鬼殺隊の中でも兄貴的存在である煉獄杏寿朗ですが、無限列車編で煉獄杏寿郎で死んでしまうと言われています。
- 一体無限列車編で何が起こったのか
- 本当に死んでしまうのか
など、煉獄杏寿朗の雄姿を原作7巻~8巻までが収録されれいるであろう無限列車編をまとめました。
また、煉獄杏寿朗を知る上で大切な煉獄家族についてもまとめましたので、さらに煉獄杏寿朗が好きになること間違いなし。
無限列車編は映画化も決まりました!大画面で煉獄兄さんのかっこいい戦闘シーンを見届けましょう。
目次
煉獄杏寿朗は生きている?
引用元:鬼滅の刃
鬼殺隊の炎柱・煉獄杏寿朗は無限列車編で死亡してしまうのでしょうか?
結論から言うと「煉獄杏寿朗は死んでしまいます」上弦の参・猗窩座との命を懸けた戦いで煉獄杏寿朗は命を落とすのです。
鬼滅の刃無限列車の前編
那多蜘蛛山での傷も癒え、蜘蛛の鬼との戦いの際に発動させた「ヒノカミ神楽」についての情報を得るため、炭治郎・善逸・伊之助の3人は、煉獄杏寿朗がいる無限列車に向かいますが、ヒノカミ神楽について情報を得ることは出来ませんでした。
しかも、三人が乗車している「無限列車」は短期間のうちに40名以上の行方不明者を出している危険な場所で、いつ鬼がでても不思議ではない状態なので、柱である煉獄杏寿朗が出動したのです。
無限列車前編「下弦の壱・魘夢」54話~62話
引用元:鬼滅の刃
下弦の壱・魘夢の血鬼術により、夢の中へと引きずり込まれた煉獄・炭治郎・善逸・伊之助は、それぞれ夢を見ていました。
- 善逸は禰豆子とデートをする夢
- 伊之助は洞窟の探検をする夢
- 炭治郎は鬼に殺された家族と共に過ごす夢
これが煉獄さんの幸せな夢なのだから、正直弟くん死んでそうないしそれに近しいことになってそうだし、煉獄さんが千寿郎であった場合杏寿郎さんがそうなってるじゃん?しのぶさんと被っちゃうよ pic.twitter.com/iE1Z5hAAF8
— 萬蛇矛騎士 (@mandomofthedead) April 5, 2017
煉獄は、柱になったことを父に報告している夢でした。
しかし、その報告をあしらう父、弟・千寿郎からは「自分も柱になれば父が認めてくれるのだろうか」と問われ、兄・杏寿朗は「どんな道を歩んでも、立派な人間になれる、強く生きよう!」と熱く励まし、重く辛い過去の出来事ですが、杏寿朗は負けず熱い心で自身の心に鼓舞するのです。
煉獄は覚醒後、炭治郎たちに魘夢の退治を任せ、乗客200人すべての命を守りました。
的確な指示と圧倒的なリーダーシップがあってこそ成せた技ですね。
無限列車中編「上弦の参・猗窩座」63話~66話
引用元:鬼滅の刃
下弦の壱・魘夢との戦いが終わったのも束の間、「上弦の参・猗窩座」が現れます。
すぐさま煉獄は反応し、「炎の呼吸:弐ノ型 昇り炎天」で猗窩座の腕を真っ二つに!しかし斬ったはずの腕は凄まじい速さで回復していました。
猗窩座が無限列車に来たのは残党狩りではなく、煉獄に鬼にならないかと提案しにきたのです。柱という存在は”人間として至高の領域に近づいている”と考えており、至高に辿り着けずに老いて死ぬのはもったいないと言うのです。
煉獄は、「老いるからこそ、死ぬからこそ、堪らなく愛おしく尊い。俺は如何なる理由があろうとも鬼にはならない」ときっぱり断ったのです。煉獄家の誇り高き思想と、人間の尊さを語りました。
第1位
【下弦壱魘夢戦〜上弦参猗窩座戦】
2017年ジャンプと言えばこれ
あえて魘夢戦も含めてるのは猗窩座戦が鬼と人の対比を描いていたことに加えて下弦と上弦の対比も描いていたから#ジャンプベストバウト2017 pic.twitter.com/f2XTYNeQ86— ウララ (@urara256) January 2, 2018
提案を断ったことにより、猗窩座は煉獄を殺しにかかります。炎柱・煉獄杏寿朗と上弦の参・猗窩座の戦いは凄まじく、炭治郎はあっけに取られて動けなくなってしまう程、猗窩座と互角の戦いを繰り広げていく煉獄杏寿郎でしたが、鬼とは違い負った傷は癒えない。
土煙が消えると、そこには猗窩座に胸を貫かれている煉獄の姿がありました。瀕死の状態であるにも関わらず、必死に刀を振り、首を狙い続けていると朝日が昇り始めこのままでは灰になると猗窩座は焦ります。日の当たらない日陰に逃げようとしますが、煉獄を貫いた右腕が抜けない。その隙に炭治郎と伊之助が日輪刀を振り上げ首を狙うのです。
引用元:鬼滅の刃
しかし、猗窩座は自らの腕をちぎり戦いから逃げたのです。炭治郎が日輪刀を猗窩座の胸に突き刺し「逃げるな卑怯者!」と怒る。煉獄は、炭治郎の傷が開いてしまうと諭し、自分の命はもう長くないことを悟り自分の知っていることを伝えました。
- 煉獄家の手記に「ヒノカミ神楽」についての手がかりがあるかもしれないこと
- 父と弟に遺言を伝えること
- 禰豆子を鬼殺隊の一員として認めること
煉獄は「胸を張って生きろ、今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ。俺は信じる。君たちを信じる。」そう言い残し薄れゆく意識の中で、煉獄杏寿郎の母・瑠火(るか)の姿が現れます。
引用元:鬼滅の刃
「母上、やるべきこと、果たすべきことを全うできましたか?」
「立派にできましたよ」
無限列車後編「煉獄杏寿郎が遺したもの」67話~69話
煉獄杏寿郎が亡くなったあとに炭治郎は遺言を届けるため煉獄家を目指しました。到着すると弟・千寿郎と、亡くなった息子に対して悪態をつく酔っ払った父親、すると父親は炭治郎が「日の呼吸」の使い手であることを見抜き、殴りかかってきたのです。
父親曰く日の呼吸と言うのは全ての呼吸のはじまりとも言われている呼吸で、つまり最強の呼吸。
鬼を唯一倒すことのできる武器である「日輪刀」は鬼殺隊が所有している日輪刀の多くは通常の日本刀と同じ形をしていますが、柱の使う日輪刀はどれも特殊なものが多いのも特徴。 今回は「鬼殺隊が使う日輪刀と日輪刀の色についての関係」についての紹介[…]
父親は所詮、炎の呼吸も日の呼吸の派生にすぎないと考えており、日の呼吸が使える炭治郎を嫌い、煉獄杏寿郎や自分の悪口を言われ炭治郎は父親を殴っての喧嘩沙汰になりますが、頭突きによって喧嘩を収束させました。
居間で煉獄杏寿郎の遺言と手記について弟・千寿郎に伝え、手記を読ませて貰いますが、ズタズタに切り裂かれており中はほとんで読める状態ではありません。
手記のことは諦め、まずヒノカミ神楽について使いこなせるよう努力することを決意する炭治郎。そして、煉獄杏寿郎のように強い柱になると伝え煉獄家を後にしました。
引用元:鬼滅の刃
その後、酒を飲み続ける父に向って、千寿郎は一言「体を大切にしてほしい」。それが杏寿郎からの遺言で、父は酒を飲む手を止め、涙を流したのでした。
煉獄家の責務
煉獄家は父と母、兄・杏寿郎と弟・千寿郎の四人家族で、代々炎の呼吸の使い手を輩出している名門一族でしたが、今では父は飲んだくれるようになってしまいました。その背景には何があったのでしょうか?
また、杏寿郎の強く優しく熱い精神はどのように生まれたのでしょうか。
母・瑠火(るか)
引用元:鬼滅の刃
幼い頃から、煉獄家の誇りを教えてきた存在です。
「弱き人を助けることは、強く生まれたものの責務」と教え、杏寿郎を厳しく指導していました。無限列車編では特にこの教えがあったからこそ上弦の参・猗窩座をあそこまで追い詰めることができたのでしょう。
この教えを胸に、杏寿郎は柱になるべく日々鍛錬を積み重ね、鬼殺隊の炎柱に上り詰め、そうして、煉獄杏寿郎は「弱気者を救う剣士」になったのですが、母は弟・千寿郎が物心つく前に病死、死に際には「強く優しい子の母になれて幸せだった」そう言い命を引き取りました。

父・槇寿郎(しんじゅろう)
引用元:鬼滅の刃
鬼殺隊の元・炎柱でしたが、現在では酒浸りになり、杏寿郎に対して悪口を言うなど良い印象はないのですが、それには原因があったのです。
杏寿郎が幼い頃は、剣術や炎の呼吸について指導を行うなど、良い父親でした。しかし、煉獄家にある書物を見てしまった事、愛する妻・瑠火の死が父を飲んだくれの道に変えてしまいました。
煉獄家にあった書物とは始まりの呼吸である「日の呼吸」について。
どの呼吸よりも強い事実を知ったことにより、どんなに鍛錬を積んでも日の呼吸に勝つことはできないのだと、自分の強さに自信が無くなってしまったため、炭治郎が日の呼吸の使い手だとわかった時、見下されたと思って殴ってしまったのです。
しかし、現在では息子の雄姿と炭治郎との交流経て、再び剣士であることに誇りを持つようになり、炭治郎たちと共に鬼と戦うようになりました。
十二鬼月 上弦の壱・黒死牟の使用する「月の呼吸」は、その独特な刀から三日月型の斬撃を繰り出す攻撃を仕掛けてくるのが特徴的。 今回は他の呼吸とは異様な「月の呼吸の一覧」を、全てまとめてみました。 月の呼吸一覧 では早速月の呼吸を分か[…]
弟・千寿郎(せんじゅろう)
引用元:鬼滅の刃
炎の呼吸を代々継承してきた煉獄家に生まれるも、剣技の才能に恵まれることはありませんでした。
物心つく前には母は亡くなっており、酒に溺れた父の背中をみて育ってきた弟・千寿郎を兄・杏寿郎は不憫に思い、父から教わった剣術や炎呼吸について自ら指導しましたが、日輪刀の色が変わることはなく、剣士としてではなく、他の形で人々を支える事を涙ながらに決意しました。
謙虚で物腰が低い千寿郎ですが、優しさと芯の強さは兄譲りなのです。
無限列車編で煉獄杏寿郎は死ぬ?のまとめ
煉獄杏寿郎は無限列車編、鬼滅の刃第66話で上弦の参・猗窩座との戦いにより命を落としてしまい、結果として鬼の首を取ることは出来ませんでしたが、乗客全員を無事に守り抜きました。
煉獄杏寿郎は誰よりも優しく、強く、そして熱く、最後までその生き様を曲げることなく、炎柱としての責務を全うし、杏寿郎が最後に語り掛ける言葉一つ一つが身に染みて、できる事ならもっと杏寿郎の活躍が見たかったと誰もが感じたでしょう。
煉獄は鬼滅の刃にて出番は短いながらもこんなに読み手を引き込ませることが出来る魅力は凄まじく、父にどんなに酷いことを言われても負けない心は、私たちも学ばなければいけないと感じました。
これからも炭治郎たちの兄貴として寄り添っていて欲しいですね。


