鬼滅の刃で竈門炭治郎(かまどたんじろう)が所属している組織である鬼殺隊には階級が存在します。
隊士や柱はよく聞くので有名ですが、どのような基準で階級分けがされていて幾つあるのか
- 鬼殺隊とは
- 鬼殺隊の階級
- 鬼滅の刃に登場するメンバーの階級紹介!
について、紹介していきたいと思います。
鬼殺隊とは
まず初めに鬼殺隊について紹介していきたいと思いますが、鬼殺隊は当主を筆頭に5つの構成から成り立っています。
鬼殺隊
人間を食べる鬼を狩る政府非公認の組織で、当主である産屋敷家を筆頭に数百名で構成されていて、その歴史は古くからあり、数百年の歴史ある組織で別名を鬼狩りと言われているのです。
当主
代々産屋敷家がお館様として当主を務めており、鬼殺隊の頂点に立つ存在で鬼殺隊の方針などを決定していて、本編では産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)が中心となっており、最終章に入った無限城の戦いからは産屋敷輝哉の息子である産屋敷輝利哉(うぶやしききりや)が当主として鬼殺隊をまとめています。
隊士
育手の元でそれぞれ呼吸を習い、藤襲山(ふじがさねやま)で最終選抜を通過した者のみがなれるのが隊士です。
階級が存在し、最初はどんなに才能のある人や柱が育てた継子(つぐこ)でも一番低い階級から始まり、功績が認められると階級が上がっていく仕組みになっていて、倒さなければならない鬼に対して階級が重要になってくる場面もあり、十二鬼月相手には階級が上の隊士でないと歯が立たないと言われるほどです。
隠
戦闘後の事後処理を行ってくれる後方支援部隊の1つで、情報操作や怪我をした隊士の簡単な手当てや鬼の情報も集めてくれる、鬼殺隊の剣士を多方面から補助してくれる存在でもあります。
刀鍛冶
鬼殺隊の剣士の刀を作ってくれる刀鍛冶の職人たちで、普段はひょっとこのお面をつけていて、素顔を見ることはあまりなく、住んでいる所も、普段はいくつもの隠れ里を持っていて、鬼殺隊の剣士一人一人に合った刀を自在に作成してくれる凄腕の職人集団です。
育手
鬼殺隊に入りたいとする者を育てて、呼吸や型を教えてくれる者たちのことで以前は剣士として活躍し、本編ではかつての柱として活躍した人物もいて、育てはたくさん存在しています。
鬼殺隊の階級
鬼殺隊の剣士には階級が存在し、階級は10個あって一番最初の階級が癸(みずのと)で、一番上の階級が甲(きのえ)となっています。
柱が一番上だと思っている人も多いとは思いますが、柱も階級は甲でその中でもある条件を満たしたものだけがなれるのが、柱なのです。
そして自分の階級を知るには「階級を示せ」という言葉と筋肉の膨張によって手の甲に現在の階級が浮き出る仕組みになっている藤花(とうか)彫りというと特殊な技巧が用いられており、剣士が自分で階級を確認することが出来ます。
鬼殺隊階級表
- 甲(きのえ) 高い
- 乙(きのと)
- 丙(ひのえ)
- 丁(ひのと)
- 戊(つちのえ)
- 己(つちのと)
- 庚(かのえ)
- 辛(かのと)
- 壬(みずのえ)
- 癸(みずのと) 低い
柱
柱の階級は甲だと説明しましたが、どうしたら柱になれるのか!
それはある条件を満たすことでなることが出来ます。
それがまず、階級が甲であることが絶対条件なのですが、そのほかに
- 鬼を50体倒す
- 十二鬼月を倒す
この2つのうちどちらかを達成することで柱になることが出来ます。
柱になると階級が示される手の甲には自身の呼吸や型の名前が付けられます。
水柱なら水、風柱なら風というように階級ではなく柱名が浮き出るようになるので、柱という階級があるように見えますが、実際は柱も甲という階級なのです。
鬼滅の刃に登場するメンバーの階級
鬼滅の刃に登場する鬼殺隊のメンバーの階級を紹介したいと思います。
- 竈門炭治郎 癸→庚→丙 上から3番目
- 我妻善逸 癸→庚→丙 上から3番目
- 嘴角伊之助 癸→庚→丙 上から3番目
- 栗花落カナヲ 癸→丁 上から4番目
- 不死川玄弥 癸→丁 上から4番目
- 村田 癸→庚 上から7番目
- 富岡義勇 癸→水 1番上
- 胡蝶しのぶ 癸→蟲 1番上
- 煉獄杏寿郎 癸→炎 1番上
- 宇随天元 癸→音 1番上
- 時透無一郎 癸→霞 1番上
- 甘露寺蜜璃 癸→恋 1番上
- 伊黒小芭内 癸→蛇 1番上
- 不死川実弥 癸→風 1番上
- 悲鳴嶼行冥 癸→岩 1番上
竈門炭治郎、我妻善逸、嘴角伊之助の3人は癸から始まり、行動を共にして共同で鬼を倒しているからか、階級の上がり方がほとんど同じで、最終的には上から3番目の丙になり、同期組の栗花落カナヲは蟲柱である胡蝶しのぶの継子なので、稽古をつけてもらっているからか、登場時は竈門炭治郎達よりも強く早く階級が上がり、最終的には上から4番目の丁になります。
同じく同期組の不死川玄弥は悲鳴嶼行冥に稽古をしてもらっているほか、竈門炭治郎達と共に上弦の肆を倒すことに協力するので、最終的には上から4番目の丁になります。
また何かと竈門炭治郎達とかかわりのある村田は、実は水柱である富岡義勇と同期なのですが、階級は差が開いてしまって上から7番目の庚です。
そして柱達は甲であり、柱という事で各々の呼吸になっていますが、ストーリーが続くにつれて、炎柱である煉獄杏寿郎が殉職したことで柱の席が1つ空き、遊郭編で宇随天元が上弦の陸に勝ちはしたものの、片目と片腕を失った事で引退してしまったのでさらに空席となってしまいました。
新に柱が補充されないという事は、それだけ柱になることが難しいという事が分かり、階級が上がるのも難しく、上がっても強い鬼を倒さないといけないことから柱の条件になる甲という階級になることは難しいという事です。
鬼殺隊メンバーの階級のまとめ
今回は鬼殺隊の階級について紹介しました。
竈門炭治郎達が強い鬼と戦うごとに階級も上がり強くなっていったこと、柱達は一番上なのでそれぞれの呼吸が浮かび上がるなど、面白い仕組みです。
また鬼殺隊で階級を上げることの難しさが分かるシーンでもあります。