッシュと同じくマナコは「カミ」の接触を受けた当事者です。

閃光のフラッシュがマナコを探している理由が「神との接触者」であるように、「カミ」への対抗策を探しているブラストが一度「カミ」から接触を受けた怪人を放っておくとは考えられないので後に回収・保護をしている可能性も考えられます。

しかし、結局は神通力を付与されていないただの雑魚怪人なのでわざわざブラストが戻ってくるとは考えられない為、こちらの説は可能性は低いでしょう。

その④どこかの組織に回収されている説

173撃目(220話)「訪問者」にて、ヒーロー協会本部特別収容所に収容されたサイコスが謎の研究機関「ツクヨミ」に譲渡されていたように、マナコはどこかの組織に拉致・回収されているかもしれません。

「神との接触者」もさることながら、ヒーロー協会は怪人協会掃討作戦後に怪人協会の残党を排除する動きを見せています。

しかし、エビル天然水や黒い精子が生き残っていたように数多の残党が生き残っていると考えればマナコもその限りではありませんが、万一マナコが生きていたとしても何処かの組織に回収されている可能性があるのです。

忍者の閃光のフラッシュが探しても見つからないのは既に誰かしらに捕獲されているからかもしれませんね。

怪しいのは怪人を改造しているメタルナイトですが、果たしてマナコは無事なのでしょうか。

マナコの性別と現在の生死についてのまとめ

  1. マナコは単行本26巻126撃目(第165話)で登場した村田雄介版のオリジナルキャラクター
  2. マナコは単眼・二本角・一頭身・手足の指が三本・全身ピンク色・腹巻のようなベルトを巻いた怪人
  3. マナコの性別は「女の子」
  4. マナコの生死は不明

オリジナルキャラクターながらも読者に好評なマナコですが、怪人協会掃討作戦後に一切登場しないので消息不明状態が続いています。

原作には登場していないキャラクターですが、サイタマとフラッシュの少しギスギスした関係に絶妙なツッコミを投げかける事でうまく立ち回っている様子から、この三人組の関係性は何となく好きな読者も多いのではないでしょうか。

一応、サイタマとフラッシュはマナコの事を忘れずに探しているようなので何処かで再会する展開だとは思いますが、メタルナイトのような科学者に回収されて改造されていない事を祈るばかりです。

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