【はじめの一歩】鷹村の対戦相手キースドラゴンの強運伝説とは

はじめの一歩の登場キャラクターの鷹村守は、スーパーミドル級世界王者のキースドラゴンとの対決が決定しました。

鷹村の対戦相手であるキースドラゴンは世界王者でその実力はもちろんなのですが、それに加えて凄まじい強運を持っているのが特徴のボクサーです。

そんなキースドラゴンは一体どんな人物なのでしょうか?

キースドラゴンの人物像

キースドラゴンの宣材写真はサングラスをかけてリーゼントというかなり鮮やで強そうな見た目をしていました。

そんなキースの中身は強運に恵まれていてボクシングの実力と自分の持つ幸運で世界王者になったというボクサーで、実力も運も世界王者らしく並外れたものを持っています。

キースドラゴンの戦歴

キースドラゴンの詳しい選手データが作中にて公開されています。

そのデータによると、

  • 国籍:アメリカ
  • 戦績:25戦24勝1分
  • 身長:187cm
  • リーチ:200cm
  • ファイトスタイル:ファイタースタイル
  • 得意のパンチ:ヘブンズキャノン、グランドキャノン
  • 趣味:麻雀

ということが明らかにされていました。

キースドラゴンの経歴

キースドラゴンはスーパーミドル級世界王者で、25戦無敗という経歴を持っていますが、これ以上のボクシングに関する経歴は明らかにされていません。

しかし、アメリカで層が厚いと言われるスーパーミドル級で世界王者になったキースの実力は確かなものと考えられるでしょう。

キースドラゴンのファイトスタイル

キースはファイタースタイルのボクサーで、接近戦の打ち合いを得意とします。

得意のパンチは上から振り下ろすヘブンズキャノンと下からのアッパーのグランドキャノンとされていますが、実際は全てのパンチをハイレベルに出すことができ、対戦相手によって出すパンチを臨機応変に変えることができるのとても器用なボクサーです。

キースの基本のスタイルは右利きの戦い方をしていますが、実はキース自身は左利きであり正確で強いジャブで試合をコントロールしながら戦うのが基本スタンスとしています。

その上、自分の運の強さを信じて強気な打ち合いを仕掛けるのも特徴で、積極的に相打ちを狙い、運よく相手にだけダメージが入るようにするといった強引な戦い方も得意としていました。

キースドラゴンの趣味

キースの趣味は麻雀で、アメリカではあまりの豪運により麻雀では負け知らずで、対局した相手には『摩天楼の魔王』と呼ばれていました。

その麻雀好きも相まってキースはプロの麻雀士がいる日本での鷹村との対決を熱望していたのです。

麻雀は作者の森川ジョージ先生の趣味?

はじめの一歩の森川ジョージ先生は以前インタビューにて、「ボクシングと麻雀と釣りが好き」ということを語っていました。

原稿を書いているときも横で釣りか麻雀の動画を垂れ流しながら仕事をしているそうで、この二つは森川ジョージ先生の大好きな趣味であることに間違いありません。

作中では釣りの部分では主人公の一歩が釣り舟屋の息子であるので、作中でよく描かれていましたが、麻雀をしている描写は今までにはほとんどなく、ついに130巻まできてやっと自分の好きなものをはじめの一歩作中で描けたと内心喜んでるのではないでしょうか?

強運なキースドラゴンと不幸な鷹村の対照的な出来事

キースの強運は筋金入りで、来日する際も台風が来ていて飛行機が飛ばないと予報されていたにもかかわらず、キースが来日する日だけ台風が収まり飛行機が予定通りに到着したり、スロットをやると必ず大当たりが出たりと度を超えた強運を持っていました。

キースは趣味の麻雀でも強運を発揮

キースが来日したのち、麻雀の日本王者と対決する機会が設けられます。

しかし、その時でさえも持ち前の強運で麻雀の日本王者を完膚なきまでに追い詰めて完勝していました。

勝ち方も最初に配られた牌で上がってしまったり、日本王者相手に国士無双を出したりとやりたい放題だったのです。

キースドラゴンの幸運は不幸から始まった

昔、キースの親は無差別発砲事件の被害に遭い殺害された過去がありました。

その時まで平凡な暮らしをしていたキースは、一人残されたことに絶望して自分のポケットに入ってたお金をギャンブルに全て使って自殺しようと考えポケットのお金を賭け始め、それからキースはギャンブルに勝ち続けてお金が増え続けていったという経緯があり、キースの強運が発揮されるようになってきたのはこの頃からだったんですね。

鷹村に襲いかかる不幸

キースの幸運は相手選手である鷹村にも影響がを及ぼしてしまい、鷹村のもとに数々の不幸が舞い降りてきました。

一歩は鷹村の起きる災いをケアしていたのですが、鷹村が車がぶつかってきそうになるのを避けて足を痛めてしまいます。

鷹村の謎の願い事

この頃から鷹村はしきりに目標の6階級制覇まで時間がないという発言をし始めました。

さらに鷹村は一歩に勧められ願い事が叶う神社で願掛けをして、自分のこと以外のものへ願掛けしたと言った発言をしていたり、キースに対して願いを聞いてくれる幸運の女神を本当に知っているなら紹介してくれと言った内容の発言をしています。

鷹村は何かに必死に何かにすがりだしたのはいったいなぜなのでしょうか?

鴨川会長に何かあるのか

鷹村が急いでる理由は鴨川会長にあるのではないのでしょうかと自分は推測しています。

作中には書かれてないのですが、実は鴨川会長が重い病気を患っていたとか、鷹村は実は網膜剥離で少しずつ進行しているとか、鴨川ジム内で様々な問題が起きているのでしょうか?

そして、世界王者のベルトの可能性のある一歩の復帰を鷹村が望んでいることも鴨川ジム内で問題があるを感じさせます。

この展開の答え合わせは今後に期待ですね。

鷹村VSキースの試合展開

キースと鷹村の対決では鷹村が挑戦者という立場で来ているものの、持っているベルトの数は鷹村の方が圧倒的に多く、キースも試合前から鷹村のことを強敵と認めていました。

鷹村とキースは互角の強さを見せる

試合序盤は、鷹村とキースの強さはお互いにパワーもスピードもハイレベルで引けを取らない力で拮抗していました。

第一ラウンドはしばらくお互いにクリーンヒットのない状態で終わります。

鷹村がギアを上げる

鷹村はキースと互角であるということに気づきギアを上げてパワフルに戦い始めました。

しかし、一方のキースは鷹村ほどあげるギアを残しておらず完全に鷹村のパワーとスピードに圧倒され始めていったのです。

鷹村の骨格がスーパーミドル級以上のものだと確信するキース

鷹村の動きが今までビデオで見てきたもの以上であると感じ、キースは鷹村の骨格がスーパーミドル級以上のものであると確信します。

そして、鷹村の圧倒的なポテンシャルになすすべもなくキースは追い詰めらていきました。

キースが運を味方につけ始める

これもキースの持つ幸運の力なのでしょうか?

キースを追い詰めていた状態でしたが、鷹村が足を滑らせて転んでしまい、その時に試合前車を避けた時に怪我をした足をまた痛めてしまい、これをきっかけに鷹村は足を上手に使えなくなって、キースが優勢に立ち回り始めてしまったのです。

キースが鷹村が苦手な左のスウィングを主体に攻め始める

流れに乗ってきたキースは鷹村が左のスウィングが苦手ということは鷹村の以前の試合を研究して理解しており、パンチをだすタイミングで無防備な体勢になるためそのリスクゆえ避けていましたが、ここで一かバチかで左スウィングを主体に戦い始めます。

そしてその作戦がうまくいきキースは鷹村に大きいフリのパンチを次々と当てていきました。

実力差と作戦でキースを追い詰め勝利をもぎ取る鷹村

鷹村は左スウィングに苦しめられますが、土壇場でキースが左スウィングを出すタイミングを読み、右手でガードしながらカウンターを打つ事に成功します。

そこから鷹村のペースになり、最後の相打ちの勝負でキースのパンチを完全に見切って鷹村のカウンターの前にキースは倒れKO負けしてしまいました。

鷹村が3階級制覇を成し遂げて4本目のベルトを手に入れる

鷹村はキースに勝利し、

  • WBCスーパーミドル級
  • WBAミドル級
  • WBCミドル級
  • WBCジュニアミドル級

四本のベルトを手に入れることとなりました。

これで鷹村の目標の6階級制覇の半分まで到達したこととなります。

最新話で鷹村に負けたキース現在

最新話ではキースは今まであった強運がなくなってしまい、アメリカに帰る前に麻雀勝負をしたときも負けてしまっていました。

しかし、鷹村はキースのボクシングは運ではなく実力だったと称しており、運がなくなっても今後また世界王者になる実力が十分にあるといってもいいでしょう。

キースドラゴンのまとめ

幸運に恵まれたボクサーとして鷹村の強敵として現れたキースでしたが、結局は鷹村に敗北してしまいました。

ですが、キース自体の実力は確かであることは鴨川ジムメンバーは皆認めていて、その実力の上に強運を持っているという点でキースは完璧なボクサーと言えるでしょう。

今後、キースもまた再起して鷹村の対戦相手として再登場してくれることを楽しみです。

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1989年から「週刊少年マガジン」で連載の森川ジョージによるボクシング漫画。2013年実写ドラマ化。第15回講談社漫画賞少年部門受賞。