週刊ヤングジャンプの片隅でひっそりと連載中の「スナックバス江」という漫画をご存知ですか?
ゆるい見た目に反してエッジの効いたギャグや時事ネタ、風刺ネタを放り込んでくる油断出来ないマンガです。
そんなギャグマンガ「スナックバス江」の個性豊かな登場人物の中でも、一際に異彩を放つブサイク、童貞、子ども部屋おじさん。
でも、案外育ちがよかったり、真理をついた名言を放り投げてくる。欲望にはとても正直。
それが森田直哉です。
この記事では、そんな森田直哉の名言の数々を取り上げることで、イマイチバズらないスナックバス江を応援します!
スナックバス江の森田直哉の名言集
それでは、人間の本質に迫る森田直哉の名言をお楽しみください。
親友一人おれば十分やない・・・?
森田直哉のいきなり人間の本質を突きまくった名言です。
SNSが普及し、人間関係の希薄化が進む現代社会に疑問を投げかける一言で、Twitterや Instagramのフォロワーが何万人いようとも、真に心を許せる何でも話せる親友が1人いれば十分だろう、という力強い言葉でした
現代人が見失ってしまった人間関係のなんたるかを教えてくれる良いセリフだと思いませんか?
友達のいない森田がこれを言ってくるから、たまりません。
ワイは女の敵の敵・・・ ある意味味方やん・・・!
「ワイは女の敵の敵・・・ ある意味味方やん・・・!」
森田直哉が気持ち悪い発言やブサイクな外見から自身が女の敵である、と自覚した上ので逆転の発想。
逆転の発想とはまさにこの事で発想の柔軟さに脱帽です。
「敵の敵は味方」ということわざも踏まえていて、森田の育ちの良さやインテリジェンスが垣間見えるところもポイント高し。
感情がないからワイはどう思われても平気やで
死んだ魚のような目と無表情から繰り出される無敵の一言。
「感情がないからワイはどう思われても平気やで」
感情をなくして精神的ダメージをゼロにするという、辛い現実に立ち向かうために有効なテクニックです。
感情をなくしてしまうなんて、さぞ大変なことがあったに違いない・・・と思いきや、感情をなくした原因は日常生活でイベントが何も起こらず平坦すぎるからとのことでした。
日々の仕事に追われ、日常がルーティーン化している社会人の誰しもが陥りかねない状態ではないでしょうか?
ちなみに、森田直哉本人は感情がないと影があって格好いいと割と気に入っていました。
この後、感情がないと言っている森田に追い討ちをかける明美ちゃんが大好きです。
今な・・・ オナ禁しとんねや・・・!
もはやセリフだけでは名言かどうかも怪しいですが、このセリフが出てきた回が好きなので選出しました。
「今な・・・ オナ禁しとんねや・・・!」
2020年の抱負としてオナ禁を実行に移した森田が、普段どれだけシコってるのか?という話題に終始する回です。
言い訳のしようもない程に下ネタ全開ですね。
風化しがちな新年の目標を忘れず取り組む(実際には結構シコってるという話ですが・・・)姿が美しい名言です。
童貞は悪(イビル)やで・・・!!
「童貞は悪(イビル)やで・・・!!」
全童貞を代表するかのような、心に響く名言で響きすぎて泣けてきます。
童貞は悪いことではないよね?という問いに対して、悪魔顔とともにカウンターで返した一言で、童貞(しかも子ども部屋おじさん)として、長い年月を積み重ねた達人の年期を感じます。
越えたい、でも越えられない脱童貞という高い高い壁に阻まれている森田の苦悩が出ていますね。
ワイを猫だと思って飼うしかないんやないか・・・!?
「ワイを猫だと思って飼うしかないんやないか・・・!?」
スコスコティッシュフォールドや!
独り身の女性は心の寂しさを埋めるために猫を飼いがち、では、自分が猫になれば女性と友好的な関係を築けるのでは!?という、またしても森田直哉流発想の転換です。
猫には爪も牙も、性器には棘もある。
でも森田には棘がない!というアピールとともに、可愛らしい動きを繰り出す様は少年のようで、現代社会に生きる女性の寂しい心に寄り添う、優しさに溢れた名言と言えます。
口で言うのは簡単や・・・ でもお口でしてもらうのは難しいで・・・
「口で言うのは簡単や・・・ でもお口でしてもらうのは難しいで・・・」
思わず「真理だね」と全ての男性が思ってしまう名言です。
下ネタが加速していますが、森田のセリフを選んだら自ずとこうなってしまいました。
マジメなトーンで話しているかと思いきや、下ネタに急ハンドルを切るという森田の得意技が炸裂、誰しもが思っていても言えないことを平然と言ってくれる、そんな森田がかっこいいですね。
スナックバス江の森田直哉の名言集のまとめ
以上、「スナックバス江」が誇る童貞の王、森田の名言集でした。
森田回はほぼ下ネタ回ですが、森田のセリフには現代人の心に刺さる名言が隠れているので、仕事や勉強、人間関係に疲れた時、森田の名言を思い出してください。
森田の放つ素直な、しかし鋭い一言はきっとあなたの突き刺さることでしょう。
少なくとも、クスッと笑えて、少しだけ心を軽くしてくれるはずです。