はたけカカシが6代目火影に就任した年齢や歴代火影と比較した強さ

はたけカカシと言えば写輪眼のカカシと他里までその名を轟かせ、第一部から第二部まで様々なシーンで大活躍を見せる木の葉きっての実力を持つキャラクターですが、その強さの所以でもある写輪眼を第四次忍界大戦においてうちはマダラに奪われ、永久に失ってしまうことになりました。

しかしそれまでの数々の功績を称えられ見事6代目火影に就任しますが、就任した当時の年齢や写輪眼を失ってしまったカカシの歴代火影達と比べた時の強さなどを考察していきたいと思います。

はたけカカシが6代目火影となったのは何話?

カカシが火影となる描写は原作にはなく、まだ第四次忍界大戦中で綱手が火影の座に就いている698話とカカシ本人が火影の座に就いたと明言している699話の間としか言えませんが、アニメオリジナルストーリーでは第704話です。

原作の最終話の一つ前では第四次忍界大戦が終結し、最終話ではカカシが火影の座をナルトへ譲り、すでにナルトが7代目火影となっている為カカシが6代目として活躍している描写は一切ありませんが、アニメオリジナルストーリーでは第704でカカシが火影の座に就任してから数話に渡りカカシの火影姿を見る事が出来ます。

ここからはカカシが火影となった経緯を見ていきましょう。

カカシの火影就任のきっかけ

6歳で中忍になり、12歳で上忍になった様にカカシは異例の速さで上忍まで上り詰め、更には暗部部隊長に任命される程の天才忍者であり、幼い頃から未来の火影になる事を期待されていた人物でもありましたが、実際にナルト達第7班の担当上忍となってからも自身の物ではない写輪眼をコピー忍者と謳われる程使いこなし、常に仲間の命を最優先に考えつつ冷静な分析と戦略の上に数々の強敵を圧倒していくという火影の器としては十分すぎる実績を積み上げていきました。

5代目火影である綱手がペインの木の葉襲来を受けて昏睡状態に陥り、火影不在となってしまった際も木の葉上層部は火影代理にカカシを指名する等里全体からの信頼も絶大なもので、いつ火影となってもおかしくない人物でしたが、実際に火影となったのはアニメオリジナルストーリーの第704話です。

第四次忍界大戦において忍連合軍は勝利を手にしたものの、その被害は想像を絶するものであり、里は壊滅状態の上にネジを初めとする数えきれないほどの忍が犠牲になっています。

ペイン襲来時にも里を守り切れず壊滅状態にまで追い込んでしまい、第四次忍界大戦でも判断が甘かったゆえに多くの犠牲を出してしまった事を問題視された綱手は責任を取って5代目火影を降りる事になりますが、そこで次の火影候補へと声をかけられたのが第四次忍界大戦でもオビトを倒し、ナルトとサスケと共にマダラに立ち向かった功績を称えられたカカシでした。

第四次忍界大戦でマダラに写輪眼を奪われ失ってしまっていたカカシは、写輪眼なくして火影として里を守り抜くほどの実力が自分にはないと考え火影となる事をためらっていましたが、この頃波の国でテロが多発しており、火影不在に付け込まれると里が危ないと感じたカカシは第四次忍界大戦から一年後のアニメ第704話で自らの里を守りたい気持ちの大きさに気が付き火影就任を承諾するに至ります。

カカシの火影就任当時の年齢

カカシはナルト第一部では26歳、3年後を描いている第二部では29歳となっており、更に第二部中には2年の月日が流れており第四次忍界大戦中は31歳という事実が「陣の書」に明記されている為、カカシが火影となった出来事が第四次忍界大戦の1年後という事を考慮すると火影就任時、カカシは32歳で6代目に就任したことになります。

カカシが火影であったのは何年間?

カカシが何年間火影であったのかもBORUTOでのナルトを初めとする大部分のキャラクターの年齢が不明な為、正確には分かりません。

ただ、アニメオリジナルストーリー「ナルトが火影になった日」でナルトが7代目に就任した当日にはすでにヒナタと結婚しており、

  • 2人の子供であるボルトも通常6歳程度で入学するアカデミー入学間際まで成長している
  • 映画「THE LAST」でカカシの火影就任の1年後からヒナタと付き合い始めたと判明

このことを考えるとカカシの火影就任からナルトへと移行するまで10年は経過しているので、カカシの火影在任期間は最低でも10年は勤めていたと考えられます。

火影となったカカシの強さ

木の葉の里の歴代火影はナルトを含め7人おりますが、写輪眼を失ってしまったカカシの強さは歴代火影達と比べるとどれほどのものなのかと言うとやはり最弱か、歴代火影達の中で唯一医療忍者である綱手より強いが他の火影達には劣るかもしれません。

そもそも写輪眼を失う前のカカシが得意としていた技と言えば、

  • 写輪眼で相手の動きを見切り、ゼロ距離で当てる事によってダメージを生む雷切
  • 写輪眼で見ている物を異空間へ飛ばす神威
  • 写輪眼で相手の術をコピーして繰り出すコピー忍術

というように写輪眼亡くしては使う事の出来ない技がほとんどであり、カカシ自身も写輪眼を持っていない自分では里を守れないと自覚していた為、第四次忍界大戦後も修行に励み通常の眼でも使える様に雷切を改良したりとかなりの努力をしていました。

しかし歴代の火影達は、最強の忍術と謳われる木遁を扱える1代目やあらゆる忍術に精通し穢土転生の開発者でもある2代目を初めとし、チャクラの5大性質を全て扱える3代目、九尾の力を扱える4代目等、カカシが写輪眼を扱えたとしても叶わないであろう実力者ばかりです。

百毫の術で回復にたけており医療忍術でその名を馳せた綱手よりかは全戦での経験も深く、頭が切れるカカシのほうが強いかもしれませんが、カカシの優れた体術や忍術を持ってしても写輪眼を失ってしまっては歴代影達やナルトには及ばない事は間違いありません。

はたけカカシが火影に就任した年齢や歴代火影と比較した強さのまとめ

カカシは写輪眼を有していた時程の実力はないものの、その頭脳と的確な判断力、また周りからの厚い人望でアニメ第704話から約10年に渡り火影として木の葉隠れの里をも守ってきました。

BORUTOではすでに火影の座をナルトに明け渡していますが、自身はナルトの相談役としてBORUTOの教育を初めとする様々な任務に関わっていますので、今後の活躍にも期待したいと思います。

【完結済み】NARUTO―ナルト―
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ここは木ノ葉隠れの里。忍術学校の問題児、ナルトは今日もイタズラ三昧!!そんなナルトのでっかい夢は歴代の勇者、火影の名を受けついで、先代を越える忍者になることだ。だがナルトには出生の秘密が…!?