【怪物事変】野火丸の正体とは?青年の姿と少年の姿を使い分ける理由

飯生の側近として行動している野火丸。

しかし、何かと夏羽たちに干渉したり急に毒舌になって飯生の悪口を言ったりと、不思議な点が多いですよね。

そこで今回は、

  • 野火丸のプロフィール
  • 野火丸の本当の姿とは?
  • 結局誰の味方?

など、「野火丸の基本的なプロフィール、一体どんな人物なのか」について書いていきたいと思います。

野火丸のプロフィール

  • 名前:野分 火丸(のわき ほむらまる)※戸籍取得時の名前
  • 年齢:19歳/13歳(大人の姿/子供の姿)
  • 誕生日:5月30日
  • 身長:179㎝/153cm(大人の姿/子供の姿)
  • 好きなもの、嫌いなもの:不明

野火丸自体、大人の姿と子供の姿を使い分けているので、どちらが本当の姿なのか分かっておらず、好きなものや嫌いなものもはっきりとは公言されていないため、どちらも不明なままです。

しかし単行本12巻47話で、伊予姫の母親たちが営むうどん屋に訪れた際、きつねうどんを注文し、おあげダブルで、といっているところから、油揚げが好物なのではないかと推測されます。

狐だから、ということなのでしょうか。

野火丸の声優

野火丸を演じているのは、今人気絶頂の下野紘さんです。

ご存じの通り「鬼滅の刃」の善逸役で有名で、かなり騒がしいイメージがついたであろう下野さんですが、今回は謎が多い少し静かな演技が要求されます。

しかし流石はプロ、普通に話しているときの声と毒舌になる時の声のトーンの使い分けが素晴らしく、野火丸を演じられるのは下野さんだけなのでは?と錯覚するほどにキャラクター像が固まっていました。

アニメではまだ子供の姿でしか出てきていないため、今後大人の姿がどのように演じられるのか非常に楽しみなところです。

青年の姿

野火丸には不思議なことに大人の姿と子供の姿が存在します。

基本的に夏羽たちの前に現れる際は子供の姿ですが、裏で動いている時、つまり飯生にも言えない公にはできないことで動いている場合などは大人の姿になるようです。

大人の姿が初めて出てきたのは、単行本11巻42話、〇熊質店という表向きは質屋、裏では死体取引屋を営んでいるところへ殴り込みに行った際にお披露目されており、可愛らしい顔面はそのままに、手足が長くスタイルが良いので女性ファンが増えそうですね。

この〇熊質店を営んでいるのが鬼の5人兄弟らしいのですが、その可愛らしいルックスとは裏腹に5人を欺き、あっという間に倒してしまいます。

野火丸の得意技は「花火種」と言って、指で触れたところに炎の種を植えて発芽させて爆発を起こすものらしく、植えられた相手には火傷のような跡が残りますが、幻とコンボで使われると、いつ「花火種」を植えられたか分からないため、一対一で挑むのは非常に危険な相手だと言えるでしょう。

さらに野火丸は、「右腕を新調した」と言っており、本編では詳しいことは明らかになっておらず、鬼の怪物が「なんでてめえがそれを持ってる」と驚いている描写が印象的です。

何でも野火丸が持ってきたものを炉薔薇がくっつけたと言っていますが、かなりやばいものらしく、その腕をくっつけた炉薔薇の手がズルズルになってしまうほどで、野火丸は自分の体を犠牲にしてでもなしたい何かがあると推測されます。

右腕をお披露目したことによって完全に鬼の5人兄弟を手名付けた野火丸ですが、彼は一体何を企んでいるのでしょうか。

野火丸は味方?それとも敵?

結論から言うと、現時点では分かりません

ある時は飯生の側近でありながらやたらと夏羽に近づいたり、またある時は飯生の命令に従って紺を爆発させたりと、矛盾した行動が目立ちますが、何らかの理由で飯生に嫌悪感を抱いていることは間違いありません。

単行本13巻48話、うどん屋で飯生の屋島襲撃の阻止を穏神に依頼した際、穏神に「お前なんで飯生のもとにいるんだ?」と質問された際、「僕が飯生様に従っているのは極めて個人的な理由ですよ」と述べているため、飯生を心から尊敬していないことが伺えます。

野火丸の過去については本編で全く触れられていないため、今後明らかになってくるでしょう。

かなり毒舌?

高確率で飯生の愚痴を話すときに本性が出てしまうようで、度々毒舌になっており、極めつけは単行本3巻10話で夏羽とはじめて接触した時に、夏羽に「僕,飯生様の事嫌いなんです」と暴露しています。

「もしかしたら夏羽に味方であることを示すためについた嘘なのかも」と思いましたが、読み進めていくにしたがってどんどん飯生への愚痴が出てくるので、これは本当なのでしょう。

さらに屋島が襲撃されるので手を貸してほしいと穏神に頼みに来た時には、ネコを被るのをやめて割と素のままで話していますが、「夏羽の前ではかわいい僕でいたい」という発言から、夏羽の前ではネコ被りはしばらく続きそうです。

味方のような発言が多い

野火丸は敵か味方か分からないと前文で書きましたが、読み進めていくと、実は夏羽たちの味方を思わせるような発言が多く、飯生の計画を簡単に話してしまったり、自分を仲間にしてほしいと頼んだりしています。

では、なぜ味方であると断言できないのかというと、飯生の側近という立場もあるのでしょうが、夏羽たちの不利になるような行動も同時に行っているからです。

飯生が動き始めるから気をつけろ、と助言したかと思えば、狐は簡単に信じてはいけないとどこか一線引いて自分の懐に入られないように突き放しているように思います。

これから野火丸は、夏羽たちにどの様な影響をもたらしていくのか、そして今後飯生とどうかかわっていくのか、不可思議な行動が多い野火丸から目が離せません。

野火丸の正体のまとめ

野火丸、野分火丸の正体は謎に包まれており、未だに全貌が明らかになっておらず、不思議な点が多く、一つ明確に言えるとすれば、野火丸は飯生を嫌っていて、いつでも裏切れる立場にいる、ということです。

また、飯生の側近というだけあってかなり強いので、夏羽たちの敵になるとするならば、大きな壁として立ちはばかることになるでしょう。

これから野火丸の過去についても触れる回があると思うので、それを知ることができたら今までの行動や言動に説明がついてもっと作品を楽しめるかもしれませんね。

野火丸のこれからの行動に要注目です。