復讐系漫画といっても、
- いじめ
- 恋愛のもつれ
- 肉親を殺された
など様々なものがあります。
今回は「おすすめの復讐系漫画」についてまとめてみました。
おすすめの復讐系漫画
おすすめの復讐系漫画を見ていきましょう。
御手洗家、炎上する
【おすすめポイント】
幸せだった家族を取り戻すため、母の尊厳わ取り返すための復讐劇です。
代々続く医者の家庭で幸せに暮らしでいた姉妹と両親でしたが、その家が火事で全焼してしまいます。そしてそれは母の仕業となり、母親と姉妹は家を追い出されるのでした。
姉はある事から家を出入りしていた現在の父の妻が自分の母を罪に陥れたのではないかと疑いま。証拠を探すために家政婦としてその家に入り込み、現在の妻に気に入られて、少しづつ本来母のものであったものを取り返しながら、真相を探って行く話です。
正体がバレてしまいそうになったり、現在の妻の子供との絡みがあったりと、ハラハラしながら復讐をしていくストーリーが進行して行きます。
十字架のろくにん
【おすすめポイント】
主人公が小学校の時、同級生の5人組にいじめられていて、日に日にいじめがエスカレートしていきその被害は主人公に留まらず家族にまで被害が及ぶと、ついに主人公が彼らに復讐をはじめるのです。
この作品は次の話が気になって気になって仕方がなくなってしまって、いつもドキドキハラハラする展開がいい刺激になっていています。「スリルを味わいたい!!」という人は読むだけで味わえるので、自分が復讐者になったような気持ちで読んでみてください。
辺獄のシュヴェスタ
【おすすめポイント】
15世紀あたりのドイツで親を魔女狩りに殺された少女たちが「魔女の子」として修道院に入れられ、薬物による依存・それから逃れるために自身で狩猟採集を繰り返し、計画を練りそこから脱出するというストーリーですが、親を残虐に殺された子供たちの復讐劇でもあります。
限られた閉鎖空間の中で生まれるいじめや軋轢、そこからの体罰などを乗り越えて、それにもめげずに自分の中の怒りを保ち続けると言う主人公エラの志の強さに心を打たれます。
復讐の教科書
【おすすめポイント】
うさぎが大好きな優しい主人公がクラスメートから毎日いじめられ、ある日ついには学校で大事に飼育していたうさぎまで手をかけられてしまいました。逆上するも多勢に無勢でやり返す事は出来ません。様子が変だと気付いた担任の先生が先生に任せろと言いホームルームで相談箱のようなものを作ると、チクっただろと屋上でいじめっ子に詰められ転落すると下には担任の先生がいて頭同士ぶつかり、目が覚めるといじめられていた自分は担任の先生の身体になっていました。
担任としていじめっ子たちの復讐する物語です。いじめられっ子が大人となり力を手に入れた事で、復讐を果たしていくのか先が気になり最後まで手が止まりませんでした。話が進むほどいろいろな真実が明らかになり、誰が味方で誰が敵なのか疑心暗鬼になります。最終的な結末も予想を裏切るものになっているので、衝撃的な展開を望んでいる方におすすめです。
サレタガワのブルー
【おすすめポイント】
イケメンで家事や仕事も完璧にこなす主人公の田川暢(たがわ のぶる)は、最愛の奥さんである藍子に浮気されている事実を知り復讐をする物語です。
おすすめは何といっても「不倫された」側の視点で書かれたリアル過ぎる作品です。不倫された側の葛藤や悩みが描かれており、読んでいて辛いのですが、続きが気になって読むのを止められません。そして主人公のとある大事な人がいじめの末に亡くなってしまう展開も描かれており、不倫だけではなく様々な心理描写が丁寧に描かれています。
美醜の大地
【おすすめポイント】
主人公のハナは見た目が醜いと言うことを理由にクラスメイトからいじめられるのですが、このいじめの内容が醜悪で、主人公を追い詰めるためには手段を選ばないといういじめる側の執念が凄まじく、結果、主人公は母と弟を亡くして天涯孤独になります。
主人公の手元に残ったのはお金だけ…そのお金を使い整形をするのですが、復讐のためだけに整形をするのです。整形後はいじめていたグループのなど遠く及ばないくらい美しくなりました。
そんな美人さんから繰り出される復讐は、怨念のこもった恐ろしい内容のものばかりで、謎や伏線も多く、一つの復讐が終わっても「スッキリ」できないこともありますが、作中で伏線をしっかり回収してくれるので、どんどん読み進めたくなる中毒性があります。
狼の口 revised edition
【おすすめポイント】
中世の圧政を強いられている時代のアルプス地方を描いた物語で、ハプスブルグ家の圧政に苦しむ現在のスイスの民が、現在のイタリアに通じる関所を収めるヴォルフラムの眼をくぐり抜けて外部から協力者を集め復讐を遂げる漫画です。
残虐なシーンが多く、人によっては抵抗を覚えるかもしれませんが、すっきりとした線画とシンプルなキャラクターデザインで描かれており、それでいて確かな画力と構成力で話が進み非常に読みやすいです。主要なキャラクターであっても容赦なくヴォルフラムによって処刑されてしまい絶望感も覚えますが、最後は無事に復讐に成功し、ヴォルフラムが結構残虐に子とされるものの、不思議な清涼感を覚えてしまいます。
登場人物はフィクションが多分に含まれるといえ、歴史に添った漫画なので、現代では永世中立を保つスイスが辿った過酷な歴史も学べる優れた作品です。
四度目は嫌な死属性魔術師
【おすすめポイント】
前世では、里親からのいじめによる暴力のほか、修学旅行の船が沈んでしまい死亡したなど災難続きの主人公が転生した先で次々と災難が続き、災難を引き起こした神に復讐するというのがこの作品になります。
作品を読んだ感想としては、死霊術師というネクロマンサーが主人公の漫画であるというのが新鮮で主人公の勢力がアンデットであるというのが面白い設定でした。アンデットゆえの死を恐れない特性を利用して国を作り上げていつの間にか王になっているというのも面白く、見た目5歳児程度の子供がのし上がっていくというのがとても新鮮で主人公がだんだんと人間離れしていくのがみていて面白いです。
悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~
【おすすめポイント】
読み始める前はよくある悪役令嬢の復讐漫画かなと思っていましたが、あまり見られない設定が入っている面白い漫画でした。
「レミリア」と言う悪役令嬢が主人公ですが、レミリアの中に現代日本からエミと言う少女が転生します。ここまではよく見るストーリーですが、お話の進んでいく視点はレミリアに転生したエミ!ではなく、エミが転生したことで、表に出ることができなくなったレミリアの視点で進んでいくのです。
レミリアはスクリーンのように映し出されるエミの様子を見て行くのですが、喜怒哀楽の激しさや大好きなレミリアに寄り添ってくれる様子などを見て行くうちに、エミのことも好きになり…。エミもレミリアのバッドエンドを回避するために奔走し…ほのぼので復讐なんかと縁はない!と思いきや…悪役も真っ青になるぐらい悪役顔をした本来のヒロイン枠の子にはめられていきます。
ここからは怒涛のバッドエンドへ突き進んで行ってしまいますが、そんなことを黙って見ているレミリアではありません!家族のように感じてさえいたエミを傷つけたクズ達に復讐という名の鉄槌を喰らわす、レミリアの痛快復讐漫画をお楽しみください!
復讐を希う最強勇者は、闇の力で殲滅無双する
【おすすめポイント】
主人公である最強勇者ラウルは魔王を討伐して英雄とされるはずでしたが、貴族たちに裏切られて最終的にはいじめどころか殺されてしまいます。そんなラウルですが、女神の力で蘇り、闇の力も使役して自身を裏切ったりした人たち全てに対して復讐するというお話です。
内容的にかなりグロテスクな描写が多いくらい、爽快に復讐をあの手この手でやったりするのが目玉ですが、対象は貴族だけではなく、相手が神であっても例外なく復讐していくというスケール大きい内容になっています。まだ連載中なので復讐の先に何があるかは分かりませんが、どうなるか楽しみです。
おすすめの復讐系漫画のまとめ
現実には行えない復讐の数々、いかがでしたでしょうか。
理由は違っても復讐の先にあるものは幸福とは言い難いものなのかもしれません。
それでもハラハラドキドキが止まらない復讐系漫画を読んで、あなたも復讐の疑似体験をしてみましょう。