鬼舞辻無惨との最終決戦を終えて平穏が訪れた最終話の204話では、一転して現代に転生または子孫が登場し話題に。
今回は原作で描かれていたカップリングがその後どうなったのか、子孫と転生者をまとめてみました。
炭治郎と同期組の子孫と転生者
ではそれぞれのキャラクターの子孫や転生について詳細に見ていきましょう。
まずは、同期組から紹介。
竈門 炭治郎(かまど たんじろう)⇒竈門 炭彦(かまど すみひこ)
- 名前:竈門 炭彦(かまど すみひこ)
- 炭治郎にそっくりな15歳の少年
- 炭治郎とカナヲの子孫
- 竈門カナタの弟
- 将来の夢は動物園で働くことで、動物の中ではスローロリスが好き
炭彦の自宅には、炭治郎が仲間たちと撮った写真や日輪の耳飾りが受け継がれています。
遺伝として受け継がれているのかねずこと同様によく眠るようで、兄のカナタに起こされるも自分で目覚めるが遅刻ギリギリの時間で「どうして誰も起こしてくれなかったんだろう~」と漏らしており、ちなみにカナタとは2段ベッドで寝ているようで、炭彦が下でカナタが上です。
祖母からは、炭治郎たちの戦いについてを話聞かせられており(炭治郎とカナヲは曾々祖父母)「死んでしまった人も生まれ変わって幸せに暮らしているはず」と教えられており、その話を聞いて炭彦はそう思うと悲しいのと寂しいのが少しだけ柔らかくなって安心する、と考えており、鬼も生まれ変わって人間として幸せに暮らしていてほしいと願っています。
心優しい性格もしっかりと受け継がれているようです。
炭治郎とカナヲの血なのか、非常に高い身体能力を持っており、校門をジャンプで飛び越えたりとパルクールのようなスタイルで登校しています。
「皆勤賞が欲しい」とのことで、遅刻をしないための時間短縮だと思われますが、民家を無断で通過したり、パトカーを飛び越えたりと危険な登校をしているためか7件も通報されており、巷では「ランニングマン」というあだ名がつけられているようで、不死川兄弟の生まれ変わりと思われる警察官コンビにも目をつけられています。
運動神経が良いため、煉獄家の子孫(生まれ変わり)と思われる桃寿郎に剣道部に入らないかと勧誘されますが、「寝る時間減るの嫌だもん」という理由で部活動には入っていないようです。
炭彦は、危険な登校をする学生として教師にも警戒されており、始業の時間前に校門を閉められるも桃寿郎と共に門を飛び越えて遅刻を回避しますが、家に警察か学校から電話が入ったようで、警察と両親に4時間叱られ公園で泣いていたところに嘴平青葉と出会い、バドミントンをして仲良くなりました。
栗花落 カナヲ(つゆり かなお)⇒竈門 カナタ(かまど かなた)
- 名前:竈門 カナタ(かまど かなた)
- カナヲに似た瞳をした16歳の少年
- 炭治郎とカナヲの子孫
- 竈門炭彦の兄
炭彦よりもしっかりとした性格をしており、登校の時間になっても起きない炭彦を28回も起こしていますが、あまりの寝起きの悪さに呆れて置いていきます。
「初恋ドロボウ」というあだ名がつくほど惚れられやすい。
一見するとクールに見えますが、我妻燈子に対しては「地球で一番可愛いと思う」と言うなどはっきりと想いを伝えていますが、「彼女はいない」と説明されているため、交際関係ではないようです。
このはっきりと物を言う性格は、祖母(おそらく故人)の話しに対し、素直な言葉を伝えることができなかったことを悔やみ、思ったことはすぐ伝えると考えるようになったためだと考えられます。
燈子の弟である我妻義照とは友人同士ですが、義照が定食屋で女性を見つめすぎたがゆえに起こしたトラブルをさらっと燈子に暴露するなど、少し毒のある性格をしているようです。
竈門禰豆子(かまどねずこ)⇒我妻 燈子(あがつま とうこ)
- 名前:我妻 燈子(あがつま とうこ)
- 禰豆子にそっくりな18歳の少女
- 善逸と禰豆子の子孫
- 弟に義照と、2人の妹がいる
- 将来の夢は検事になること
善逸のことを「ひいおじいちゃん」と呼んでおり、「あんな怖がりの」と評していることから会ったことがあるようです。
善逸が鬼との戦いを書き残した「善逸伝」についてはホラ話の小説だと思っていて、さらに気が強い性格のため特に弟の義照には耳を引っ張たり、怒鳴ったりと強く当たっています。
我妻家は大人しい女性ばかりのようですが、燈子だけが勝気な性格をしており義照にも「突然変異」と評されるほどですが、心の中では義照のことを「やればできる子」だと思っており、ちゃんとしてほしいという思いで叱っているようです。
年下である竈門カナタとは「可愛い」「かっこいい」と言い合うなど誰から見てもラブラブな関係ですが、カナタのプロフィールでは「彼女はいない」とされているため、交際関係ではないようです。
カナタの前では女の子らしく振舞っており、またネットニュースに載っていた体操選手の宇髄天満も「かっこいい!」と評しており、ミーハーな気質が見られます。
我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)⇒我妻 義照(あがつま よしてる)
- 名前:我妻 義照(あがつま よしてる)
- 善逸によく似た容姿をしていますが地毛は黒髪の17歳の少年
- 善逸と禰豆子の子孫
- 姉に燈子と、妹が二人いる
- 善逸と比べてスラっとしており身長が高い
善逸が鬼との戦いを記した書物「善逸伝」を読み、全員で力を合わせて勝利を掴みとった話に感動し涙を流し、「平和のために鬼と戦い死んでいった人たちは絶対みんな転生して幸せに生きてるんだ」と発言しています。
過去に妹をかばってトラックに撥ねられるも燈子の適切な応急手当で助かり後遺症も残らなかったようで、根は善人ではあるが、ズルばかりするとのこと。
善逸の遺伝子をしっかりと受け継いだのか同じく女好きで、胡蝶姉妹の生まれ変わりと思われる美人女学生を見た際には鼻の下を伸ばしている様子も。
青い彼岸花を枯らすというミスで批判されている嘴平青葉を女性と勘違いし、「こんな儚げで美しい人を責めるなんて酷すぎる…」と擁護するも、男性と分かった瞬間に「切腹しろ切腹!!」と叫ぶほど。
愈史郎が描いている珠世をモチーフとした作品についても詳しく、初恋も珠世の絵らしい(八百十二番”瑠璃の花と珠世”)また、甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の生まれ変わりと思われる二人の夫婦が営む定食屋では、奥さんの胸を凝視し過ぎたことにより主人に包丁を投げられています。
イチャイチャを見せつけるカナタと燈子のことは恨むような目で見ており、モテる男を目の敵にするような性格は善逸と瓜二つですね。
嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)⇒嘴平 青葉(はしびら あおば)
- 名前:嘴平 青葉(はしびら あおば)
- 伊之助にそっくりな植物学者
- 伊之助と神崎アオイの子孫
- 弟が一人いる
義照が女性と見間違えるほど整ったキレイな顔立ちをしていていますが、1年のうち2、3日のうち昼間しか咲かない「青い彼岸花」についての研究を行うも、自身のうっかりミスで花を全て枯らしてしまい、世間から批判されてしまいます。
伊之助の性格とは反対で弱々しく内気な性格しており研究所をクビになりそうな今の境遇を嘆き、「山奥に独りで暮らしたいなあ…」とぼやいて涙をこぼしていますが、本当に研究所をクビになり無職になってしまいました。
公園で泣いていたところ、同じく公園で泣いていた竈門炭彦と出会い、バドミントンをして仲良くなります。
不死川玄弥(しなずがわげんや)⇒名前不明
実弘は不死川実弥の子孫であり、苗字は不明。不死川玄弥によく似た男は転生者と思われます。
警官の先輩後輩コンビのようで、ナイフを振り回し暴れる男を2人で傷だらけになりながら捕まえて以来、兄弟のように仲良くなったそう。
危険な登校をして7件通報されている炭彦を追っているようで、登校のために走る炭彦と桃寿郎に対し、スピーカーで止まるように呼び掛けるもまったく気づかれずに激怒。
その後、2人が入っていった学校を訪れ、教師である村田のひ孫に事情を聞きその後は炭彦の母親に連絡が渡り、炭彦を4時間叱ります。
柱の子孫と転生者
次に柱の子孫と転生者をご紹介。
冨岡義勇(とみおかぎゆう)⇒義一(ぎいち)/ 錆兎・真菰⇒名前不明
炭彦が登校をしていた際にすれ違った三人組の小学生は、冨岡義勇の子孫、義勇によく似た容姿をしています。
同じスイミングスクールの錆兎と真菰によく似た子供たちは親友同士のようで、3人でおもちゃについて語り合っている際に持っているキーホルダーは、鱗滝左近次が弟子に持たせていた厄除の面に似た狐のおもちゃ。
この細かすぎるといってもいい設定に涙なしでは読めないでしょう。
煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)⇒桃寿郎(とうじゅろう)
桃寿郎(とうじゅろう)は煉獄家特有の髪型と髪色を有している少年で煉獄千寿郎の子孫にあたりますが、性格的には杏寿郎に近いためか大きい声で話すのが特徴で、身体能力の高い炭彦と並んで走り、一緒に校門を飛び越えるほどの身体能力。
剣道部に所属していて朝4時から稽古に打ち込んでおり、稽古に熱中しすぎて父親にビンタされるまで周りの声が耳に入らなくなるほどの集中力を持っています。
物事に集中すると周りが見えなくなるので、登校時にパトカーからスピーカーで呼びかけをされていた際にも炭彦との会話に夢中でまったく気づきませんでした。
炭彦に対し、運動神経を活かしてスポーツをすべきだと剣道部など部活動への参加を促しますが、炭彦からは「寝る時間が減るのが嫌」と断られています。
宇髄天元(うずいてんげん)⇒宇髄 天満( うずい てんま)
宇髄 天満(うずい てんま)は宇髄天元にそっくりな体操選手で、宇髄天元の子孫にあたります。兄妹は7人いるとのこと。
年齢は20歳で大会で金メダルを取るほどの実力者ですが、中指を立てたり記者の首を絞めたりとかなり素行が悪いことで有名なようで、ネットニュースに掲載されている写真でもあっかんべーのポーズをしていました。
それについて我妻燈子は「全部相手が何かしたから(やり返している)」と考えており、我妻義照は「顔がいいと何でも許されるのかな」と述べています。
時透無一郎・有一郎 ⇒名前不明
時透無一郎と時透有一郎の転生者と思われる双子。
まだ赤ん坊で、性別は不明。霞柄のブランケットをかけられながらすやすやと寝ています。
それを見た義照は「ウヘヘ 女の子かなあ?」と言い、燈子に気味悪がられていますが、寝顔の可愛さで言えば断トツですね。
胡蝶しのぶ・カナエ ⇒ 名前不明
胡蝶しのぶとカナエの転生者と思われるそっくりな美人女学生は鶺鴒(せきれい)女学院という学校に通っており、現代でも姉妹となっているようです。
女性好きの義照が鼻の下を伸ばしてしまうほどの美人であり、義照は「すごいいい匂いするぅぅ」と鼻の穴を膨らましています。
悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)⇒ 名前不明
悲鳴嶼行冥の転生者と思われる大柄な男性は幼稚園の先生をしているようで、エプロンをしている後ろ姿のみの登場でした。
その姿を見た善逸は「でっか!!」「ピンクのエプロンの似合わなさ!!」と評していて、悲鳴嶼は盲目でしたが、こちらは目が見えているようです。
甘露寺蜜璃(かんろじみつり)と伊黒小芭内(いぐろおばない)⇒名前不明
甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の転生者と思われる仲睦まじい夫婦で、子供は5人授かり、蛇の置物が置かれている定食屋を経営、メガ盛りの料理で有名のようです。
以前、義照が定食屋を訪れた際に奥さんの胸を見つめすぎたらしく、主人に包丁を投げられています。
不死川実弥(しなずがわさねみ)⇒実弘(さねひろ)/ 玄弥(げんや)⇒名前不明
苗字は不明ですが実弘は不死川実弥の子孫であり、不死川玄弥によく似た男は転生者と思われます。
警官の先輩後輩コンビのようで、ナイフを振り回し暴れる男を2人で傷だらけになりながら捕まえて以来、兄弟のように仲良くなり、危険な登校をして7件通報されている炭彦を追っているようです。
登校のために走る炭彦と桃寿郎に対しスピーカーで止まるように呼び掛けるも、まったく気づかれずに激怒し、その後2人が入っていった学校を訪れ教師である村田のひ孫に事情を聞き、その後は炭彦の母親に連絡が渡り炭彦を4時間叱ります。
大正時代から生きている人物
続いて、大正時代から生きている人物をご紹介。
産屋敷輝利哉(うぶやしききりや)
産屋敷輝利哉(うぶやしききりや)は無限城での最後の戦いで鬼殺隊を指揮した、鬼殺隊98代目当主。
無惨を倒したことにより産屋敷家にかかっていた短命の呪いがとけたようで、産屋敷輝利哉は現代でも存命中でした。
そして日本最高齢の記録を更新したとして、テレビで紹介されるほど長生きし、愈史郎とは大正時代から友達の関係です。
山本愈史郎と茶々丸(やまもとゆしろう、ちゃちゃまる)
山本愈史郎と茶々丸は無惨との戦いが終わった後も現代まで生きており、鬼である茶々丸と共に存命中でした。
当時は持っていなかった苗字「山本」を名乗っており、謎の画家「山本愈史郎」として珠世を題材にした絵のみを描き、生計を立てています。
彼の描く作品は世界的にも高い評価を得ており注目が高まってきているとのことですが、取材嫌いらしく訪問してきた記者に猟銃を放ったこともあるそう。
年を取らないことことに気づかれないようにひっそりと生きていますが、大正時代から存命中の産屋敷輝利哉とは友達同士のようです。
その他の子孫と転生者
その他鬼滅の刃に登場したキャラクターたちの子孫と転生者をご紹介。
鉄穴森鋼蔵、小鉄(かなもりこうぞう、こてつ)⇒ 名前不明
鉄穴森鋼蔵、小鉄の子孫と思われる小学生。
竈門カナタと話していた様子ようですが、関係性は不明。
鱗滝 左近次(うろこだきさこんじ)、桑島 慈悟郎(くわじまじごろう)⇒ 名前不明
鱗滝左近次、桑島慈悟郎の転生者もしくは子孫と思われる二人は、現代では将棋友達となっており縁側で将棋を指しています。
炭彦は登校時のショートカットのために民家の庭を毎日通過していて、家主と思われる桑島に似た老人が激怒するのが日常になっているそう。
寺内きよ、中原すみ、高田なほ ⇒ 名前不明
きよ、すみ、なほの転生者もしくは子孫と思われる小学生の女子3人組。
炭彦のことを「ランニングマン」と呼んでいるようです。現代でも仲良しなのは運命なのでしょうか?
後藤(ごとう)、竹内(たけうち)、和巳(かずみ)、里子(さとこ)
鬼殺隊の隠であった後藤と隊士の竹内の子孫である2人は、炭彦たちと同じ学校に通う学生となっており、苗字は変わっていません。
愈史郎が描いた珠世の絵に見とれていた後藤に、竹内が「彼女ではないか」とつっかかり、珠世の絵つながりで義照に話しかけられるも、面識はない様子。
その2人の背後には、沼の鬼に攫われて喰われた里子の転生者と思われる女性がおり、「和巳」という人物に話しかけています。
沼の鬼に婚約者である里子を奪われた男性も和巳であり、おそらく2人の転生者と思われますが、和巳は生存していたため子孫の可能性もありますね。
村田⇒村田のひ孫(名前不明)
鬼滅の刃に度々登場した村田のひ孫であり炭彦たちが通う学校の教師は、危険な登校をする炭彦と桃寿郎を危険視していて、始業の3分前に門を閉め勝ち誇ったように高笑いを決めるも、2人は門を軽々と飛び越え突破。
その後、怒りに震えながら2人を追ってきた不死川兄弟の子孫、転生者の警官コンビに話しかけられギョッとしています。
継国縁壱、うた⇒名前不明
最終回の現代では、継国縁壱とうたの転生者と思われる夫婦が時透兄弟の生まれ変わりである双子の赤ん坊を抱えながらほほ笑む場面が描かれています。
2人の子供に恵まれ、幸せに暮らしている様子が「仲睦まじい親子」として原作単行本23巻にて紹介されました。
まとめ
今回は鬼滅の刃に登場した転生者と子孫をまとめてみました。
多くの鬼殺隊士が亡くなってしまいましたが、現代では幸せな一面をみることができ命をかけることのない平和な世界で長生きしてほしいと思います。
また、最終話に登場しなかった鬼たちは現代ではどのように過ごしているのか気になってきますよね。
人を食べることなく太陽の下で幸せになっていてほしい、そう思わざるおえません。