y談おじさんとは一体何者?吸血鬼すぐ死ぬでの登場回とその後

最近ネットなどでY談おじさんという二次創作を見かけたことはないでしょうか。

このY談おじさんは吸血鬼すぐ死ぬという漫画に登場する吸血鬼の1人。

ここではその一風変わった特殊能力や、Y談おじさんが登場して街をお騒がせした回について紹介していきたいと思います。

吸血鬼Y談おじさんとは

吸血鬼Y談おじさんとは漫画「吸血鬼すぐ死ぬ」に登場する吸血鬼の一人です。

毎回現れる様々な吸血鬼のなかでも、高等吸血鬼という強い部類に入るY談おじさん。

彼は非常に強い催眠術を使いこなし、その催眠術にかかってしまった相手は自分の性癖が丸出しの猥談もといY談しか話せなくなってしまい、そんな状況であたふたする人間たちを見るのが大好きなちょっと変わった吸血鬼です。

一見するとそれだけかと思われがちですが、周りの人に自分が催眠術にかかったことやY談おじさんの危険性を伝えようとしても、その全てがY談になるのは案外困りもの

実際、ロナルドも真面目なセリフを言っているのに自分の女性の好みが丸出しの恥ずかしい会話になってしまい、精神的にもそれなりのダメージを受けたうえに他のハンターや吸血鬼対策課のメンバーにY談おじさんのことを何1つ伝えることが出来ませんでした。

口を開けば自分の好みを勝手に喋らされる上、まともに他者とのコミュニケーションを成立できなくしてしまうというY談おじさんの能力は、見ているだけなら笑えますが作中に出てくる吸血鬼の中でもかなり厄介と言えるのです。

Y談おじさん大暴れした波乱の28話

Y談おじさんの初登場は3巻28話の事で、この回がネットでもよく2次創作に使われている本家のネタです。

冒頭から自分の好みを暴露しまくる近くのコンビニの店員に困惑していたロナルドは、子供たちの悲鳴を聞きつけて吸血鬼が現れた場所に直行。

そこにいたY談おじさんから子供達を庇って催眠術を受けたロナルドは、子供たちの前でかっこいい台詞を言うはずが自分の女性の好みを喋らされて、子供達に若干呆れられることに。

その後も現場に駆け付けた吸血鬼対策課のヒナイチにロナルドが警告をしようとしても、Y談しか話せないロナウドの言葉をヒナイチは理解できずに大失敗

見事にヒナイチも催眠術にかけられてしまい、その後は他のハンター達や街の人々もY談おじさんの催眠術にかけられて、街は大混乱になってしまうのです。

Y談おじさんも吸血鬼であるため、一応は吸血するための隙を作るために催眠をかけているわけなのですが、街中の人が自分の好みを勝手に喋ってしまう様子を観察してご満悦のご様子。

そうこうしているうちに、ドラルクがY談に耐性のある吸血鬼をY談おじさんにぶつけます。

お互いに譲れぬY談に対しての情熱をぶつけ合った後に手を取り合う2人でしたが、それはロナルド達ハンターの仕掛けたトラップで、いつの間にかハンター達にしっかりと包囲されていたY談おじさんはようやく御用となったのです。

その後、ロナルドは催眠術のせいでしばらく子供達からおっぱい星人という不名誉なあだ名をつけられてしまうのでした。

Y談おじさんのその後

ハンター達の結束によって取り押さえられたY談おじさんは吸血鬼研究センターという研究所に送られてしまいました。

そこで自分と同じように収容されていた吸血鬼達と大人しく暮らしていたようですが、その後の6巻67話にて別の吸血鬼の脱走を手伝うことになり再び登場。

真剣に脱出をもくろむ吸血鬼とは違い、研究所内の全ての研究員に自分の催眠術を浴びせてY談を聞きたいといういつも通りの下心を隠して同行します。

そして、研究所内の通信指令室に辿り着いたY談おじさんは、仲間の吸血鬼に対して策があるので一瞬でいいからスキを作るように命令し、見事にそのスキを利用して研究所内の全職員に催眠術を浴びせることに大成功

ふざけるなと怒る吸血鬼をよそに、研究所内のY談祭りを見て1人ハイテンションになってしまうのでした。

しかも、逃亡者を捕獲するために用意されていた吸血鬼が催眠術によって予想外の暴走をして、計らずともY談おじさん達は研究所から脱出することが出来てしまったのです。

脱出を果たした後もY談おじさんのスタンスは変わらず、紳士的な様子で街をぶらぶらしながら色んな人々に催眠術をかけるタイミングを伺い続けています。

この後の回でも、ロナルドを一方的に敵視している半田桃の母とお近づきになったうえ、催眠術によって母親の前で恥ずかしいことを彼に暴露させてしまう回や、強そうな吸血鬼と語り合う意味深な回など様々な話でY談おじさんは暗躍を続けることに。

また、この脱出回ではY談おじさんの催眠術はカメラなどのレンズ越しにも効果があり、ますます厄介な能力であるということが分かるのも重要なポイントの1つです。

まとめ

本家本元のY談おじさんは、一見拍子抜けにも見える厄介な催眠術を持ったとても強い吸血鬼。

能力が能力なため基本的にギャグになってしまうのですが、時々見せる紳士的な姿のギャップも彼の魅力です。

3巻と早い段階で登場しておりアニメに登場する可能性も十分にあるため、今から声優予想などをするのも楽しいかもしれませんね。

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