ヒロアカにおいて最強のヒーローとして描かれているオールマイトですが、彼は激戦の果てにヒーロー活動の引退を余儀なくされます。
今回はヒロアカでデクの師匠オールマイトの、
- 何故彼が引退するに至ったのか
- そ彼がどのような人生を歩んできたのか
について何話で語られているのかを振り返ってみましょう。
オールマイトのプロフィール
- ヒーロー名 :オールマイト
- 名前 :八木俊典(やぎ としのり)
- 個性 :ワン・フォー・オール
- 誕生日 :6月10日
- 身長: 220cm
- 体重 :274kg(現役ピーク時)
- 血液型: A型
- 出身地 :東京都
- 性格 :意外とお茶目
- 好きなもの: 屋久杉・映画
- CV 三宅健太 / 玄田哲章(VOMIC)
本名は八木俊典(やぎとしのり)、年齢は公開されていませんが、エンデヴァーが45歳であり彼よりもオールマイトは先にヒーロー活動をしていたこと、オールマイトが学生の頃にグラントリノが雄英で教鞭を執っていたにも関わらずエンデヴァーはグラントリノのことを知らなかったことなどから、雄英在籍期間が被っていないことが推測され、このことから3歳年上の48歳ではないかと言われています。
アニメ版の声優は三宅健太(みやけけんた)さん。『ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース』のモハメド・アブドゥルや『オーバーロード』のコキュートスなど幅広いキャラクターを演じている三宅さんは、オールマイトの声にもぴったりで、はまり役と言えますね。
オールマイトの過去
いつも笑顔を絶やさず人々を助けるオールマイトですが、決して平坦な道を歩んできた訳ではありません。
一体彼にはどんな過去があるのか、ここではそれを見て行きます。
オールマイトの師匠は志村菜奈
今でこそNo.1ヒーロー、平和の象徴と呼ばれているオールマイトですが、実はデクと同じように彼も無個性でした。
そんな彼に可能性を見出しワン・フォー・オールを授けたのが、先代ワン・フォー・オール継承者である志村菜奈(しむらなな)です。
彼女はオールマイトの師匠として彼に多くのことを教えていたようで、オールマイトの『笑って人を助ける』という根本的な部分にも影響を与えています。
またオールマイトは彼女のことを『お師匠』と呼んでおり、尊敬の念を抱くとともにとても慕っていたのですが、彼女はオール・フォー・ワンに殺害され、それだけでなく孫が死柄木弔(しがらきとむら)であるという悲しい運命を背負っている人物でもあるので、これからの物語においても恐らく彼女の存在は大きく関わって来ることでしょう。
オールマイトの傷
デクがオールマイトと出会った第1話、その時からオールマイトはヴィランの襲撃により大きな傷を負っていたことが明かされています。
この時誰から受けた傷なのかは明かされませんでしたが、オール・フォー・ワンと対峙した際にグラントリノが『腹に穴を開けられた』と言っていること、オール・フォー・ワンが『腸を撒き散らし迫ってくる君の顔今でもたまに夢に見る』と言っていることから、オールマイトの傷はオール・フォー・ワンによるものであることが分かりますね。
オールマイトが引退したのは何話?
壮絶な人生を送ってきたオールマイトはとうとうヒーロー活動の引退を決めますが、その決め手となった戦いは何で、引退したのは何話なのでしょうか?
ワン・フォー・オールを出し切ったオールマイト
オールマイトとオール・フォー・ワンが死闘を繰り広げた神野事件、それがオールマイトがヒーローとして臨んだ最後の戦いでした。
この時既にワン・フォー・オールをデクへ譲渡していたオールマイトには、言わば残り火のような小さな力しか残っておらず、強大な力を有するオール・フォー・ワンに苦戦を強いられて活動限界を超過、トゥルーフォーム(痩せている姿)に戻ってしまいます。
それでもオールマイトは屈することなく、僅かに残っているワン・フォー・オールの力を片腕だけに集中させることによって攻撃力を確保し、その腕でオール・フォー・ワンを迎撃。最後の力を振り絞ってオール・フォー・ワンを打ち倒し、見事勝利。
しかしその代償は大きく、オールマイトはワン・フォー・オールの力を出し切り、個性を失ってしまいました。
オールマイトが引退を表明したのは原作第96話アニメ版は第50話
オールマイトが引退を表明したのは原作第96話アニメ版は第50話。
こうしてオール・フォー・ワンとの激闘を終えたオールマイトは、以前から抱えていた傷の後遺症だけでなくワン・フォー・オールを失ってしまったことでヒーローを引退せざるを得ない状況になってしまいます。
ではオールマイトが引退したのはいつかというと、神野でオール・フォー・ワンを倒した直後、最後のスタンディングをした時が引退という見方も出来ますが、正確には引退会見をしている描写がある原作第96話、アニメ版では引退表明の記事が出ている第50話でオールマイトがヒーロー活動を引退したと言えるでしょう。
まとめ
今回はヒロアカデクの師匠であるオールマイトの過去やいつヒーローを引退したのかについて見て来ました。
オールマイトも師匠である志村菜奈の言葉を受け継いで、笑顔を絶やさずに人々を助ける最高で最強のヒーローというのが表向きのイメージですが、その実彼は壮絶な戦いに身を投じて来たということが分かりましたね。
彼が引退したことで平和の象徴が失われてしまいましたが、それによってヒロアカは他のヒーローたちにより焦点が当てられるという面白い展開になって来ています。
今後ヒーローたちはどのように人々を守っていくのか、気になる所です。