【はじめの一歩】板垣学のモデルは誰?覚醒したのに引退の危機と言われる訳

はじめの一歩のに登場する一歩の後輩である板垣は作中では天才ボクサーと言われていました。

その板垣のモデルは誰なのか、そして板垣とその周りの人物がどのように関わってくるのか解説していきたいと思います。

板垣のモデルはいったい誰?

鴨川ジムの一歩の後輩である板垣学のモデルは元東洋太平洋王者のスーパーバンナム級王者の福島学さんと言われています。

福島選手がプロデビューした時の所属のジムはJBスポーツジムというところであり、このジムは、実は『はじめの一歩』作者の森川ジョージ先生がオーナーをしているジムなんです。

そのため、ボクシング好きの森川ジョージ先生にとっても特に思い入れのある選手の一人と考えられるでしょう。

板垣の131巻現在の戦績

板垣は現在日本フェザー級ランク一位で戦績は17戦15勝2敗かなり高い勝率を誇っています。

板垣のライバルは高校時代に何度も敗北している今井であり、その今井が現在日本王者として君臨していて、その因縁の対決を制することができれば日本王者になることができるという状態です。

板垣のファイトスタイル

板垣は足を使うことを得意とするボクサーで、一発のパンチでは大きなダメージは出ませんが持ち前のハンドスピードで相手にダメージを蓄積していき勝利するようのファイトスタイルです。

また、板垣は天才的な相手を見切る才能があり、どんなに近接で戦っていても相手が遅く動いてるように見えて相手の攻撃を簡単に避けることができてしまうという能力まで持っています。

この才能のおかげで板垣の勝利する試合の多くは攻撃を貰わず、一方的に相手を完封するような試合が多くアマチュア時代から板垣を天才と呼ばれていました。

板垣の家族

天才と言われた板垣家の家庭は華やかなものだと思われがちですが意外と庶民的で、むしろ板垣家は少し貧しい家庭に育ちました。

しかし、家族はとても暖かく家族同士の和気あいあいとした掛け合いが特徴的で、そんな貧しさを感じさせないようないい家庭です。

板垣の父のキャラがいい!

板垣の父親は気の優しい人柄で、以前はサラリーマンだったがクビになり現在警備会社で働いています。

かぶっているカツラがチャームポイントで、さらに、ダジャレが大好きでそのせいで板垣家の団欒では常にダジャレが飛び交っているのです。

そのせいで板垣くん本人もかなりのダジャレ好きに育ってしまいました。

板垣の妹の菜々子はかわいらしい

妹の菜々子ちゃんはお兄ちゃんに似て整った顔をしていてとても可愛らしい顔をしています。

菜々子は一歩に対して恋心を抱いており、一歩にアプローチを繰り返すようなとても明るく積極的な性格です。

こんな可愛らしい女の子なのですが残念ながらダジャレ好きに育ってしまいました。

板垣と今井の因縁の対決

高校時代から板垣の因縁の相手として今井という存在がいます。

アマチュアボクシング時代板垣に勝ったことのある数少ない相手が今井であり、戦績は2戦2敗とアマチュア時代には今井に勝つことはできませんでした。

その今井のファイトスタイルは板垣とは真逆の一歩のような力でねじ伏せるタイプのファイトスタイルです。

板垣と今井の試合は何巻?

因縁の相手の今井と試合は新人王決定戦の決勝で65巻になります。

この試合では板垣が接近戦を今井に挑みその近距離の攻撃をかわして攻撃を入れ続け、決定打は入れられなかったものの、今井と6ラウンド戦い切って判定で勝利することができました。

西日本新人王との対決で覚醒する板垣

今井に勝利したあと、板垣は東日本新人王として西日本新人王の星と対戦することなります。

星は千堂の後輩であり、かなりパワーを売りにしたインファイターでした。

その試合で、今まで持っていた動体視力と身体能力が今井を倒した自信により最高状態となった板垣は、相手の動きがゆっくり動いてるように見えるようになり、いとも簡単に対戦相手の星にカウンターを無数に入れてしまい、星を圧倒的な強さで倒してしまったのです。

板垣のA級トーナメント

板垣は新人王になった後にA級トーナメントに出場します。

A級トーナメントではかつて一歩と戦ったかなり経験がある唐沢と冴木と対決することとなりますが、覚醒した板垣は経験豊富な二人に対してスピードを武器に圧倒してゆき、相手の技術力に苦戦しながらも格上の相手に勝利していきました。

板垣の覚醒

板垣は覚醒したあとは相手の攻撃がゆっくりに見えるようになります。

これは星戦からで板垣の覚醒中は相手の攻撃を簡単にかわして懐に入ったり、どんなパンチに対しても無理にカウンターを合わせることができるようになりました。

間柴と板垣のスパーリングの時に覚醒の前兆があった

間柴が沢村と対決する直前に間柴がアウトボクサーとスパーリングしたいと申し出たときに、そのスパーリング相手に板垣を指名した時の段階で覚醒の前兆がありました。

その時の間柴は沢村との対決用にペースを上げていてかなり調子が良かったにもかかわらず、板垣は間柴のパンチをほとんど受けずに帰ってきたのです。

その時点で、非常に避けづらい間柴のフリッカーが『見える』と発言していました。

覚醒したのは何巻?

覚醒したのは西日本新人王である星との対決時の76巻になります。

この時点で板垣は完全に星の攻撃がゆっくりと見えるようになっており、パンチを見切ることができるようになっていました。

板垣のクロノス発言

板垣はこの覚醒状態のことを『クロノス』と、時間の神の名前に準えたネーミングをつけました。

なんとこの覚醒状態を神の名前をつけるくらい自分の能力を信じ切っていたのです。

板垣を嫌いな人も多い?

板垣は才能がある選手なのですが、自分の才能を過信していてその能力に驕り相手を下に見るような傾向があります。

その性格のせいで相手の能力値を軽んじて試合に負けるというケースが多く、この板垣の自信過剰な性格が苦手という人も多くいることでしょう。

アニメの板垣の活躍

アニメ版のはじめの一歩では板垣はまだデビュー戦しかしていません。

なのでアニメ版の戦績は1戦1敗とまだまだ板垣の活躍は今後の楽しみという状態です。

今後の板垣はどうなるのか

板垣は現在、一歩が日本王者を返上した後に日本王者のベルトをかけて今井と板垣が戦い、板垣が負けてしまったところで板垣のストーリーは終わっています。

板垣はまず日本王者になることを目標にしていますが、板垣の才能であれば十分可能であると考えられるでしょう。

なので、板垣が今後どのようになって行くかを少し考察したいと思います。

板垣の他ジムへの移籍の可能性

板垣が鴨川ジムをやめて他のジムに移籍する可能性は低いと考えられます。

板垣は鴨川ジムの他のメンバーに触発されて、強くなっていると板垣自身が発言していたため、板垣が日本王者になる目標を達成するためには鴨川ジムにいる必要があると考えているでしょう。

板垣の引退の可能性

板垣の引退の可能性もまだ考えられません。

鴨川ジム内で唯一引退を決断したのは一歩ですが、一歩はパンチドランカーなどの問題を抱えていたため引退を決意しました。

しかし、板垣は試合で攻撃をもらうことは極度に少なく、一歩に比べて身体的負担は極めて少ないので負けず嫌いの板垣が他の鴨川ジムメンバーよりも先に引退を決断するのは考えづらいです。

板垣は鴨川ジム残留か

板垣は自分の尊敬している一歩にセコンドについてもらって現在試合をしています。

その一歩に試合中どのように戦ったらいいか様々なアドバイスをもらいながら日々成長しているのです。

そのアドバイスと一歩の慢心しないメンタルの作り方を受け継いで板垣が強くなっていくというのが今後の板垣の日本王者への近道だと考えられるでしょう。

板垣のモデルのまとめ

板垣学のモデルは元東洋太平洋王者のスーパーバンナム級王者の福島学さんと言われています。

そして板垣は多くの才能に恵まれて対戦相手を一方的に倒すほどの実力を持っていましたが、その才能のせいで板垣は自分の力を過信して敗北してしまったり多くの失敗もしてきたのでした。

こんな可能性の塊の板垣が今後どうなるかとても楽しみですね。

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1989年から「週刊少年マガジン」で連載の森川ジョージによるボクシング漫画。2013年実写ドラマ化。第15回講談社漫画賞少年部門受賞。