鬼の頂点あの方正面

約束のネバーランドエマが要求されたごほうびは〇〇だった!ネタバレあり

週刊少年ジャンプにて連載中「約束のネバーランド」ですが、ついにクライマックスへと突入。 

物語の始まりは、孤児院だと思いながら子どもたちが幸せに暮らしていた施設が、実は子どもたちを鬼の餌にするため飼育していた農園だった事実を主人公エマが知ってしまうところからでした。 

エマは仲間であるレイやノーマンと力を合わせて、幸せに暮らせる世界を目指して農園から脱走。そして鬼の頂点とされる「あの方」の元へとたどり着きます。

後半、一部週刊少年ジャンプ本誌のネタバレを含みますので、単行本派の方は読まないようご注意ください。 

 エマの要求と「ごほうび」

人間が自由に暮らせる世界を作るため、エマは鬼の頂点と言われる「あの方」と会い、世界を変えてくれるよう約束の結び直しを頼むのですが、「あの方」から履行する代わりに「ごほうび」という名の代償を要求されます。 

「ごほうび」とは

鬼の頂点あの方横顔
引用元:原作16巻179ページより

なんでも望みを叶える代わりに、「あの方」へ捧げる「ごほうび」が必要なのですが、「ごほうび」とは一体何を指すのでしょうか。

「あの方」曰く「ごほうび」とは、その人にとってとても大事なものであり、野望・欲望・渇望などその人の大切なものであると言います。

願いを叶えたいエマですが、一体エマが差し出せる「ごほうび」が一体何なのかはずっと明かされておらず、約ネバの中でも最大の謎となっていました。 

エマの要求

願いを言うエマとあの方の後ろ姿
引用元:原作16巻181ページより

エマが世界を変えるために「あの方」に約束を結び直しにきたエマが、「あの方」へ頼んだ願いは「食用児全員で人間の世界へ行きたい。それを最後に二世界間の行き来を完全に不可能にして」というものでした。 

「あの方」はこの望みを快諾。エマに「ごほうび」を差し出すよう要求します。 

ちなみに1000年前、ラートリー家が「あの方」に頼んだ望みは「世界を二つに分けてほしい」というもので、これは鬼と人間の世界を分け、食用児を鬼へと差し出すかわりに、食用児以外は食べないという安全を手に入れたいという考えでした。 

「あの方」はこのときもラートリー家の望みを快諾しますが、エマと同じように代償(ごほうび)を求め、その内容は「その年に実った1番良い人間の肉がほしい」と「ラートリー家は鬼と人間の調停役を担う」というものです。 

ラートリー家ユリウスは世界を二つに分けることさえできれば、不安のない生活が待っていると期待していたのですが、「あの方」のごほうびのせいで未来永劫人間が「食べられる」恐怖から逃れられないことになりました。 

世界は平和になるかもしれませんが、ある一定の人間は殺され食べられるという残酷な環境をユリウスは死ぬまで見続けることになったのです。 

ついに明かされた「ごほうび」

週刊少年ジャンプ本誌最新話にて、ついにエマ自身の口から要求された「ごほうび」について明かされました。

まだ読んでいない方、単行本派の方は以下は読まないようご注意ください。

エマが明かした「ごほうび」とは

鬼の頂点あの方正面
引用元:原作16巻140ページより

エマたちが育った施設グレイス・フィールド農園の地下に、実は人間の世界へ続く道があり、エマは仲間とともに人間の世界へと向かうのですが、エマたちが人間の世界へ向かうということはつまり、エマの願いが履行されることを意味します。 

仲間たちがエマに「ごほうびは一体なんだったのか」と問うてエマだけがいなくなるのではないかと心配を隠せないでいると、エマは「大丈夫だよ」と否定し「誰も死なない」と回答しました。 

では一体「ごほうび」は何だったのでしょうか?

みんなが核心に迫ったところエマは「きみのかぞくをちょうだい」と言われたとのことでした。

しかし、エマにとっての家族は周りにいる仲間たちであり、仲間たちは人間の世界へと渡ることがエマの願いであるため「あの方」に家族を提供することはエマにとって矛盾が生じてしまいます。

すると「あの方」は「いいよ、特別に何もいらない」と答えたのです。

つまりエマは何も要求されずエマ自身も仲間も誰も犠牲にならなかったと言いますが、 レイはそんなはずはないと納得せず、エマが一人で姿を消して隠れて死ぬのでは?など疑いますが 、エマははっきりと否定します。

エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?

なぜ「ごほうび」はいらなかったのか?

ラートリー家ユリウスとふくろう
引用元:原作16巻174ページより

世界を変えるほどの望みを叶えるのに、代償は特別に何もいらないと言われたエマですが、なぜ特別扱いをされたのでしょうか?

「あの方」曰く、エマが大切にしているもの(家族)をもらうことができないことに加え、エマたちは「1000年ずっと奪われてきたから、その1000年が代償(ごほうび)」と発言しています。これは、1000年前ラートリー家が「あの方」と約束を結んだことでエマたち食用児という食べられるための人間が誕生した歴史を指します。

確かにエマたち食用児は、ラートリー家と「あの方」との約束のせいで人権を無視した理不尽な扱いを受け続け大切な仲間を失いましたが、それにしてもエマだけ「ごほうび」がいらないというのはどうも腑に落ちません。

「あの方」がエマや食用児に同情し、子どもだから、と譲歩したのでしょうか? 

どうしても本当の「ごほうび」が別にあるか、何か真実が隠されているのではないかと考えずにはいられません。

エマには鬼の血が流れているのでは?と考察していたので、エマだけ人間の世界に渡らず鬼の世界に残るのでは?と思っていましたがその予想ははずれたようで、そうなると他に考えられる可能性は、エマの脳(記憶)を「ごほうび」として差し出すことでしょうか。 

エマの高級品とされる優秀な脳は、鬼の頂点である「あの方」から見ても「とても美味しそう」と評価されていることから、「あの方」がエマの脳を欲しがる可能性は考えられます。

しかし、人間の世界へ行きたいというエマの願いを叶えつつ、脳を手に入れるには「記憶」だけエマからの「ごほうび」として受け取る可能性はないでしょうか。

エマが仲間たちに本当の「ごほうび」を隠した理由は、いずれすべて忘れてしまうのだから必要ないと判断したのではないかと考えます。

まとめ

長い間約ネバファンの間で考察されていたエマの「ごほうび」についてついに明かされましたが、なんとも腑に落ちないままです。

鬼の頂点である「あの方」が1000年間という歴史だけで「ごほうび」を無しにするのは考えにくいと思いますね。

私はまだエマは何か隠していると思いますが、あなたはどう思いますか?今後も約ネバから目が離せないです。