ヨルの弟ユーリ・ブライア。姉愛が強すぎるあまりに裏の顔を持つ彼の正体とは。
今回は、ユーリ・ブライアのプロフィール、ヨルには秘密の本当の職業、姉弟二人の複雑な関係性についてまとめました。
ヨルの弟ユーリ・ブライアのプロフィール
- 名前:ユーリ・ブライア
- 年齢:20歳
- 出身地:ニールバーグの東側
- 好きな物:姉に関する事全般
- 嫌いな物:姉の平和を脅かすもの
- 好きな食べ物:母親が作った目玉焼きの乗ったシチュー
- 性格:普段は真面目な好青年だが極度のシスコンで、酒癖が悪い
両親は共に他界しており、7歳年の離れた姉のヨルと二人で生きてきたためヨルへの愛情はかなりのもの。久しぶりにヨルに会える日には、花束を買いスキップをしながら家へと向かうほどヨルのことが大好きです。
満面の笑みでヨルとロイドに対面しますが、心の中ではロイドがヨルの夫として相応しいのかを見定めようと、ロイドの粗探しに必死になります。
登場して初っ端から裏表の激しいユーリですが、初対面のロイドへ対する言葉遣いやヨルが結婚を黙っていたことを追求する姿から見て、表面上は常識的な人物のようですね。
しかし、ヨルの事となるとその常識的な姿は吹っ飛んでしまいヨルの不可解な発言にも、「姉さんはおっちょこちょいだなあ」と笑いながら納得してしまったり、ヨルが料理をしてまな板ごと切り刻んだ時も「姉さんすごいや」と一人だけ感動していたりと、ヨルに対しての考え方は常識離れしています。
またヨルの作った得体の知れない料理も、周りが引く中感動の涙を流しながら平らげ、ヨルの職場の同僚であるカミラには「二人してヤバイ味覚」と言われる始末。
そんなユーリですからヨルとロイドの仲睦まじい様子には激しく嫉妬し、出されたワインをガブ飲みしてロイドに因縁をつけましたが、ロイドの男前っぷりに圧倒され今はまだロイドの粗を探すことができていない様子。
裏表のある性格ではありますが、国の平和のため、ヨルの幸せのためという気持ちからくるものなので、なんだか憎めない人物です。
ユーリ・ブライアの職業
ユーリの表向きの職業は外交官のエリート。
実際1年ほどは外交官として働いていて、ヨルもユーリは外交官だと信じて疑う様子はないものの、本当の職業はスパイの天敵、国家保安局員。階級は少尉です。
国内の治安維持を目的とし、スパイ狩りや市民の監視が主な仕事で、任務のためには、暴行、盗聴、脅迫、拷問も日常茶飯事。秘密警察と呼ばれ市民に恐れられている存在なので、そんな職場でユーリは上司に「甘っちょろい」「お子ちゃま」だと言われ、一見甘く見られていることが伺えます。
しかし、愛するヨルの平和を脅かす者に対しては残忍な一面を見せ、「姉さんがいるこの国を守るためだったら何だってする」と言うユーリの顔は、ヨルといた時の幸せそうな姿とは別人のようで、特にスパイである黄昏を危険視しており、今後国家保安局員としてどのように物語に絡んでくるのか、期待大ですね。
ヨルとユーリの複雑な姉妹関係
ユーリは国家保安局員として働いていることを秘密にしている危険が伴う仕事のためヨルに心配をかけたくないという思いもありますが、日常的にスパイへ拷問をしている「汚れ仕事」だということをヨルには知られたくないのです。
一方、殺し屋である事を秘密にしているヨルも幼少期から殺し屋として生きてきましたが、その事は雇用主である「店長」以外には知られていない秘密で、殺し屋である事以外に、ロイドとの結婚が偽装である事も秘密にしているため、ユーリといる時は笑顔の裏で心配事が絶えない様子。
しかしそれも全てユーリへ心配をかけたくない気持ちからですから、ヨルのユーリに対する愛情も強いことが分かりますね。
お互いを想う気持ちから嘘に嘘を重ね合ってしまう二人ですが、二人のシーンはいつもお互いを大切に想う気持ちに溢れていて、もうこのまま嘘がバレずに平和でいてくれとついつい祈ってしまいます。
まとめ
- ヨルの弟はユーリ・ブライア(20)
- 両親は共に他界している。
- ユーリは姉のヨルが好きすぎてヨルへの理性を失っている。
- ユーリはロイドがヨルの夫として相応しいか確かめようとしている。
- ユーリの表向きの顔は外交官、本当の職業は国家保安局員でスパイの敵。
- ヨルは殺し屋である事と結婚が偽装であることをユーリに隠している。
登場回数はまだ少ないユーリですが、ヨルのたった一人の家族ですし、国家保安局員の立場で黄昏を追う人物として、これからも登場してくることは間違いありません。
ヨルの事が大好きな可愛い姿と、国家保安局員としての冷酷な姿、どちらのユーリも今後の登場が楽しみです。