鷹村守の引退はあるのか?右目の網膜剥離による失明の可能性の真相

はじめの一歩の登場人物の鷹村守は作中でも最強クラスのボクサーで、常に、対戦相手が世界チャンピオンクラスの強敵であるにもかかわらず、未だ無敗というとんでもない強さを持っています。

その最強の鷹村ですが、実は一部ファンからは引退説が出てきているのですが、今回はそんな、

  • 鷹村守の引退の可能性
  • 右目が見えなくなった真相
  • 今後のボクサーとしての可能性

について検証してみました。

鷹村守のプロフィール

鴨川ボクシングジム所属のプロボクサー。

ジュニアミドル級チャンピオン

現WBC・WBA ミドル級統一チャンピオン。

  • 名前: 鷹村守
  • 生年月日: 1969年7月7日
  • 身長: 185cm
  • 体重: 72.5kg
  • 年齢: 初登場は19歳、現在は29歳
  • 戦績: 24戦24勝24KO

試合のスタイルは鷹村本人の野生の勘と、強打を活かすためにガードを下げて戦うインファイトスタイルで敵の攻撃を避けながら近づき、相手に強打を与える戦い方がメインです。

さらに、対戦相手によって戦い方を変えるという柔軟さも持ち合わせています。

鷹村守に引退説がささやかれている理由

鷹村は作中最強と言っても過言ではないクラスのキャラクターです。

ボクサーとしての才能は元からずば抜けていて、メンタルも強く、さらに鴨川会長の徹底されたボクシング理論を教え込まれたためほとんど弱点がない選手と言えます。

しかし、そんな鷹村でも不安要素があり、その不安要素が今後、鷹村引退のきっかけになるのではと言われているのです。

鷹村が今後負ける可能性

鷹村は作中、最強クラスのキャラクターであるんですが、格下相手に油断をしてしまうことが多くあるんです。

故に、自分よりだいぶ弱い相手に対しても致命的なダメージを受けてしまうことがあり、有名なのがブライアンホークに勝利し、J・ミドル級の世界王者になった後の防衛戦が最たる例で、試合中に一度も試したことのない青木の「よそ見」を試合中にして実力差がある相手に一撃をもらっていました。

もし今後、油断していた相手がもし相当強かった場合、今後負ける可能性あるとはいえ、相当な実力があるので格下相手に負けると言うことは考えづらく、その可能性は非常に低いでしょう。

鷹村の右目が見えなくなっている可能性

それよりも問題なのは鷹村の右目が見えない可能性がある、と言うことが作中で描かれるていることです。

その疑惑が出たのは世界王者になった後でした。

鴨川ジムの昔の後輩の宮田君がふざけて出した右からのパンチが避けられなかったところから疑惑の始まりです。

そこから、鷹村が網膜剥離である可能性が出てきました。

鷹村の網膜剥離疑惑

網膜剥離は目の中の網膜が剥がれて目が見えなくなってしまう病気です。

私も、以前に網膜剥離になったことがあるのですが、もし網膜剥離になったらボクシングどころか日常生活も不自由になるくらいの病気でした。

作中では、網膜剥離になれば失明するだけでなく、放っておけば傷から細胞が壊死して目が腐る可能性まであると書かれています。

さらに、失明したまま試合に臨めば、相手のパンチがどこから来るか見えずに無防備な状態で受けることになり、頭蓋骨を割り人命に関わる可能性がある、とまで書かれていました。

鷹村の網膜剥離の原因

網膜剥離疑惑の原因と考えられるものは鷹村のブライアンホーク戦で右目をやられたところです。

作中では一歩も何度も目をやられていましたが、相手は強敵といえども世界レベルの相手ではなかったのですが、鷹村がやられた相手はその時の世界王者のブライアンホークであり、ダメージは相当なものであったと予想されます。

何かしらの後遺症が残ってしまったとしても、おかしくないようなものでした。

網膜剥離疑惑の真相

網膜剥離疑惑のままミドル級世界王者のデイビッド・イーグルとの試合。

もし、右目が網膜剥離であった場合、右からのパンチが避けられないことが懸念されていましたが、結果としては試合内容で、右目は見えているということが判明します。

デイビッド・イーグル戦では、左目のまぶたにパンチが当たり切れて血が出てしまい、目の中にに入り左目が見えなくなってしまいました。

その状態で右目の視界だけで試合を行い、世界王者に勝利したことで、右目が見えていることは証明されたのです。

右目がが見えると証明された後の鷹村

右目が見えていると証明されたのが61巻で、しばらく網膜剥離疑惑は出てきませんでしたが、その後、112巻のバイソン戦でもう一度、右目が見えてない見えてない疑惑が浮上しました。

その内容は、バイソンの攻撃を全て読み、鷹村が全部避けていた時です。

バイソンがどんなパンチを打っても鷹村に避けられてしまい、打つ手がなくなったバイソンがやぶれかぶれで打った大振りのパンチが鷹村の頭に当たってしまいました。

どんなパンチも避けていた鷹村が何故か急に一番避けやすい右からの大振りのパンチを避けられなかったところから、また右目の網膜剥離疑惑が浮上してきたのです。

結果としては、右足を負傷していて大振りのパンチを避けられなかったということで、右目の問題ではなかったということが判明しました。

実ははっきり描かれていた網膜剥離の伏線?

右目が見えると証明された後も、実は何度か不安を煽る表現が作中で描かれて、その一番大きい例が右目だけが白く描かれることが何度かあります。

試合に負けた一歩に対して、鷹村が「中途半端な覚悟で世界の戦おうとするな」のような内容を言うシーンでも右目だけ白くなっていました。

他にも、リチャード・バイソン戦の時も右目が白くなるシーンが見られます。

これは、鷹村が右目が実は症状が出ていないだけで網膜剥離である伏線なんでしょうか?

現在の鷹村守の視力は両目とも2.0

130巻現在では、右目は完全に見えているということになっていますが、その後の鷹村は病院を受診していないので網膜剥離疑惑は完全にはなくなってはいませんし、目が見えなくなる可能性もまだまだ考えられるため、引退説が完全になくなったわけではありません。

ただ、少なくとも現時点で両目は見えるし視力も絶好調なので、まだまだ作品を盛り上げてくれる存在であり続けてくれるでしょう。

鷹村守が引退を囁かれている理由と右目の真相のまとめ

  • 右目が白く描かれていたこと
  • 戦い方が右目が見えなくなっているかのような描写があったこと

これらの理由で鷹村守に引退疑惑が囁かれていましたが、少なくとも今現在鷹村守の両目に異常はないですし、本人のキャラ的にも作品には欠かせない存在なのでまだまだ現役でい続けてくれるはず。

それに鷹村は負けなしの最強の選手であり、作中の登場人物の中でも安定感抜群のボクサーです。

今後の鷹村がどうなっていくのかが目が離せません。

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1989年から「週刊少年マガジン」で連載の森川ジョージによるボクシング漫画。2013年実写ドラマ化。第15回講談社漫画賞少年部門受賞。