約束のネバーランドとにかく可愛い!美少女アンナについて死亡説も解説

少年ジャンプにて連載中の「約束のネバーランド」は子どもたちが長年孤児院だと思って生きてきた施設が、実は子どもたちを鬼の餌として飼育する農園だったという衝撃の事実から物語が始まります。

主人公のエマは食用児が笑って幸せに自由に暮らせる世界を目指して、外の世界へと飛び出すのですが、エマを支える仲間たちの力もあって、エマは世界を変えることができそうな予感。いよいよクライマックスへと突入です

とにかく可愛いアンナ

人間と鬼の世界を分断し、追われる恐怖から解放されみんなが笑顔で暮らせる世界をエマと一緒に目指す仲間の1人に、アンナという少女がいます。

このアンナがとにかく可愛い!と話題なので、スポットを当てて解説。

アンナは物静かで優しい性格

アンナは農園で暮らす小さな子どもたちの面倒をよく見ている姿が描かれていることから、とても優しく穏やかな性格であることがうかがえます。

農園から出るにはどうしても深い崖を飛び越えなければなりませんでした。アンナは小さな子どもたちが怖がらずに壁を越えられるよう背中を押してアシストしてあげていましたね。

年長者らしく下の子たちの面倒をよく見て気がつき、いざというときに力を発揮できる優秀な子どもの1人なのです。

また、ガーデニングや裁縫をしているシーンもあることから女性らしい細やかな面も垣間見ることができます。

アンナは髪型が変わってもいつも可愛い!

物語序盤のアンナは長い髪をおさげに束ねていますが、脱走する際に長い髪をばっさり切っているため短い髪の時期も。時間が経つにつれて再び伸びて、三つ編みを混ぜたストレートヘアにアレンジしていました。

子どもたちの農園脱走を手助けしてくれるウィリアム・ミネルヴァという人物を追う過程で仲間の1人が負傷し容態が悪化。

仲間を助けるために近くの農園へ侵入し薬を手に入れようとするのですが、そのときにアンナがいつもは降ろしているロングへアを後ろでポニーテールに結びます。

アンナの可愛いポニーテールに男子たちは思わず「天使」と見とれていましたね。

いざと言うときに活躍!アンナの名場面

あまり目立つ存在ではないアンナですが、仲間たちがピンチに陥ったときに真っ先に手を差し伸べてくれる1人です。

今回は印象に残っているアンナの活躍シーンを紹介します。

アンナと言えば

約ネバファンの中で「アンナ」と言って思い浮かべるエピソードといえば、アンナがレイのために長い髪をばっさり切ったことではないでしょうか?

中心人物であるノーマンはみんなで無事に農園を脱走できるよう緻密な計画を立てるのですが、その計画の中にレイが自殺したように装う場面がありましたが、もちろん実際レイは自殺せず「レイが死亡した」と監視監であるママに思わせ慌てさせることで、子どもたちの脱走の時間を稼ぐというものです。

ノーマンはレイの自殺偽装のために、衣服とハムやソーセージなどの加工肉、そして髪の毛を燃やすように指示を出すのですが、これは監視監イザベラに偽装自殺を信じ込ませるため「匂い」を重要視したため。

肉や髪が焼ける匂いを演出することで、あたかもレイが焼身自殺を図ったかのように見事イザベラを欺くことに成功するのですが、このとき焼いた長い髪の毛はなんとアンナのものでした。

アンナは自身の長い髪の毛をばっさり切り、作戦のために提供します。

のちに実はアンナの髪の毛だったことを知ったレイは「ごめん…髪…」と申し訳なさそうに謝罪しますが、アンナは「そんなことよりお誕生日おめでとう」と笑顔でレイを祝福。この一連の出来事でレイは今後何があっても仲間を家族を切り捨てたりはしない、とエマに誓うほどレイの心を動かしたアンナの行動でした。

エマのピンチに活躍

農園脱走のためエマ・ノーマン・レイは、農園の外を下見したいと考えるのですが、飼育監イザベラに見破られてしまいます。

それでもこのチャンスを逃せないと判断したエマとノーマンは、イザベラを押さえつけ強行突破を試みるのですが、なんとエマがイザベラによって片足を折られてしまうのです。

エマは抗うことを強制的に阻止され、下見どころか計画を進めることができなくなります。その間約2か月、エマはベッドからほとんど動けませんでした。

脱走計画は完全にストップしていたかと思われましたが、実はエマとノーマンはアンナを筆頭に4人の子どもたちに脱走計画や農園の真実を打ち明けており、2カ月エマが歩けない間、代わりの手足となってアンナたちが情報や物資を集めていたのです。

努力で医学を

怪我をした仲間を救うためエマは近くにある農園に侵入して薬を盗んでくることを決意するのですが、なんとエマとともに農園へ侵入するメンバーに普段は大人しいアンナが自ら志願しました。

鬼が管理する危険な農園に高級品と呼ばれる食用児たちが侵入するなど、危険しかありません。普通に考えれば医療知識がありながら戦闘力もあるザックかサンディが適任だと、誰もが思っていたはずです。

しかしアンナは、大人数で一か所にとどまることになるのだから護衛ができる人がこの場に残り、自分が危険な農園へ行って薬を手に入れてくるべきだと主張しました。

アンナが農園へ行くという言葉を聞いた仲間たちは危険すぎると最初は止めますが、最も医療に長けているザックが「アンナこそ1番薬に詳しい」と行かせてあげる決断をします。

実はアンナは1年半の間に仲間を救いたいという思い一心で、熱心に薬と医療のことを学んでいたのです。

以前、発信器が埋め込まれていた自分の耳を自ら切り落として脱出してきたエマを、真っ先に手当していたことからも医療を学びたいという気持ちがずっとあったのかもしれません。

ザックの他にもサンディやルーカス、そしてリーダーのオリバーも認めるアンナの医療知識のおかげで、アンナはエマとともに農園へ侵入し見事薬を持って帰ってきました。

アンナ死亡?その謎を解説

ネットで「アンナ」と検索すると「アンナ 死亡」というサジェストが出てくることがあるのですがそれは一体なぜでしょうか?

結論として18巻現在までアンナは死亡することなく生きており、予想なのですが、アンナではなく農園で最年少のフィルに死亡説・黒幕説が多々あり、人気キャラクターランキングでフィルに次いで人気だったのがアンナだったため検索ワードが被ったのでは?と思います。

今のところアンナが死亡する伏線は見当たらないと思いますし、みんなから愛されているアンナはきっと周りの仲間が守ってくれるはずですよね。

まとめ

あまり目立たない登場人物ながら人気ランキングでも上位のアンナは物静かで大人しい性格ですが、仲間を家族を守りたいと思う気持ちは人一倍で、誰にでも優しい少女でした。

当初は優しいという印象だけでしたが、だんだんと医学の知識を身に着け頼れる仲間へと成長したのです。

いよいよクライマックスへと向かっている約ネバに、たくさんアンナが登場してほしいですね。

【完結済み】約束のネバーランド
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「このマンガがすごい!2018」 オトコ編1位。累計発行部数は2,600万部超え。2016年「週刊少年ジャンプ」にて連載開始したダークファンタジー、通称「約ネバ」。2019年1月アニメ化。2020年12月実写映画化