鬼滅の刃に登場する人気の高いキャラクターの栗花落カナヲが使う呼吸法に花の呼吸がありますが、花の呼吸の技名には花の名前が使われており、技の特徴に合わせた花言葉があることを知っていますか?
この花言葉には栗花落カナヲに関わる人達への想いが隠されていることに気づくはずです。
今回は技の細かな特徴など花の呼吸の一覧表と読み方、そしてなんの呼吸が派生したものなのかについて詳しく解説していきます。
花の呼吸はなんの派生?
まず花の呼吸がどの呼吸から派生したものなのでしょうか?
そこで花の呼吸の起源を調べてみると水の呼吸からの派生で古くからある呼吸の一つで、適性がある者の日輪刀は刀身を桃色に染めると言います。
作中で上弦の弍・童磨との戦闘で童磨が「綺麗だねぇ」と言っていることから、強さだけではなく見た目の美しさも兼ね備えていることが伺えますね。
花の呼吸の一覧表
栗花落カナヲが使う花の呼吸は水の呼吸からの派生の呼吸となっており、技の名前に花の名前が使われているのが特徴です。
花の呼吸 壱ノ型
作中での登場はありませんでした。
花の呼吸 弍ノ型 御影梅(みかげうめ)
自身の周りの広範囲に斬撃を放つ技で致命傷は与えづらいが広範囲の敵を一掃するのに便利な技で、鬼滅の刃の作中では上弦の弍・童磨の攻撃から身を守るために使用しています。
技名に入っている「梅」は花言葉で「忍耐」「忠実」「高潔」です。
花の呼吸 参ノ型
作中での登場はありませんでした。
こちらも作中で披露されることは無かったので、技の形や威力などは一切不明なままです。
花の呼吸 肆ノ型 紅花衣(べにはなごろも)
弍ノ型に比べ、範囲を狭くする代わりに威力を重視した技です。
斬撃がねじれたような軌道を描くことで天女が衣をまとったように見える技で見た目も美しい技となっています。
技名に入っている「紅花」は花言葉で「装い」「化粧」です。
花の呼吸 伍ノ型 徒の芍薬(あだのしゃくやく)
一瞬で9連撃を叩き込む超高速かつ超攻撃的な技です。
栗花落カナヲの優れた動体視力を生かして放たれる神速の剣技が描く軌跡は芍薬の花のようですね。
技名に入っている「芍薬」は花言葉で「恥じらい」「はにかみ」です。
花の呼吸 陸ノ型 渦桃(うずもも)
体を大きく捻りながら切り込んでいく技です。
体の捻りから生まれる遠心力を利用して高威力な斬撃を繰り出します。
技名に入っている「桃」は花言葉で「気立のよさ」「天下無敵」です。
花の呼吸 終ノ型 彼岸朱眼(ひがんしゅがん)
眼球に神経を集中させることで、元々高い動体視力をさらに高めることができる栗花落カナヲの奥義と言っても過言ではない大技です。
直接的な攻撃力はありませんが、相手の動きがスローモーションに見えることから攻撃を回避したり、次の技に繋げることが可能になりますが、その反面、眼球にもの凄い負荷がかかるため失明のリスクがあるという、いわば「諸刃の剣」と言えるでしょう。
上弦の弍・童磨との戦いで栗花落カナヲが切り札として使用した大技で、眼球への圧力で強膜が赤く染まります。
技名に入ってる「彼岸花」は花言葉で「情熱」「思うあなたはひとり」です。
花の呼吸の使い手
次に花の呼吸の使い手は誰なのか見ていきましょう。
胡蝶カナエ
プロフィール
- 名前:胡蝶カナエ
- 年齢:享年17歳
- 誕生日:不明
- 身長:152cm
- 体重:不明
- 声優:茅野愛衣
- 使用する呼吸:花の呼吸
- 所属:鬼殺隊
- 肩書き:花柱
- 日輪刀の色:淡い桃色
- 初登場:6巻50話(胡蝶しのぶの回想シーン)、7巻番外編(生前の姿)
栗花落カナヲ
- 名前:栗花落カナヲ
- 誕生日:5月19日
- 年齢:16歳
- 趣味:シャボン玉
- 好きなもの:アオイの作ったもの全部、ラムネ
- アニメ版の声優:上田麗奈さん
鬼滅の刃の主人公である竈門炭治郎とは鬼殺隊同期の剣士であり、蟲柱・胡蝶しのぶを師事しています。
優れた動体視力の持ち主で髪をサイドアップにし、大きな蝶々の髪飾りが特徴的な少女です。
自分で何かを決断することが苦手で胡蝶カナエからもらったコインを投げて物事を決めています。
栗花落カナヲが蟲の呼吸ではなく花の呼吸を使う理由
大きく二つの理由があります。
一つは栗花落カナヲの優れた視力によって胡蝶カナエが使う花の呼吸を見ているうちに習得出来たことです。
壮絶な過去の経験から逃れるための防衛本能としてこの能力が身につきました。
二つ目は蟲の呼吸が体質的に適さなかったからという理由があります。
蟲の呼吸は頸の切れない胡蝶しのぶが独自で編み出した呼吸法で、元々の戦闘能力の高い栗花落カナヲには不向きな呼吸法だったようです。
栗花落カナヲが竈門炭治郎に花の呼吸・終ノ型「彼岸朱眼」を使用!その理由とは?
鬼滅の刃で人気の高いキャラクターである栗花落カナヲが使える技に花の呼吸・終ノ型「彼岸朱眼」がありますが、花の呼吸・終ノ型「彼岸朱眼」という技は眼球に大きな負荷がかかるため失明のリスクがある技です。
栗花落カナヲが花の呼吸・終ノ型「彼岸朱眼」を最後に使った相手は誰なのか?その相手は鬼滅の刃の主人公である竈門炭治郎です。
その理由は鬼滅の刃の第201話で鬼舞辻無惨によって鬼にされてしまった竈門炭治郎を救うためです。
栗花落カナヲは胡蝶しのぶから鬼を人間に戻す薬をもらっており、この薬を竈門炭治郎に打つために栗花落カナヲは花の呼吸・終ノ型「彼岸朱眼」を使いました。
花の呼吸の一覧表となんの派生?のまとめ
- 花の呼吸は「壱ノ型」と「参ノ型」は披露されていない
- 水の呼吸からの派生したものである
鬼滅の刃の作中で花の呼吸が初めて登場したのは上弦の弍・童磨戦で、登場した5つの技全てに花の名前が入っており、技の見た目も美しいものが多い印象がありますね。
回避に向いている技から攻撃に特化したものまで幅広く、戦闘向きの呼吸法であった思われます。
そして、花言葉には栗花落カナヲに関わった人達への想いが込められていることが感じられたのではないでしょうか。