クズの本懐みたいなおすすめの漫画7選!人間の欲を描いた一興を楽しめる作品

クズの本懐といえば本来表には出さない人間の本能であったり、いい意味でも悪い意味でも欲を描いた、恋愛漫画の域を超えたドキドキが止まらない名作。

そんなクズの本懐のようなハラハラドキドキ、そして下半身が常に反応してしまいそうな漫画を集めてみました。

クズの本懐みたいなおすすめの漫画

ここからはおすすめしたいクズの本懐のような漫画をいくつかご紹介します。

ヒナちゃんチェンジ

ヒナちゃんチェンジ
引用元:Amazon

高校生の天野ヒナは、人気者の滝沢レンと幼馴染ですが、自身がいじめられているためあまり接点がなく過ごしていました。2人の間には特別な魔法があり、小指をつなぐとお互いの心を入れ替えられるというものです。ある日レンが泣いているところに遭遇してしまったヒナは、幼少期以来久しぶりに会話をします。レンは同性愛者であり、親友のマコトに告白して振られてしまったとのことでした。諦めきれないレンはヒナと「チェンジ」して、ヒナの体で再びマコトに告白をしに行きます。そしてそのまま体の関係を持ってしまいました。

自分の欲求のために、ヒナの体を傷つけたレン。それでもレンに自身の体を差し出すヒナ。物語の序盤から、こんな衝撃的なシーンが入ります。2人の秘密はいつまで続くのか。レンのことが好きなヒナ、ヒナのことが好きなマコト、マコトのことが好きなレン。3人のいびつな関係性にハラハラしっぱなしで、目が離せません。

作者:梶川岳/集英社

全3巻・完結済み

ヒナとレンは小指と小指を繋ぐと心が入れ替わる。それは幼い頃に見つけた2人だけの秘密の魔法――。高校生になったヒナとレンは、いつしか疎遠になっていた。だがある日、男友達のマコトに告白するも同性がゆえに受け入れてもらえず、傷ついたレンはそのことをヒナに打ち明ける。レンを想うヒナは体を貸すが、衝動に駆られたレンは過ちを犯し…!? 秘密の魔法で入れ替わるヒナとレンの禁断の恋が始まる――!!

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
引用元:Amazon

おんたん(中川凰蘭)と門出(小山門出)は都立下蛸井戸高校に通う高校生。ある日円盤型の謎の未確認飛行物体、通称「母艦」が東京都上空を占拠する。そこから出撃した「侵略者」の手によって多くの死者を出すがアメリカ軍の攻撃によって侵略者の攻撃を阻止する。それにより母艦は渋谷の上空で停止。

母艦が当たり前のように上空に浮遊し、侵略者と軍の抗争が行われることが日常になった東京で門出はおんたんら友人達と青春を謳歌する日常。誰も皆、人類終了の日が間近に迫っていることも知らずに。。。

おすすめシーンは、主人公の門出と高校教師の渡良瀬が不貞行為に走ってしまうことです。しかし、面白いのは教師の渡良瀬がJKの門出に欲情して襲うということではなく、門出自身が渡良瀬に恋をして何かと理由をつけて渡良瀬の自宅に上がり込み行為に走ったという所。

原作者でもある浅野いにお先生らしい作風が楽しめるので是非ご一読ください。

浅野いにお/小学館

最新9巻・連載中〜

3年前の8月31日。突如 『侵略者』の巨大な『母艦』が東京へ舞い降り、この世界は終わりを迎えるかにみえた――その後、絶望は日常へと溶け込んでゆき、大きな円盤が空に浮かぶ世界は今日も変わらず廻り続ける。小山門出(こやまかどで)、中川凰蘭(なかがわおうらん)、2人の女子高生は終わりを迎えなかった世界で青春時代を通行中!『ソラニン』『おやすみプンプン』の浅野いにお最新作!2人の少女のデストピア青春日常譜、開幕。

私たちはどうかしている

私たちはどうかしている
引用元:Amazon

和菓子が大好きな七桜と母。有名老舗和菓子屋で仕事していた母と幸せに住み込みで暮らしていたが、15年前のある日、和菓子屋の若旦那が殺されたが、その犯人は母だと若旦那の子供椿が語る。

七桜の母は逮捕され、七桜は施設に預けられて母は裁判所でそのまま命を落とし椿と七桜が離れ離れになるが15年越しに運命の再会を果たして、椿は七桜があの幼馴染だとは気づかずにその日に椿からプロポーズを受ける。母の無実を証明するため、正体を隠したまま“偽りの結婚”を利用して、光月庵に乗り込む七桜!

しかし、そこには、結婚に反対する女将の執拗な嫌がらせやドロドロのお家事情など、様々な逆境が待ち受けていて・・・!?過酷な運命に翻弄されながらも、惹かれ合う二人の物語

この作品は、一度読んだら最後まで読み終わるまで他の事に手をつけられないくらいはまってしまうし、ドロドロだけど、純愛のような恋愛漫画で面白い。漫画に出てくる帽子を被った多喜川という男も中々のキーパーソンで謎な感じもまたいいなと感じました。ありきたりな恋愛漫画に飽きているなら「私たちはどうかしている」をオススメします。

作者安藤なつみ/講談社

最新12巻・連載中~

七桜は幼いころ、母が住み込みで働いていた老舗和菓子屋・光月庵で椿と出会う。しかしある事件が起き、殺人の容疑をかけられた七桜の母は逮捕され、七桜も追い出されてしまう。15年がたち、失意の七桜の前に現れた椿。二人は和菓子の腕を競って対決することに。七桜の人生を狂わせた椿。その憎い椿は、あろうことか七桜に自分との結婚を持ちかける。七桜をかつての幼なじみとだは気づいていない椿。思いもよらない言葉に七桜は!?

サレタガワのブルー

サレタガワのブルー
引用元:コミックシーモア

グラフィックデザイナーの田川暢、妻の藍子に対して全ての家事を完璧にこなすパーフェクトな夫!そんな暢をよそに同じ会社の上司と不倫をしている様子が描かれてます。

この漫画は、暢が最初は優しいのに段々ストーリーが進むと人が変わったように藍子に逆襲をするところが見ていて面白く、藍子も藍子ですが、暢の豹変ぶりは絶対浮気なんかしたくないと思える作品です。

最近は不倫・浮気がニュースで取り上げられるほどのものですが、この漫画は一切浮気や不倫したくなくなるような作品で現在、不倫や浮気している人に見てもらいたい作品になっていて、また、思っていた復讐劇とは全く違くて誰にも真似できないものだと思いました。もし不倫されたりした場合は、この漫画を参考にしたくなる、そんなリアルを追求した展開が繰り広げられています。ただし、分冊版になっているので、内容をもうちょっと増やしてほしいですね。

作者:セモトちか/集英社

最新8巻・連載中~

美麗なオールカラー漫画! 田川暢(たがわ のぶる)は新進気鋭のグラフィックデザイナー。今日も妻の藍子(あいこ)さんは最っっっ高に可愛い。在宅ワークの暢は愛する妻のため、すべての家事を完璧にこなすパーフェクト夫! そんな暢の気持ちをよそに、藍子は他の男性と不倫していて……!? マンガMeeで人気ナンバーワンの「不倫したくなくなるマンガ」ついに電子版で登場!!

ドメスティックな彼女

ドメスティックな彼女
引用元:Amazon

初恋の相手と初体験の相手どちらをとるか?

学校の英語教師橘陽菜に恋をしていた主人公藤井夏生は、合コンで出会った女子高生橘瑠衣が陽菜の妹とも知らずなりゆきから初体験を済ましてしまいます。後日、夏生の父親が再婚することになり再婚相手と顔を合わせてみると、連れ子に陽菜と瑠衣が!
一つ屋根の下始まるドロドロ三角関係から目が離せません。

主人公夏生が姉の陽菜と妹の瑠衣の間で揺れ動くため、どのヒロインに感情移入しても時に嬉しく、時に切なく、一喜一憂する展開が続き、そこに追い打ちをかけるように、作者の流石景先生の絶妙な心理描写!2人のヒロインの気持ちが痛いほど伝わってきます。

姉の陽菜に入り込んでも良し、妹の瑠衣に入り込んでも良し、はたまた2人のかわいいヒロインの間で揺れ動く夏生に入り込んでも良し!どの視点から見ても最高に楽しめる作品です。

流石景/講談社

最新27巻・週刊マガジン完結

高校生・夏生は明るくて人気者の教師・陽菜にかなわぬ恋をしていた。だが、合コンで出会った陰のある少女・瑠衣と関係をもってしまう。そんなとき、父が再婚することに。相手が連れてきた子供が、なんと陽菜と瑠衣で!? カゲキな新生活が今、始まる!

ホリデイラブ

ホリデイラブ
引用元:Amazon

幸せな結婚生活を送っていた夫婦ですが、最愛の夫が不倫。「離婚か乗り越えるか」の中で妻が周りからの誘惑され自分も不倫をしてしまう。だがそれら全てがある人物の陰謀だった

登場人物一人一人の持った性格心の弱さや誘惑、陰謀全てがドロドロと男と女が混じり合ってそして現実でもあり得るからこその生々しさや恐怖、裏切りです。個人的には子供が居るところや不倫されてもまだ好きだと思う所、そして何より何かを企んでいる女の怖さ、こういう女が実際にも居る!という共感できる部分もあり、何があっても不倫をされた側が傷つき受け入れる努力もその後のトラウマも何もかもがされた側が辛い思いをして先に進めなくなってしまうと毎回のように思わされる漫画で、読むだけでトラウマになりそうなぐらいリアルでおすすめ。

こやまゆかり/講談社

全8巻・完結済み

30歳のネイリスト主婦・杏寿。優しい夫と子供にも恵まれ、幸せな毎日を送っていた。そんなある日、見知らぬ男からかかってきた一本の電話が、その全てを壊し始める……!!

砂時計

砂時計
引用元:Amazon

両親の離婚で田舎に引っ越すことになった杏と、そこで出会った同い年の大悟の一途な恋愛話です。結果的には、ハッピーエンドの話ではありますが、結婚に至るまでの道のりはただの少女漫画ではありません。その年齢ごとに沿って、妙に生々しく描かれています

まずは衝撃的なのは、母親の自殺です。この出来事がのちに作品のキーポイントとなってきますが、このときに杏が心に追った傷は、物語の最後の最後まで引き継がれていくことになります。2人の関係にも大きく関わってき、むしろ、物語が終わったあとも、続いていくことになるでしょう。その他にも、友人の一人は母親の不倫相手との子であったり、杏自身の結婚の破断、自殺未遂など、ただの恋愛漫画ではないダークな話も盛り込んできます。むしろ、キラキラとした少女漫画の世界なんであるはずもなく、普通の世の中の人や恋愛ぬは、多かれ少なかれ、多少のダークな部分が隠れ、それを隠して皆生きているのだと再実感させてくれる作品です。

作者:芦原妃名子/小学館

全10巻・完結済み

冒頭でいきなり明示される杏と大悟の未来。その結末を知りつつ読む杏と大悟の恋愛模様は、瑞々しくも切なく映ります。母の自殺を引きずり続ける杏と、彼女の生きる支えであろうとする大悟の、現在、過去、未来をつなぐ、14年間の一途な恋の軌跡。両親の離婚を機に母親の実家・島根に越してきた12歳の杏。その矢先に母が自殺し、杏は母の遺影に母に買って貰った砂時計を投げつけた。そんな杏に近所に住む大悟は、彼女が壊した物と同じ砂時計を贈り…。

まとめ

人本来の醜く愛すべき欲をテーマにしたクズの本懐のような漫画は若干後味が悪く感じるものの、作品としての魅力はありきたりな恋愛をテーマにしたものとは一線を画すものとなっています。

現実では体験できないクズの本懐のようなドキドキを味わえる漫画を読んで、悶々とした時間を過ごすのも一興ですね。