黒の暴牛のゾラは本作において貴族に対して良い印象を持っておらず、性格がひねくれていると言っても良い描かれ方をしているが実は根は良い奴です。
そこで今回は黒の暴牛の一員であるそんなゾラについて紹介していきます。
ブラッククローバー黒の暴牛のゾラのプロフィール
引用元:原作13巻45ページより
まだまだ謎の多いゾラはどんな性格で何が好きなのか、そしてどんな魔法を使っているのかなど気になりますよね。
そんなゾラを紹介していきたいと思います。
ゾラのプロフィール
引用元:原作19巻93ページより
- 本名:ゾラ=イデアーレ
- 誕生日:12月19日
- 年齢:25歳
- 星座:射手座
- 血液型:A型
- 好きなもの:シチュー、お父さん
本作には下民、平民、貴族などで階級分けされていますがゾラ=イデアーレは下民に分類。
もちろんその不公平な世界が色々な人のおかげで変えられつつあのですが、ゾラは少し貴族を忌み嫌っています。
ゾラ=イデアーレの強さ
引用元:ジャンプ+129話15ページより
ゾラの使う魔法は灰魔法で、カウンター罠などを得意としています。カウンター罠とは相手からの魔法の攻撃を二倍にして返したり、相手を誘導して自分の書いた魔法陣に誘い込み麻痺させたりと汎用性が高い魔法です。
ゾラは下民なので魔力量はそこまで高くないですが、頭を使って貴族(下民、平民よりも基本的に魔力が高い)と同等に戦うことができるんでしょう。
ゾラの過去
ゾラは貴族を忌み嫌っていると説明しましたがどんな悲しい事があり、なぜ忌み嫌うようになってしまったのかを紹介していきたいと思います。
ゾラのお父さんについて
引用元:ジャンプ+129話6ページより
凄くいたずら好きで子供のように笑い正義感の強いゾラのお父さんは紫苑の鯱の団員だったが、下民の団員を良く思わない貴族に後ろから撃たれてしまい亡くなってしまいました。
ゾラのお父さんの墓の前で嘲笑いながら仲間に撃たれたことを話していた所をゾラが聞いてしまい貴族の事を忌み嫌うようになってしまったんですね。
ザクス・リューグナーとの戦闘
ジャンプ+112話8ページより
権力と魔力を盾に横暴であった紫苑の鯱の副団長ザクス・リューグナーと戦い、ゾラが勝ちゾラはザクスとしてロイヤルナイツ試験に参加します。これだけではただゾラが悪いやつじゃないかと思うかもしれませんがそれは違うんです。
理不尽に息子を逮捕されたお婆さんがザクスに対して返して欲しいといったら殺そうとしました。それはやられても仕方ないですよね。
ロイヤルナイツ試験を通してゾラの変化は?
ここまではゾラのマイナスな面を色々と紹介していきましたが、ここからはどのような事がゾラに起こり、どんな風に変わっていくのかを紹介していきたいと思います。
そもそもロイヤルナイツ試験とは?
ロイヤルナイツ試験とは白夜の魔眼(人々を滅ぼそうとしている組織)に対して戦える人材を選抜する試験になっており、試験の内容はチーム戦で三人一組で自陣の持っているクリスタルを守り敵陣のクリスタルを破壊するという内容です。
そこで黒の暴牛の、
- アスタ
- ラック
- マグナ
- フィンラル
- ノエル
- 金色の夜明けのクラウス
- ミモザ
- ユノ
など、後に活躍する人たちがいっぱい出てきます。
私はこのロイヤルナイツ試験の会で色々な魔法、色々な人が出てきて凄く面白かったので是非見てもらいたいですね。
ゾラの心の変化
引用元:ジャンプ+131話5ページより
ゾラは黒の暴牛アスタ、金色の夜明けミモザと共にロイヤルナイツ試験を挑んでいきます。
ザクスの名前を借りているゾラは一回戦で前に述べた相手の魔法を二倍にして返す魔法を使い勝るのですが、独りよがりで誰とも協力する姿勢を見せなかったためアスタもミモザも素直に喜ぶことはできませんでした。
二回戦も一人で試験に臨もうとするゾラに対して協力したいアスタは、ゾラが勝手に仕掛けた罠を全部破壊。
こういうところは本当にアスタらしいですね。
そしてアスタの思惑通り協力して勝つことができ、この辺からゾラは心が変化し、三回戦も協力して実の兄フィンラルを殺そうとしたランギルスのチームと戦い、結果として引き分けたものの、この時ゾラはあることに気付くことができました。それは、みんながみんな力を武器に国民を脅したり差別をする魔法騎士団ではないと。
やっぱり根はいい奴なのでしょう。
試験を終えて
引用元:原作15巻47ページより
ロイヤルナイツ試験を終えて去ろうとしていたところに魔法帝がやってきて”自分のローブを身につけてもいいんじゃないかな?”と言います。まさかの以前ヤミ・スケヒロ(黒の暴牛の団長)に誘われていたんです。
そしてゾラはロイヤルナイツにも選ばれ活躍していきます。
その後のゾラの活躍
引用元:原作19巻97ページより
その後ゾラはしっかり魔法騎士団と協力して白夜の魔眼と戦っていくんです。何と言っても上記の写真のように貴族のノエル(黒の暴牛)、ノゼル(銀翼の大鷲の団長)などと協力して白夜の魔眼に立ち向かっていて感動します。
それ以外にも一人で大勢と戦って瀕死寸前のメレオレオナ(紅蓮の獅子王の団長代理)をアスタと協力して助け出すなどし、忌み嫌っていた貴族たちとも協力しているので、本当に変わってくれたんだなとゾラが出てくる話を読むにつれて感動ですね。
まとめ
一部分だけ見ると確かに意地悪ですがしっかり自分の意見を持っていて正義感が強い人だと知っていただけたのではないのでしょうか。
ブラッククローバーは新章に突入して、その章でも頭を使い仲間と協力して戦ってくれるのではないかと思っています。
これから激アツな展開が来ることは間違い無いので目が離せませんね。