【はじめの一歩】沖田戦はなぜ実現したのか?一歩と沖田の試合を考察

はじめの一歩で主人公の一歩が新人王になったのちに最初に戦った対戦相手が当時フェザー級5位の沖田佳吾でした。

この試合は一歩からの対戦希望ではなく格上の沖田からの対戦希望で実現します。

なぜこのようなことが起きたのでしょうか?

沖田は日本王者の伊達に憧れていた

伊達に憧れる沖田

引用元:はじめの一歩

沖田は当時の日本王者であった伊達英二の所属するジムにいて、先輩である伊達に憧れていました。

その伊達とその時の新人王である一歩がスパーリングした際に一歩に対して、今まで誰にも見せたことがないハートブレイクショットを披露したのです。

その光景も見た沖田は一歩に対して嫉妬心を抱くことになり、一歩よりも強いことを証明するために沖田が一歩に挑戦状を突き付けました。

沖田佳吾の経歴とファイトスタイル

次の一歩の対戦相手が沖田と発表する

引用元:はじめの一歩

沖田佳吾は仲代ジム所属のボクサーで当時は日本フェザー級5位の選手です。

したがって国内でも実力のあるボクサーであり日本王者になるためには避けて通れない対戦相手でした。

沖田佳吾の経歴

沖田の経歴を読み上げる実況

引用元:はじめの一歩

沖田はかなり優秀なボクサーで当時はかなり期待されていた新人ボクサーでした。

フェザー級全日本新人王であり、11戦11勝6KOと勝率100%を誇っており、さらに日本のランキングも5位であるため、当時の一歩にとってかなりの強敵になるであろうと考えられていたのです。

沖田の声優

伊達をしたう沖田

引用元:はじめの一歩

沖田の声優は平田広明さんが務めています。

平田さんは2011年に『TIGER & BUNNY』の主人公の虎徹役を演じ東京アニメアワードの個人声優賞を取るほどの実力派の声優さんです。

平田さんは『ONE PIECE』のサンジ役をやっていたり、『宇宙兄弟』で南波六太役を演じたりと一度は聞いたことはある声だとは思います。

そういった有名な役をやる以前に平田さんは沖田を演じていました。

沖田佳吾のファイトスタイル

コークスクリューブローを披露する沖田

引用元:はじめの一歩

沖田は仲代ジムの先輩である日本王者の伊達英二に強い憧れを抱いており、ファイトスタイルも伊達に似たような冷静に相手を翻弄していくようなスタイルです。

さらに、伊達の得意技のコークスクリューブローも身につけており、かなり忠実に伊達のファイトスタイルをコピーしていました。

沖田の伊達への憧れ

家に伊達のポスターを貼る沖田

引用元:はじめの一歩

沖田はジムの先輩である伊達への憧れは、ファイトスタイル以外にも出ていて、自らの部屋には伊達の大きなポスターが貼られており、自分の試合後には伊達に試合のアドバイスをもらいにいくなど公私共に伊達に心酔しています。

さらに、自分の慕っている伊達が一番強いと確信しているため、伊達よりも強いボクサーがいるという話題に対しても、敏感に反応してその話を否定しに行ってしまうほどの伊達に執着していました。

一歩と伊達のスパーリング

一歩が伊達にダメージを与えて伊達がスパー後に痛みを訴える様子

引用元:はじめの一歩

伊達の指名で一歩がスパーリング相手として指名され、仲代ジムで一歩と伊達がスパーリングします。

結果としては伊達の圧倒的な力の前に一歩はクリーンヒットを一発も奪えず、伊達の攻撃で6度もダウンしてしまいました。

しかし、その内容は伊達は一歩のパワーに驚き、今まで誰にも使ったことのない隠し玉のハードブレイクショットを一歩に放ち、さらには伊達のブロックしていた腕が試合後上がらなくなるくらいまで腕にダメージ与えたのです。

一歩と伊達のスパーリングを見た沖田の反応

伊達が自分を練習相手として使ってくれなかったと落ち込む沖田

引用元:はじめの一歩

新人王の一歩が伊達に一方的にやられる展開を予想していた沖田は、想像していたよりも一歩に苦戦する伊達を目の当たりにし一歩に対して対抗心を抱くことになります。

さらに、自分には今まで見せたこともないハートブレイクショットを一歩に使ったことにも、沖田自身のスパーリング相手としての実力不足と沖田が伊達に認識されていると感じてしまいました。

そんな、気持ちから沖田の一歩への嫉妬心が大きくなっていき試合を申し込むことになったのです。

沖田と一歩の試合

一歩にコークスクリューブローを打つ沖田

引用元:はじめの一歩

嫉妬心により沖田と一歩の試合が開催されることととなります。

ファイトスタイルの相性的には一歩の方が優勢とは思われていましたが、沖田の方が対戦回数が多く経験値の差で一歩をどこまで追い詰められるかというところに注目されていた試合でした。

しかし、結果的には早い段階で決着がついてしまいます。

沖田との経験の差で苦戦する一歩

フェイントで一歩を翻弄する沖田

引用元:はじめの一歩

試合序盤、伊達流の沖田のフェイントに惑わされて一歩は得意の近距離に入れず一方的に攻撃を続けていました。

一歩も近づけば攻撃を受け、引けば相手のペースになってしまうという苦渋の選択を押し付けられ、どうしようもない状況に陥ってしまったのです。

一歩のパワーに押され敗北する沖田

パワーで沖田を圧倒する一歩

引用元:はじめの一歩

沖田のペースに完全に飲まれてしまった一歩はそのままコーナーまで追い詰められてしまいます。

そして調子づいた沖田は得意のコークスクリューブローで一歩にとどめを刺そうとしますが、一歩はその大ぶりのパンチが来るタイミングを狙っており、そのパンチを避けて反撃に転じました。

一歩はそのまま自慢のパワーで沖田を圧倒して、なんと1ラウンドで沖田はKOされてしまったのです。

一歩との試合後の沖田

伊達に謝る沖田

引用元:はじめの一歩

一歩に敗戦後、島袋にも負けてしまい現役を引退し、現在は伊達の経営するジムでトレーナーを務めています。

沖田佳吾と幕之内一歩の試合のまとめ

沖田を冷静に分析する記者

引用元:はじめの一歩

沖田は伊達への愛による嫉妬心から一歩に挑戦を挑むものの、結果として1ラウンドで敗北してしまい実力不足が明らかになってしまいました。

この試合で自分のスタイルをきちんと確立し強みを理解し、戦うのがいかに重要であるということを示唆するようなエピソードとなっています。

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1989年から「週刊少年マガジン」で連載の森川ジョージによるボクシング漫画。2013年実写ドラマ化。第15回講談社漫画賞少年部門受賞。