アニメ『進撃の巨人The Final Season』第66話「強襲」が放送されました。
前回の第65話「戦鎚の巨人」では、ダイバー家の当主ヴィリー・タイバーが進撃の巨人に食べられ、立体機動装置を持つパラディ島の悪魔たちがマーレ国に攻め入り第66話では、アニ・レオンハートの女型の巨人を除く8つの巨人が揃いました。
今回は戦鎚の巨人の正体に加え、
- タイバー家は何者なのか
- 戦鎚の巨人の特性とは
- 進撃の巨人VS戦鎚の巨人の戦いの行方
など、戦鎚の巨人の正体について調べてみました。
戦鎚の巨人はタイバー家の誰?
9つの巨人の最後の一つである戦鎚の巨人ですが、その正体は、ダイバー家の当主ヴィリー・タイバーではありません。
タイバー家は何者?
家族がみんなが集まる場面でヴィリー・タイバーは、「この中の誰かが継承している」と言いました。戦鎚の巨人の能力を受け継いだ人間を知る者はごく一部の限られた人だけです。
タイバー家とはそもそも何者なのでしょうか?マレー人でありながら貴族であるタイバー家は、9つの巨人の1つを継承しながらも戦争の前線で戦うことがない特別な環境で生きてきました。
時は遡り、100年前に巨人大戦でタイバー家はフリッツ王に反旗を翻し、そして名誉マーレ人として政治や戦争にも不干渉の立場をとってきていたのですが、今回の演説はヴィリー・タイバーが「使命」と位置づけ、マーレとエルディアの未来を案じて立ち上がり行われていたのです。
祭事が行われる中、自分が殺されてしまうかもしれないと分かった上で、覚悟を決めた演説でした。
戦鎚の巨人の正体
エレンの登場により最初の犠牲者となったヴィリー・タイバー。
その後に現れた召使いの恰好をした女性は、「兄さん、タイバー家の勤め、大変ご立派でした」と呟き、戦鎚の巨人になります。
戦鎚の巨人、その正体はヴィリー・タイバーの妹であるラーラ・タイバーが継承していました。
戦鎚の巨人の能力と弱点
戦鎚の巨人の特徴は硬質化能力や高い応用力があり、全身は眼や口、首以外が白い外皮で覆われていて印象的な見た目をしており、「戦鎚」という名前のとおり大きなハンマーを使用して戦います。
様々な武器を巨大規模で生み出すことができ攻撃力の高い戦鎚の巨人ですが弱点があり、硬質化により体力を消耗させ、2度破壊された物質は新しく作ることができません。
戦鎚の巨人VS進撃の巨人
戦鎚の巨人は、巨人の身体より倍も大きいハンマー以外にも地面から細長い物体を生み出します。
ハンマーでエレンを潰そうとする前に、「最後に言い残すことはありますか」と彼女は聞くと隙を狙っていたエレンがミカサに「今だ」と合図を送り、ミカサが雪槍を戦鎚の巨人のうなじにあびせましたが、うなじにあびせても効果はなく、不思議に思ったエレンはミカサに戦鎚の巨人の気をそらすよう飛び回ってもらうように頼み、観察。
戦鎚の巨人は他の巨人と異なり、本体がうなじではなく別の場所(地中)に存在していて、それを見つけることが出来なければ倒せないのです。
おそらくラーラ・タイバーは、本体が見つからない内にエレンを短時間で仕留めるつもりだったのでしょう。
エレンも昔のように無鉄砲に戦場に立つ人間ではなく、鋭い洞察力でラーラ・タイバー本体を硬質化した結晶を見つけ食べようとしますが、エレンの能力ではこの結晶化したラーラ本体を砕くことはできずにいました。
そこへ現れた顎の巨人をエレンは手足を引きちぎり、顎の巨人の特性である顎に目をつけ、彼の口の中にラーラ・タイバーが入った結晶を入れて両手でかみ砕くように押し合い、顎の巨人を利用して結晶を破壊することに成功。
エレンが戦鎚の巨人の力を継承する
エレンは、バラバラに砕け散ったラーラ・タイバーの体液を絞り血を飲み、戦槌の巨人の能力を継承します。
こうしてエレンは、
- 進撃の巨人
- 始祖の巨人
- 戦槌の巨人
の3つの力を手に入れました。
まとめ
- 戦鎚の巨人の正体は、タイバー家の当主ヴィリー・タイバーの妹であるラーラ・タイバーだった。
- 戦鎚の巨人の特性は、高い硬質化能力と応用力がある。
- 進撃の巨人VS戦鎚の巨人は進撃の巨人が勝利した。
- エレンは戦鎚の巨人の能力を手に入れる。
高い能力を持つ戦鎚の巨人でしたが、エレンに呆気なくやられてしまいました。
願わくば、戦鎚の巨人の活躍がもう少し見たかったのですが、この先エレンが戦鎚の巨人の能力をどう活用していくのか見どころですね。
「巨人を駆逐してやる」と唇を噛み締めていた幼きエレンは時を重ね、巨人を、人を食べました。なんと、悲しい皮肉でしょう。
エレンの戦い方が変化したことも大きなポイントであり、戦鎚の巨人の能力を手にしたエレンが今後どんな未来を選択していくのか目が離せません。