今回は加藤和恵先生が悪魔の血を受け継いだ少年の物語を描いた『青の祓魔師』という作品に登場するシュラという人物について紹介していきたいと思います。
記事の都合上、ネタバレとなる要素が多く含まれますので、まだ作品を読んでいないという方は、ご注意ください。
霧隠シュラのプロフィール・年齢と正体
- 年齢：18歳(実年齢は27歳)
- 肩書：正十字騎士団 上一級祓魔師/祓魔塾魔法円・印章術、剣術1年生担当講師
- 誕生日 8月8日
- 血液型：O型
- 身長：169 cm
- 体重：不明
- 好きな異性のタイプ：強くて冷徹な男
『青の祓魔師』の中でもお色気担当といわれている霧隠シュラの素性や過去などは、原作17巻で明らかになりました。
獅郎が亡くなってしまった後、燐や雪男のお姉さん的立ち位置にいるシュラについてここからさらに深く紹介していきます。
TVアニメ版の声優は「佐藤利奈」さん
TVアニメ版でシュラの声優を務めたのは、東京俳優生活協同組合所属の「佐藤利奈」さんです。
1981年5月2日生まれで、福岡県北九州市出身の方といわれています。
2016年12月31日に結婚し、第一子として男の子を出産したことが佐藤さんのブログで明らかになっていました。
シュラの正体
ここからは修羅の正体に迫っていきます。
シュラが初登場するのは原作第4巻
シュラが初登場するのは原作3巻の第9話鬼事(おにごっこ)です。
燐が入学した正十字学園の祓魔塾には「山田」という謎の生徒がおり、いつもフードをかぶっていて顔は見えず、セリフも全くありません。
序盤はストーリーに関わることもなく、意識していませんでしたが、その正体は「日本支部が隠しているサタンにまつわるものの調査および排除」をヴァチカンから命名され、潜入調査をしていた霧隠シュラだったのでした。
アマイモンが燐と闘っていた時に、危ない状況だと察知し、シュラの本当の姿を現します。
シュラは獅郎の弟子だった？
シュラは幼少期に藤本獅郎の強さを目の当たりにしたことをきっかけに、「獅郎と子を作る！」と意気込み、獅郎の弟子になりました。
獅郎がサタンの息子を育てたことに反感を覚えているシュラは、アマイモン戦で燐が「青い炎」を使う姿を目撃したことから「サタンの息子」だと確信し、燐を始末しようとします。
シュラは燐と対峙する中で、燐が獅郎に育てられたことで揺るぎない意思を持っていることを理解し、獅郎に頼まれた通り、燐の刀の師匠となり、鍛えていくことを決心するのです。
燐が持つ「青い炎」の力を抑える効果を宿した降魔剣『俱利加羅』はシュラの腹部の入れ墨に収納することになります。
そして、「返してほしければ、強くなって、私に勝って、取り返せ、そして、証明して見せろ！！獅郎が正しかったことを」と燐を奮起させるのでした。
シュラは呪いの影響で寿命が短い？
シュラは呪いの影響は寿命にも大きな影響を与えていました。
八郎太郎大神の呪い
シュラの先祖である霧隠辰子は、ヒュドラである八郎太郎大神(通称：八郎)がシュラの生き様の美しさにほれ込み、気に入ってシュラにある呪いをかけます。
その呪いの内容が、魔剣「牙」を与える代償として30歳で必ず死んでしまうというものでした、死ぬ前に必ず辰子そっくりの子供を産んでから死ぬことが条件となっていました。
八郎がこんな恐ろしい呪いをかけた理由は、若くて美しい辰子と永遠に生きていきたいと願ったからだったので、傍からみれば、なんて自分勝手な理由だと思えますし、辰子は本当にそれが本望だったのか気になります。
シュラはこの呪いのせいで、若くして死ぬことが約束されていたため、自暴自棄な生活を送っていましたが、青森に帰郷したことをきっかけに考え方が変わるのです。
シュラは青森への帰郷を機に寿命が延びる
シュラは青森への帰郷を機に寿命が延びることになります。
雪男と契約交換？
「イルミナティが八郎の周囲を探っている」と八郎から青森に来るように連絡を受けたシュラは、奥村兄弟とともに青森へ向かいました。
青森では、八郎がシュラを操り、雪男との間に子を成させようとしますが、雪男からシュラと結んでいる契約を自分と交換するように説得されそれに応じ、シュラの契約を解除し、雪男に移そうとします。
その瞬間、燐が八郎を攻撃し、契約の移動に失敗した八郎は激怒し、シュラとともに心中することを試みました。
シュラは初めは、八郎と心中することに反抗することもなくそのまま従おうと考えていましたが、懸命に助けようともがく奥村兄弟や獅郎から生前かけられた「生きろ」という言葉を思い出し、生きようと決意し、八郎が契約の移動に失敗したことにより、シュラは寿命が延びたのです。
シュラの年齢と正体・雪男との関係のまとめ
奥村兄弟のお姉さん的存在で、頼れる姉貴肌なシュラは、初めの頃は、寿命が短いことから自暴自棄になっていましたが、青森帰郷をきっかけに寿命が延び、これからシュラがどう変わっていくのか、今後もシュラの活躍に目が離せません。
