数々のオムニバスで構成されているスクールランブルは、数多くのカップルが出てきます。
一方通行だったり、付き合っているのに微妙な関係だったり、幼馴染だったり、別れてギクシャクしていたり。
今回はスクランの中でも人気だった、2-Cのクールガイ・麻生広義と、八雲の親友で1年生のサラ・アディエマスのカップルを紹介します。
麻生広義の身長・誕生日・血液型
まず麻生のプロフィールです。
- ジョブ:2-Cの陰の実力者
- 身長:推定178㎝
- 体重:不明
- 誕生日:6月27日
- 血液型:A型
- 所属:2-C、喫茶店軍
- 課外活動:男子バスケ部、女子バスケ部コーチ
- 家族:父、母、弟
- アルバイト:中華料理屋「茉莉飯店」
- 好きなもの:バスケットボール、NBA
- 苦手なもの:女心
- 声優:市来光弘
初登場は第2巻21話で、既に播磨が天満のことを好きだと見抜いているなど、まさに陰の実力者でした。
文武両道で顔も良く、無口で不愛想でも女子からの人気は高いが、照れ屋で奥手な面もあり自分の恋愛に関してかなり鈍いです。
2-Cのバカ騒ぎに不愛想ながら早い段階で参加するなど、ノリのいい一面もあります。
実家がラーメン屋ということもあり料理も上手で、なんでもできる完璧超人だが、けっこう負けず嫌いです。
サラ・アディエマスの身長・スリーサイズ・誕生日
続いてサラのプロフィールです。
- ジョブ:シスター
- 身長:160㎝
- 体重:不明
- スリーサイズ:不明
- 誕生日:4月8日
- 血液型:O型
- 所属:1-D、教会
- 課外活動:茶道部
- 家族:孤児
- アルバイト:中華料理屋「茉莉飯店」
- 得意なもの:オルガン
- 苦手なもの:電子機器
- 声優:福井裕佳梨
内気な八雲を活発に支える親友で、播磨との関係を茶化したり、2-Dの外人部隊に興味津々だったりと、やんちゃな面を見せることもあります。
西洋人だが日本語を流ちょうに扱うことができ、麻生だけでなく花井や晶など一見扱いにくそうな先輩とも気兼ねなく話すことができるなど人当たりがいいです。
イギリスにいた頃から日本の文化に興味を持っており、系列の修道院でシスターが必要ということで留学してきて、茶道部に入部したり中華料理店でバイトするなど異文化を楽しんでいます。
麻生とサラがいい雰囲気の場面
麻生とサラがいい雰囲気の場面はいくつかありますが、一話丸ごと二人の話というのはほとんどなく、ワンシーンでいい雰囲気を見せつけてきます。
バイト先でのピンチを麻生とサラが一緒に乗り越える
第5巻62話でサラが麻生と中華料理店でバイトしているという話が出てきており、唯一の二人が主役の話が第5巻♭13話で見ることができます。
話の内容は、バイト先の店長が奥さんの出産に急遽立ち会わなければいけなくなり、二人で店を回していこうというものです。
料理もできて気遣いもできる麻生がサラにイケメンっぷりを見せ、サラがそれに可愛く答えるというものでしたが、店に来たお客さんが「新婚夫婦に代替わりしたんだね!」と喜ぶほどのコンビプレーでした。
ちなみにサラのチャイナドレスはとても可愛いです。
麻生とサラのいい雰囲気のワンシーン
2-Cのメンバーは、二人のバイト先の中華料理店にしょっちゅう来たり、クラス行事なのにサラと八雲を呼んでいたりと、二人が揃う場面は良くあります。
女子バスケ部発足の打ち上げ会
第11巻132話では、麻生が厨房から美琴を眺めていたのを見て、すぐにピンと来てイジっていました。
天満は二人が付き合っているのかと思いましたが、愛理はその直前の麻生、美琴、さつきのやり取りを見て、こちらもピンと来ており、天満の意見を否定します。
美琴と別れて放心状態の麻生
第17巻47話で美琴のことが好きだったものの花井との絆には勝てないと身を引いた麻生は、自分から区切りを付けながらボーっとしてミスが増えていました。
サラはそんな麻生に「どんな状況でもやることはやると教えてくれたのは先輩ですよ」とカツを入れフォローしています。
歩行祭で美琴と話す麻生を茶化す
第20巻248話で別れてからギクシャクしていた麻生と美琴でしたが、仲直りすることができました。
その様子を見ていたサラは飛び切りの笑顔でイジリ倒します。
麻生とサラは付き合ったの?
麻生とサラはお互い気兼ねなく話せる中ではありますが、恋愛感情はなさそうです。
麻生は自分に向けられた恋愛感情に鈍感だったり、サラに関しても恋バナ自体はかなり好きですが、自分はまだいいと男子に対して壁を作っているような印象もあります。
バイト先で普段から顔を合わせている二人ですが、第10巻125話で女子バスケ部が始動したところから他のキャラによる恋愛の渦が巻き起こりました。
女子バスケ部の後輩・俵屋さつき
女子バスケ部がない矢神学院高校では、中学までバスケをしていた女の子たちは他の部活をしたり、男子バスケ部のマネージャーになったりしていました。
しかし八雲やサラの同級生で1年生のさつきが、養護教諭の姉ヶ崎妙を顧問、麻生を臨時コーチとして2-C女子を中心に、女子バスケ部を立ち上げます。
女子バスケ部の活動をしているうちに、無自覚に女の子をたらし込んでしまう麻生のイケメンっぷりが随所で発動し、さつきは麻生に恋心を抱くようになりますが、そのせいでバスケの調子を崩してしまいました。
さつきは勢い余って麻生に告白してしまい返事を聞かずに逃亡、練習や試合にも欠席するようになりますが、ララの助言で試合に参加しバスケの調子を取り戻します。
結局、麻生が自分を対象として見ていないことを見抜き、しばらくはバスケ一筋で行こうと決心しました。
女子バスケ部の活動から急接近した麻生と美琴
文化祭で友人たちが恋愛をしながら楽しく学校生活を送っているのに、自分には何もないとモヤモヤしていた美琴は、嵯峨野や花井の後押しもありバスケを始めます。
逆に麻生は第2巻21話のプールホッケーや第10巻124話の後夜祭でのダンスなどで美琴を気にかけており、かなり前から美琴のことが気になっているようでした。
そんな二人は女子バスケ部発足を機に距離を縮め、一緒にバッシュを買いに行く約束をし、第11巻♭31話ではその初デートの様子が語られています。
その後どちらかが告白したわけでもないですが、デートを何度も繰り返し親密になっていきました。
第16巻♭44話で麻生のことを知り自分をさらけ出すうちにどんどん好きになっていく美琴は、天満や愛理たちだけでなく花井や姉ヶ崎先生からのアドバイスもあり、麻生とちゃんとした恋人同士になるために告白しようと決意します。
クラス内では麻生と美琴が付き合っているというのは周知の事実でしたが、それでも花井と美琴はワンセットのような空気はしっかり存在していました。
その空気の違和感や花井が美琴をいかに支えているかに美琴が気付いていないことに対して、麻生はモヤモヤを感じており、美琴が告白を決意したその日、第16巻195話で別れを告げてしまいます。
別れを告げた麻生の気持ちを美琴は理解できずギクシャクしていた二人でしたが、花井との関係をしっかり認識した美琴が麻生に声をかけ、物語の終盤には良きクラスメイトとして再出発できていました。
スクールランブルの麻生とサラのまとめ
文武両道、高身長、おまけにイケメンでスクラン内でも屈指のモテキャラである麻生と、男女先輩関係なく気さくに話すことのできるリアルシスターとして人気のサラは、よい先輩後輩として仲良くやっているようです。
この二人であれば誰と組んでも様になりますが、それでもこのペアがやっぱり最強ですね。